【23年3月】ネット予選に向けて…【SVダブル】
3月お疲れ様でした。
本当、忙しい月でしたが続け様にネット予選が始まりますので
ここが踏ん張りどころですね。
レギュレーションC
目標を持ってポケモンをプレイしていくと言った傍から
ネット予選の告知があったため、今月はそちらの準備に尽力していました。
しかしルールはレギュレーションCなのでランクバトルで調整できません。
そこに毎日仲間大会を開催されているとの情報が入り、早速情報収集と
自分のPT育成を始めました。
今回はPTの推移とそれぞれの感想を記録します。
また、各日程に撮影した動画をピックアップして投稿してますので
よろしければ合わせてご参照ください。
※動画リンクは「まとめ」に記載しています。
第1歩目（3/8）
【構築経緯】
レギュレーションBでも強かったイダイナキバがチオンジェンと
ディンルーに対して強いため、最初はイダイナキバを軸に組んでみました。
ファイアローとの組み合わせ相性が良いですが、使ったことが無かったので
主軸はこの2匹になります。
物理環境となるため、鬼火が使えることも偉いと考えていました。
事前情報でイーユイハバタクカミの並びも多いと聞いていたので
テツノツツミでイーユイの上を取り、ハッサムのバレットパンチで
ハバタクカミをメタることを考えました。
また、カイリューの神速然りパオジアンと先制技の組み合わせが強いため
ファイアロー、ハッサムも強いのでは？と考えて候補に挙がりました。
最後はもう1体格闘が欲しく、また格闘と神速を無効で受けられる
ゴーストタイプも1匹は必要と考えたため、コノヨザルを採用しました。
【環境】
環境初期特有の「強い組み合わせを詰め込みました」と言わんばかりの
PTが非常に多くいました。
イーユイハバタクカミ、イッカネズミコノヨザル、パオジアンカイリューの
6匹なんてことも…
また、ディンルーチオンジェンコノヨザルキョジオーンといった
陰キャ構築もしばしば当たりました。
立ち回り的には環境序盤という事もあり、かなり短絡的なものが目立ったと
思います。
【使用感】
ファイアローに使いづらさを覚えました。
この時はパオジアンカイリューがかなり流行っており、
それ以外も先制技が非常に多かったため
ファイアローの疾風の翼を潰される盤面が多発しました。
一方でハッサムとテツノツツミは選出率が高く、活躍が目立ちました。
パオジアンカイリューに対してはハッサムのファストガードが強く、
テツノツツミが凍える風を使うことでハッサムでパオジアンを縛り、
ノーマルテラスタルしたカイリューは格闘技を持ったポケモンが
4匹いたのでカモにすることができました。
イーユイハバタクカミは2匹とも拘り持ちの可能性が十分にあるので
イーユイは水テラスタルしたテツノツツミのハイドロポンプで倒し、
ハバタクカミはハッサムのバレットパンチで倒すといった
EasyWinが発生しました。
ただ、前提として水テラスタルをテツノツツミに切らなければならない点と
ハイドロポンプを当てないと負けに直結する点はどうしても不安です。
また、イダイナキバの地震に安心できる強さがありました。
ハッサムやコノヨザルを巻き込みながら地震を撃つことは選択肢として
切られることが多いのか、そのまま有利盤面を作れました。
命の珠で十分な火力を確保しているため、テラスタルは行動保障が作れる
鋼で正解だったと思います。
【強かった点】
・流行のイーユイハバタクカミやパオジアンカイリューに対し強かった。
・格闘2枚が環境に刺さっていた。
【改善点】
・先制技が多く、ファイアローを上手く使えなかった。
・達人の帯ハッサムは弱点を突けない時の火力が思った以上に低い。
・裏から出すパオジアンは真価を発揮できていない感じがあった。
第2歩目（3/12）
【構築経緯】
使用感がイマイチだったファイアローを抜きました。
他に先制技が強いポケモンと言ったらイルカマンということで、
パオジアンカイリューと合わせ、使用感の良かった3匹と組ませたPTです。
カイリューを採用することで初手からのパワーを上げています。
前回以降、急激にバンギラスルガルガンが増えていると情報があったため
先発に起用しやすいハッサムに雨乞いを持たせてパオジアンのタスキや
カイリューのマルスケを守りつつ、イルカマンの強化を画策しました。
【環境】
バンギラスルガルガンの使用率が急上昇し、カイリューのテラスタルも
飛行テラスタルが増えたりと、環境が動いている感じがありました。
イッカネズミコノヨザルは相変わらず使用率が高く、
一方でチオンジェンの使用率が低くなっていました。
【使用感】
唐突にパオジアンを裏から出し、イルカマンなどの火力を上げる動きが
刺さる場面あったり、チョッキカイリューの耐久力は対面の安定感が
勝ちに繋がったりと、ポケモン自体は強かったです。
ただしカイリューは飛行テラスタルを切らないと火力が無く、
逆鱗が欲しい場面が何度かありました。
イルカマンも引き先に困ることが多く、思ったほど動けませんでした。
しかし先述の通り、個々は活躍した場面もあるため単体ではなく
構築単位の悩みになると考えてます。
改善策としては、グレンアルマイエッサンが少ないことから
まずカイリューはアイススピナーを逆鱗に変更することが丸そうです。
テラバーストを燕返しにする案も考えましたが、おそらくチョッキでは
火力不足に悩まされそうです。
イルカマンは素直にフェアリー打点に対する引き先が欲しかったので、
モロバレルやチョッキを持たせた鋼タイプをPTに入れた方が良さそうです。
また、イルカマンの隣に置いておくポケモンも大事だと思います。
猫騙し持ちやハバタクカミあたりがいると引きやすくなるかもしれません。
ただし、ただ愚直に引くと1手の遅れを取るだけになるため、
ナイーブフォルムでも動かしていける立ち回りが必須と感じました。
ちなみに黒い霧はコノヨザル相手にも使っていたため出番は多かったです。
【強かった点】
・イルカマンをちゃんと立てられれば、数体倒せることもあった。
・カイリューの耐久に安心感があった。
・カイリューは飛行テラスタルをすれば火力も申し分なかった。
【改善点】
・初手テツノツツミハッサムの刺さりがかなり悪くなった。
・カイリューはテラスタルがないと火力が出せない。
・イルカマンの引き先に終始悩んだ。
第3歩目（3/14）
【構築経緯】
イルカマンの引き先として無効タイプが多いハバタクカミと、
物理受けを担えるアーマーガアを入れました。
また、ファイアロー以外の追い風要員を考えた際に火力が欲しいと考え、
トドロクツキを起用してみました。
ハバタクカミは、数は減っているものの未だに多いハチマキカイリューの
行動を大幅に制限できます。
また格闘の通りが良い環境なため、フェアリー技の通りもとても良いです。
故に環境初期からずっと使用率1位なわけですが…
アーマーガアはバンギラスルガルガンやパオジアンカイリューに強く、
何かと後投げができる性能のため
環境にも合っており、イルカマンの引き先としても十分機能すると考えて
採用しました。
ディンルーやチオンジェンに対しても詰ませ返せることが非常に強いです。
【環境】
バンギラスルガルガンの対策が進み、並行してヘイラッシャシャリタツの
使用率が上がってきました。
イルカマンも環境に刺さっているため、使用率を上げていました。
チオンジェンは未だに下火で、代わりにモロバレルが採用されることが
増えていました。
【使用感】
PTの使用感的には今までよりも良く、特にアーマーガアは環境に
かなり刺さっていました。
パオジアンカイリューに後投げして有利盤面を作ったり、ディンルーが
何テラスタルになっても負ける要素が無い点が非常に優秀でした。
ただ特殊に対しては弱いため詰ませる盤面を作ってあげる必要があります。
トドロクツキは良さげな使用感ではありましたが、
どうしてもテラスタルを切らないと火力が出ない、
鬼火や威嚇に非常に弱い、物理環境故に上から殴られることに弱いと
使いづらさも目立ちました。
予想よりもイーユイハバタクカミが少なかったのも、
使いづらさを感じた要因だと考えます。
【強かった点】
・アーマーガアの刺さりが良く、様々なPTへ後投げして詰み盤面を作れた。
・ハバタクカミの削り性能がかなり高く、後続が活きる場面が多かった。
【改善点】
・トドロクツキは上から殴られる事に弱く、仕事ができない事も多かった。
・パオジアンの同速対決が何度も発生し、1/2択と50%が頻繁に生じた。
第4歩目（3/20、21）
【構築経緯】
使い勝手の良いイダイナキバとハバタクカミを続投させ、
その他を思い切って一気に変えてみました。
ファイアローやトドロクツキを使った感想として、火力を持てることは
確かに魅力ですが、追い風要員として安定して仕事ができるということも
やはり魅力という事で、悪戯心のヤミカラスに白羽の矢が立ちました。
またヘイラッシャが増えていることから安定した対策が欲しく、
黒い霧を上から使えるという点も評価できます。
日本晴れはバンギラスルガルガン、雨イルカマンと天候を取られると
厄介なことが多いこと、並びにハバタクカミ、イダイナキバ、イーユイと
こちらの恩恵が大きいことから採用となりました。
ヘイラッシャに対しても日本晴れから入ることで対策でき、
一点読みで黒い霧を選択することも無く使い勝手は非常に良かったです。
続いてタスキ持ちの候補ですが、パオジアンは確かにスイーパーとして
使える性能ではありましたが、如何せん打点が控え目で
悩まされることが多々ありました。
同速対決も非常に多く、ならば別のポケモンを試してみようと思い
イーユイハバタクカミを試す形で採用しました。
次にバンギラスルガルガンはかなり数を減らしていましたが、
対策しないわけにはいかないため、飛行テラスタルのバンギラスにも
打点を持てるテツノカイナを採用。
猫騙しでタスキ潰しやヘイラッシャの行動を阻害するなど役割は多いです。
また草テラスタルにすることで、使用率2位まで上がっていた
チオンジェンの宿木の種を対策しつつ、イダイナキバの地震に
巻き込まれる選択肢を増やしてます。
最後にハバタクカミへの対策が薄かったのでサーフゴーを採用。
イーユイサーフゴー、ヤミカラスサーフゴーと並び的にも強そうだったため
思い付いた時は自分の事を天才だと思いました。
単体でハバタクカミをメタる用に拘りスカーフを持たせたかったため、
テラスタルは飛行を選択。
イダイナキバの地震を邪魔しないことが何より大事でした。
【環境】
前回以降、ヘイラッシャの流行によりキラフロルが流行っており、
並行してチオンジェンの評価が上がっていました。
イーユイの評価も上がっている一方、パオジアンの評価は下火でした。
バンギラスルガルガンの使用率は落ちる一方ですが、まだ少なからずいる
組み合わせではありました。
【使用感】
ヤミカラスは確実に仕事はしてくれるものの、信頼が置けるほど
耐久は高くありません。
何故かレギュレーションBで結果を残したファイアローセグレイブに
2回当たり、追い風を残しつつ氷柱針で沈んでいきました。
次にイダイナキバについてですが、今回は地面テラスタルを試しました。
ヤミカラスの火力が無いため、その分を補うための試作でしたが
追い風で相手の上を取ることが前提となるため、相手の追い風に弱い点で
使いづらさを覚えました。
鋼テラスタルなら受けて返り討ちにできたのに、といった場面は
ありましたが、地面テラスタルのおかげで勝ちを拾えた盤面はありません。
気合の襷ならば良いかもしれませんが、テラスタル前提の火力になると
おそらくテツノカイナに使いづらさが移ると考えます。
そういう意味でも鋼テラスタルは自分の手に馴染んでいたと思います。
続いてテツノカイナですが、文句無しに安定した強さでした。
猫騙しがある安心感と、格闘弱点が多い環境のためドレインパンチで
回復しながら詰め盤面を作れたりと、かなり活躍してくれました。
ワイルドボルトもハバタクカミや水テラスタルしたコノヨザル、
チオンジェンに刺さっており環境適性はかなり高かったと思います。
タスキ持ちとして採用したイーユイは、熱風の外しが思ったより多く
何ともない場面でお祈りすることが多く不安を覚えました。
テラスタルは草で水や地面を受けつつテラバーストで返すことができたため
選択としては良かったと思います。
最後にサーフゴーですが、思ったより出しづらく活躍できませんでした。
おそらく自分が使い慣れていないだけだと思いますが、
うまくハバタクカミに当てられず、相手に余裕で受けられる盤面を
作られてしまうことが多々ありました。
先述の通りPTに入れるポケモンとしては強いと考えていますので
選出の仕方や技構成、持ち物など、改良の方向性次第で化ける可能性は
あると思います。
【強かった点】
・ヤミカラスの安定した追い風や黒い霧で仕事ができた。
・テツノカイナの猫騙しに安心感があった。
【改善点】
・ハバタクカミに対してサーフゴーを上手く当てられなかった。
まとめ
まだランクバトルが解禁されていないにも拘らず、既に環境が1.5周ほど
進んでいることに驚きを隠せません。
四災の評価が環境初期と一度逆転したり、威嚇枠としてギャラドスが
増えてきたり、情報を追っているだけで大変でした。
また、仲間大会に間に合って育成も終わっている場合は数戦でも
潜れるようにしていましたが、反省点を共有できる人がおらず
今の環境に限界を感じてきました。
時すでに遅しとは思いますが、少しずつそういった仲間を作っていこうと
決意した月でした。
「ライバルとは恋人と同じかそれ以上に得難い宝物だ」
誰が言ったか覚えてませんが、今になって改めて実感しています。
ライバルという存在がいる人って、周りを見ても本当に少ないと思います。
もしかしたら、私の宝探しは今始まったのかもしれませんね。
最後に、各日程で撮影した動画をピックアップしたものを投稿してますので
よろしければ以下リンクよりご視聴ください。
もちろん良さげな試合を選んでいるので、勝ち試合ばかりになりますこと
予めご了承ください。
つまるところ、良い負け試合が撮れないのは自力が低い証拠です。
精進して参ります。
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