「その問題、ナッジで解決できるかも!」8月号:「デフォルトを工夫」
【あらすじ】
へるすあっぷ21(法研)で大好評連載中の「その問題、ナッジで解決できるかも!」。公衆衛生医師の紅さん(青森県保健所長)、保健師の高橋君(横浜市健康福祉局、横浜市行動デザインチーム(YBiT)コアメンバー)と竹林の3人でナッジマスターを目指しながら、次々に現れる健康課題を解決していきます。今回はEASTの1つ目、Easy(簡単に)の応用編を学びます。
Easyナッジを活用したら、定期健診受診者は増えたけど、がん検診を受けない人がまだ多いことに悩む紅さんと高橋君。せっかく健診会場まで来て、あともう一押しなのに、もったいないですよね。
この問題、ナッジで解決できるのでしょうか?
【クイズ】申込用紙が①希望する検診項目をチェックする様式と②推奨する検診項目をあらかじめ提示して、受けたくない項目には理由記載の上、申告する様式。どちらの受診率が高かったでしょうか?
答えはへるすあっぷ21 8月号で!
今回で紅さんと高橋君はEasy編をクリアし、次号からはAttractive編に入ります。お楽しみに!
【YBiT情報コーナー】
第79回日本公衆衛生学会(オンライン)にて、竹林博士と髙橋君などが「公衆衛生分野におけるナッジ活用の現状と可能性~行政施策への応用と産官学連携に向けて~」(座長:村山洋史先生)と題したシンポジウムを開催します。この連載のような明るい雰囲気でナッジの魅力を発信していきます。お楽しみに!
日本公衆衛生学会学術大会はこちら→HP
【謝辞】
本稿執筆に当たり、村山洋史先生(東京都健康長寿医療センター研究所、YBiTアドバイザー)に御協力をいただきました。ありがとうございました!
【もっと知りたい方へ】
厚生労働省WEB・受診率向上施策ハンドブック(第2版)をお勧めします。
記事に共感いただければサポートのほどお願いします。研究費用に充てさせていただきます(2020年度は研究費が大幅減になってしまい…)。いい研究をして、社会に貢献していきます。