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「その問題、ナッジで解決できるかも!」9月号:「感情に響くアプローチを」

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【あらすじ】月刊誌「へるすあっぷ21」(法研)で連載中の「その問題、ナッジで解決できるかも!」。青森県保健所・竹林紅所長と横浜市・高橋勇太保健師と私の3人がナッジを学びながら、ナッジマスターを目指す成長日記です。今回はへるすあっぷ21(法研)で大好評連載中の「エビデンスで読み解く 身体活動研究所(明治安田厚生事業団・甲斐裕子先生執筆)」と「その問題、ナッジで解決できるかも!」のコラボ企画です。
紅さんと高橋君は、運動不足の住民を運動へと促すのに苦労していようです。そこに甲斐裕子先生と竹林博士が通りかかりました。この問題、ナッジで解決できるのでしょうか?今回はEASTの2つ目、Attractive(印象的に)を学んでいきます。

【クイズ】洗車カードに8個スタンプを集めると1回無料になります。どちらの達成率が高かったでしょうか?
①8マスがある用紙を渡された場合
②10マスがある用紙に既に2個スタンプが押されている場合
答えはへるすあっぷ21 9月号で!

【YBiT情報コーナー】
コロナ対策でもAttractiveナッジが使われています。宇治市役所(京都府)ではトイレにピンクの用紙に手書きでインパクトのある貼り紙をしたところ、石鹸使用量が増えました。このように、デザインや表現を工夫し、印象に訴えることで、見た人は行動する可能性が高まります。

宇治市役所

【謝辞】
本稿執筆に当たり、宇治市役所に御協力をいただきました。また、コラボ企画に御協力いただいた甲斐裕子先生、へるすあっぷ21編集の皆様、大変ありがとうございました!

【もっと知りたい方へ】
「スイッチ!」(ハースほか)、「影響力の武器 実践編」(ゴールドスタインほか)



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