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DV、モラハラ、いじめで苦しむあなたへ

先日10年来のNPD(自己愛性人格障害)と縁切りが晴れて成立した。非常に大変な10年間だった。大げさに表現するのであれば『よくぞ生き延びた!!!』と大声で自身の肩をたたいて労いたいくらいだ。心象風景として語るなら、今は焼け野原と化した場所に突っ立ってるだけでなので、瓦礫を片付けて徐々に復興をとげようと決意を新たにしている段階だ。落ち込んでいる暇はない。(むしろそちらに気持ちを向けられるのは幸運でもある)

復興活動の一環として、NPD人間との思い出をポツポツと書き記しておくようにする。今現在苦しんでおられる方に届いてくれれば、とわずかばかり思うし、何より文章化することが生き地獄だった日々の供養につながると考えるからだ。

今現在、DV、いじめ、モラハラ等NPD人間に攻撃を受けていて苦しんでいる方に声を大にして言いたいことがある。それは

あなたは悪くない

だ。周囲の人間が何と言おうと、誰からも理解を得られず助けてもらえなかったとしても、NPD人間やその取り巻きから『お前がおかしい』と繰り返しあざ笑われていたとしても

あなたは悪くない

あなたはきっと非常に努力家で自分自身に厳しく、他者に対して責任感と優しさを持っている人だろう。このような褒め言葉を正面切って言われると『いえいえ私なんてまだまだ…』と居心地の悪ささえ覚えてしまうくらいに真面目な人間だ。恵まれた家庭環境によってそのような優しい気質となったのかもしれないし、機能不全家庭で育ったにもかかわらずたゆまぬ努力を続けてここまできたかもしれない。あなたが育ててきた性質はとても素晴らしいし、私は何歳であれ世間の荒波にもまれつつもこの気質を大切にしてこられたあなたを尊敬する。

あなたは悪くない、間違いなく悪くない、しかしその誠実さや優しさはNPD人間には格好の餌食なのだ。世の中は性善説ではできていない。人間の中にも一定数餓鬼はいる。飽食の時代に育った私が出会った餓鬼は愛情に飢えた餓鬼だった。人は飢えていても腹いっぱい食べれば満たされる。でも、愛情に飢えると底なし沼だ。『NPD人間に愛情を注ぐことは穴のあいたバケツに水を注ぐのと同じ』とネットで誰かが言っていたがその通り過ぎる。近しい相手であるほど愛情を注ぎ続けようと努力するだろう。しかし、それは悲しいが無駄だ。

よく自己啓発書等で『あなたが変わればあいても変わる』というフレーズが使われており、私は上記の言葉を誤解して『私がもっと身綺麗にすれば…』『私がもっと仕事を完璧にこなせるようになれば…』『私がもっと相手の話を聞いていつでもニコニコ笑っていれば…』と『努力』を重ねていた。私がそのように『変わる』と相手も変わった。私を益々見下し軽んじるようになる、という方向性で。望んでいない方向へどんどん状況が変化していったのでベクトルを変化させた。相手と縁切りをするためにわき目もふらずにがむしゃらに突っ走ったのだ。結果として、今私は心穏やかにすごせる場所にようやくたどり着いている。

最善手はNPD人間とかかわらない、逃げる、に尽きるが、そう簡単にいかないケースの方が多い。対処法含め私にとって非常に有益な情報をくださった方々を下記に残す。具体的、効果的な情報を発信し続けてくださるお二人には感謝してもしきれない。逃げられない環境下においても有効な手立てを惜しげもなく公開されているので、参考にしていただけると幸いである。

あなたは悪くない。一刻も早く異常な環境から抜け出せることを心より願っている。

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