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「その問題、ナッジで解決できるかも!」12月号:「決めたことは 守りたくなる」

【あらすじ】月刊誌「へるすあっぷ21」(法研)で連載中の「その問題、ナッジで解決できるかも!」。青森県保健所・竹林紅所長と横浜市・高橋勇太保健師と私の3人がナッジを学びながら、ナッジマスターを目指す成長日記です。
ナッジ活用のポイント、EASTを勉強中の紅さんと髙橋君。2人は健康教室の参加率が低くて悩んでいます。そこにナッジを使った公衆衛生施策の先駆者・福田吉治先生(帝京大学大学院)と竹林博士が通りかかりました。

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【クイズ】乳がん検診通知を、デザインを工夫し、自分で受診場所と日時を記載する様式に変えたところ、受診率はどれくらい増えたでしょうか?(立川市)
① 1.2倍  ② 1.5倍  ③ 3倍

答えはへるすあっぷ21 12月号で!

【全国のナッジ紹介】
今月は神奈川県の野崎さんから報告です。

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※野崎さんは自慢の楽器と一緒に写っていましたが、レイアウトの都合上、楽器がカットになってしまいました。オリジナル写真はこちらです(本人了解済み)。かっこいい!

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【謝辞】
福田吉治先生、御登場ありがとうございました!本稿執筆にあたり、㈱キャンサースキャンから御協力をいただきました。

【もっと知りたい方へ】
厚生労働省WEB「受診率向上施策ハンドブック(第2版)」
Milkman et al, “Using implementation intentions prompts to enhance influenza vaccination rates”, 2011.
Martin et al, “Commitments, norms and custard creams – a social influence
approach to reducing did not attends (DNAs)”, 2012.

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