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フランス移住:荷物に関するドラマ

引っ越し前後にあまりにも色んな笑える話があったので忘れぬうちにと思い、来仏してすぐの6月頭にこの記事を書き始めたんだけど、気が付けば世間は夏休み。
最後の締め以外は6月に書いてます、へへ。

長いうえに時系列が複雑?なのでなんのこっちゃの話ですが、夏休みの暇つぶしにでも読んでください。
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先週フランスに引っ越して来ました。色々時系列で説明・紹介したいところだけど、まずは記憶の新しいうちに引っ越し荷物のお話を。

まぁ、簡単にまとめると、忙しい中細切れ時間で準備しているとミスが何度も起こるということ。発送手段によって諸条件が違うから、座って紙広げて(またはパソコン使って)情報をぜーんぶ洗い出してパズル組んでいかないと、どこかでやらかす。

そう、やらかしたけどとりあえずなんとかなった記録です。
コロナ禍&ウクライナ危機の情勢の中での海外引越荷物の話なので平時にはあまり参考にならない物語のはじまりはじまり。

まずは脳内仕分け

引っ越すと決まって最初に手を付けたのは、所持品を

  • 持っていくもの

  • 実家に置いていくもの(袱紗とか卒アルとか)

  • 処分するもの

に分類すること。
私たちは、最初の数か月は義母の家に住むことになっているので、基本的には洋服、趣味の品、本(日本語の本大事!!娘のも自分のも)を持って行けばいいよなって感じで仕分けを進め、荷物の分量をだいたいつかんだ。

海外引越業者って企業のためのものだね…

とりあえず、海外引越見積もりを依頼することに。ネットで検索すると、信頼できると言われていて日本人が使いやすいのは2社ほど。さらに各地域(大陸)別に得意な会社がいくつか。

人気2社に個別で、あとは情報収集も兼ね一括見積サイトで数社に依頼。ちなみに国内の一括見積サイトでよくあるような営業電話はかかってこなかった。あとから考えてみると、情勢的に売り時じゃないからあんまり力入れていない部門だったのかもしれない。

荷物量は全然検討が付かなかったけどまあ段ボール10-20個くらいでしょう、と適当に算出して

  • 段ボール20個ほど

  • 自転車3台(自転車の後ろに着ける子ども用のトレーラーも自転車ってことにした)

  • 電子ピアノを持って行きたいかもしれない(運搬費高そうと思ったけど、結構大切なものだったので、持って行ったらどんくらいするのか聞いておきたかった)

という条件で。

は?なんで自転車なんて?フランスで買えばいいじゃん、と思ったそこのあなた。我が家の自転車は新卒の月給弱のお値段のものなのでどうしても持って行きたかったのです。そして若干カスタマイズしてるからなおさら。
それでも夫婦合計5台あった内、2台は売りに出し(結局1台しか売れず実家で私らの一時帰国まで待機。購入希望者連絡待ってます。Salsa Marrakesh)、もう1台も実家に保管。

最初に返事が来たのは、海外引越の実績も信頼度もあり、かつ日本国内での引っ越しでも使ったことある会社。zoomでお見積り面談を、と。早速予約し面談。家の中の荷物をざっと見せて荷物量を把握してくれた。さすがプロ。そしてめっちゃ対応がよかった、もちろん営業トークだと思うのだけど気分は悪くないよね。

で、数日後に来た見積もりは

  • 電子ピアノありで約80万

  • 電子ピアノなしで約70万

  • 段ボール5個(計100kg想定)だけ送るなら約40万

パッキングや荷ほどきサービスのオプションは全くつけてない&船便(3か月かかる)でこれかいー--!高いだろうとは思ってたけど予想の遥か上を行っていた。とりあえず他社を待とう。

でも結局他も似たようなもので、電子ピアノありで約70万(こちらは梱包やリスト作成もやってくれる)といった感じだった。

どの見積もりにも、ウクライナやコロナの影響でここに書いてある納期は変わるかも、料金も正式発注の際に変わるかもと注釈があったので平時の料金はもっと違うのかもしれない。

それにしても、企業の海外駐在者の引っ越しは会社側がこういう費用持つのだよね。家族4人とかで行くなら段ボール20個とかではすまなさそう。さらに定期的な一時帰国の航空券、国によってはお手伝いさんの用意などまで会社がまかなうってすごいなぁと思いつつ、海外異動って会社にとってそこまでの価値があるものなのかぁ、え?あるものなのか?え?え?なくない?!とか考えたりした。

荷物に関する戦略決定

ということで方針変更。普通に宅配便的なものを使うとどうなのか?と。まずは今までも海外に物を送るのによく使っていた郵便局のHPをチェック。すぐ必要な物と3か月待てる物と分けて、船便と航空便やSALに分けて発送しようかなんて考えていたら、フランス向けはコロナ&ウクライナの影響で、小包に関して航空便もSALもEMSも壊滅。船便しか受け付けていなかった(2022年5月の話)。

このあたりの時期に航空券を購入し、1人2つまでチェックインできるチケットにしたので、まあ早く到着してほしいものは全て自分たちが持って飛べばいいじゃんとなった。

荷物の行先は下記のように

  • 郵便局の国際小包(船便)

  • 自分たちが一緒に持っていく

  • 実家に残す

  • 何らかの形で処分

ということで本格的に仕分け&荷造り開始

船便は何を持っていくことにしたのか

3か月待てるもの。つまり、

  • 冬服やたまにしか着ない洋服

  • 春夏秋服の30%くらい

  • 趣味の物(セーリング、ハイキングなどスポーツ関連)

  • すぐには使わない靴や鞄

  • 私の本

  • 多少の和食器

送料は重さで決まるから、本は諦めてKindleでええやんと思いがちだけど、昭和の人間だから旅行でどうしても荷物増やせないって時以外は紙で読みたい。

国際小包を使って引っ越しをした人のブログなんかを読んで強度高めの段ボールやダクトテープを張り切って購入。ダクトテープに関しては強度マシマシ作戦のためにこれでもかってほど使ったので、梱包中に何度も近所のカーマに足を運んだ。

衣装圧縮袋を大量に買い込み洋服をどんどん詰める。そして荷物梱包で使うラップ(ヨットチームで大移動する時によく使っていた!物流倉庫床でよく使われているアレ)も調達し、衣類以外の、本とか濡れてほしくないものをぐるぐる巻きに。
内容品書かなきゃいけないからめっちゃ細かく記録しながら。。。

処分品に一番手間がかかった気が

友だちが引き取ってくれそうなものは友だちへ。
状態のいいもの&かさばらず送料がかからないものはメルカリ。
中古感ありありのものやかさばるものはジモティ(今回初めて使った。メルカリとは違った、色々面白い世界があると思った)。
ジモティで引き取り先決まらなかったものはリサイクルショップへ。

という感じで処分。メルカリへの出品(状態チェック・写真撮影・商品説明・発送)、ジモティへの出品(写真撮影、時間調整のやりとり)がめっちゃ面倒だった。

ちなみにジモティは、出品時に「この候補日のこの時間帯に取りに来れる人限定でヨロシク!」と投稿した。食器一式100円、調理器具一式200円とかで出品(売れ残って欲しくないけど、タダだからって必要でもないのに飛びつく人には譲りたくなかったので無料にはしなかった)。秒で大量のメッセージ来るけど、定型文の人は無視しまくった。

直前でミスに気付いた国際小包(船便)

パッキング終了。
160サイズが6個、100サイズが12個。郵便局に集荷依頼。発送用ラベルを作ろうと(今はオンラインで入力。郵便局持ち込み分もオンライン)、以前参考にしたブログをもう一度見直すために検索したら見つからず他の人のブログへ。

ブログ主の失敗談を読んでたら 160サイズじゃダメじゃん!! 用意してた160サイズの段ボールが最大サイズから外れていることに気づく。

フランスに送る荷物の最大は2mって思ってパッキングしてた。そう2mという数字は正しいんだけど測り方が違う。

普段ヤマトとかで送る時って3辺の合計じゃん?国際小包はね、なんと
【一番長い辺+残り2辺の横周】
と、ちょっと見たことのない計算方法だった。ブログ主と同じミスをしていた。。。
横周ってなに?!よこちゅう?おうしゅう?読み方さえ分からんって。

郵便局HPより

てことで、集荷依頼をした日には100サイズだけ送ることにし、「最大辺+その他2辺の横周」が2mに収まる140サイズの段ボールをamazonでポチる。第二弾の集荷依頼をし、無事にすべて発送。

区の中央郵便局の人が多分着てくれてたんだけど、国際船便の集荷なんてよくあることじゃないから、電話で問い合わせしながらがんばって処理してくれた。12個口で2人がかり、1時間弱かかってたな。。。

「ヤマトは航空便やっている!」からの落胆

コロナ’&ウクライナの影響で航空便の選択肢はないと思ってた。が、船便梱包しているタイミングで、クロネコヤマトで国際便扱っていることが判明。

娘の日本語の絵本は3か月も待ってられん!!でもスーツケースに入れるには重すぎる!と思っていたので、少し高いけど1万ちょいなら価値あり、と1箱だけヤマトの航空便を使うことに。

そんな中、スーツケースのパッキングしていたら入らないものが結構出てきた。最近買ってもらった訪問着とか(え?持ってくの?ていうか自分で着れるの?という声は重々承知ですが、せっかく購入したので….)。
えいや!これもヤマト航空便だ!と(もう投げやり状態で金銭感覚がおかしくなってきてた)。隙間が結構できたので、ちょっとしたお菓子なんかも買ってきて詰めまくった。
船便の失敗があり、サイズとか気になったのでもう一度ウェブサイトを隅々まで確認したら、なんと!食品はだめだと!ヤマトだからなのかよくわからないけどダメだと!泣く泣く撤去。

最終的に段ボール4箱を航空便で送ることに。

スーツケースを空港に送るタイミング(つまり出発の3日前)でヤマトに集荷依頼。問い合わせ場所が違ったり、朝の営業開始時間が通常の部門と違ったりで一筋縄にはいかなかったけどついにオペレーターにつながった!
と思ったら、「ペリグーは配送対象地域じゃないですね」…って。え。

ウェブサイト隅々まで読んだと思ったけど、あとで確認したら結構分かりやすい場所に書いてあったよ。。。パリとかマルセイユとかボルドーとか主要都市にしか配送してないんだってさ。。。

KLMのサービスに救われた1:荷物の数

訪問着とかは、次回の帰国時にまた持っていくことに(船便で着物送るのは怖い)。じゃあ娘の本はどうする?今更また船便か……?いや3か月待てない、って思いながら、入る分はスーツケースにと思い念には念をで航空会社(KLM)のチェックイン荷物のページで重量制限を再確認。

引っ越し業者の船便を諦めた自転車2台、結局一緒にフライトで持っていくことになっていたんだけど、この日までずっとチェックイン荷物の数にカウントされると思い込んでいた。これってもしかして「自転車枠」なんじゃないの?

確認しようにもHPには詳しいことは書いてない。今すぐ答えが欲しい。フライトは3日後。HPに電話番号書いてない(最近のカスタマーサービズあるある)。やっとこさ探し当てた電話番号にかけるも使われていない模様。

藁にもすがる思いでLINEで問い合わせ。自動返信で結局Q&Aページと一緒じゃん!みたいなのを予想してあんま期待してなかったんだけど、なんと、既読がついてしばらくしたら「確認しますので少々お待ちください」。10分ちょっと経ったら返事が来た!人がいる人が!公式LINEの裏側に本物の人がいる!(感動した)。

自転車は特別枠(もちろん別料金)なので既定の荷物数には含まれない、と。もともと「3人で6個まで。その中に自転車2台あるから荷物は4個」と思っていたので急にあと2つ荷物を増やせることに!ということで航空便断念した娘の本や食品を段ボールに詰める。

KLMのサービスに救われた2:自転車の登録

自転車をチェックインするにはフライトの48時間前までにウェブサイトでサイズなどを登録しなければいけない。これはもう随分前から知ってた。もちろん自転車の最大サイズもチェック済みでそれに合わせて輸送専用の自転車梱包箱も購入済み。

が、KLMのウェブから自転車箱の3辺を入力しようとしても受け付けてくれない。試しに小さい数字入れてみると受け付ける。自転車の受付可能サイズはしっかりHPで調べ済みでちゃんと範囲内。なんでーー!と何回か試みるも拒否られる。

再度LINEだ!と頼ったら、また30分後くらいに返事が来た!こちらで入力しますので、と。情報に誤解がないよう、何度か丁寧に確認のやりとりしてくれて、マジ助かった。

企業の公式LINEでの質問って「それじゃなーい!それはHPでも読んだ!載ってないし質問がイレギュラーだから問い合わせしたいの!!」って言いたくなるくらい役に立たない返事しか返ってこないイメージだったけどマジで助かった。40代くらいのクレーム百戦錬磨の笑顔がさわやかなLINEの中のお姉さんを勝手に想像し、感謝してもしきれません!という返事を送った。

でもさ、LINEのサービスは神!とか思ったけど、そもそもちゃんと規定サイズの荷物の数値が入れれるHPの仕様にしておいてくれよって感じだな。

両親様様

とうことでチェックイン荷物はスーツケース3つ、段ボール2つ、HONEY BEE(自転車のチャイルドトレーラー)1つ、そして自転車2台。自転車2台はヤマトで送れないサイズだったのでそのほか6個を成田へ宅急便。

私と夫がそれぞでリュックを背負い、自転車を入れたデカ箱をそれぞれ担ぎ、娘はエルゴ(だっこ紐)に入れ、新幹線と成田エクスプレスで名古屋から成田まで移動の予定。

だったんだけど、自転車の箱の大きさにびびった両親が、名古屋駅までじゃなくて品川駅まで見送りに行くよと前日に急遽オファーしてくれた。まじありがたや。たぶん二人でも汗と鼻水たらしながらなんとかなったんだろうけど、心の余裕が全然違う。

ちなみに東京駅ではなく品川駅乗り換えにしたのは新幹線ホームから成田エクスプレスの距離が短いから。

これ夫婦で1人1個ずつ。ストラップは手作り。

新幹線は特大荷物の席をちゃんと予約。最後尾の2席なんだけど、もちろんこんな自転車でか箱が2つもあのスペースに入るはずもなく、車掌さんに話しつけてデッキに置いた。サイズ的には持ち込んでよいサイズ。だけど、スペースに収まらない、ってね。。。

話は逸れるけど私はインバウンドのスルー(全国移動を一緒にお客さんとする)ガイドをやっていて、16人とかのお客さんと一緒にスーツケース抱えながら本州を公共交通機関で旅していた。その時はまだ特大荷物の予約は不要な時代。あれ、今後どうなるんだろうなぁって思う。16人のお客さんが5人ずつに分かれて別車両に乗らなきゃいけないんか?ガイド的にお客さんが車両複数に分散するのは避けたい。

話は戻り、両親のおかげで品川では余裕で乗り換え。成田空港の駅に着いたらチェックインカウンターまでヤバいかなぁと思ってたら、ホームからエレベーターで上がったすぐそこにデカカートが待ち構えていて救われた。

空港ガラガラなのにチェックインに1時間弱

コロナ禍の成田空港はがっらがら。飲食店も一部しか開いてない。マックが大繁盛。

チェックインカウンターにお客さんは誰一人並んでいない&2時間半前についたものの、大和で6個の荷物受け取り、中身をちょっと入れ替えたりして、特殊荷物扱いの自転車2台のチェックインをして、特別なセキュリティカウンターに運び、HONEY BEEのチェックインをしてこれも特別なセキュリティカウンターに運び、とかしてたら余裕で1時間ちょい経ってしまった。

ちなみに、KLMのスタッフはめっちゃ親切丁寧だった。
HONEY BEEの超過料金が2万4000円くらいになるってわかって、「ひぇー高い、自転車の方が安いじゃん」とか夫と話してたら「これって自転車なんですか?」と聞かれ、自転車に着けるトレーラーだと答えたら、上司に確認して自転車扱いにしてくれた!100ユーロになった、約1万円セーブ。

ロストの覚悟はしていたものの全部ロスト

フライトの話は別の記事に書くとして、羽田~インチョン~アムスを経て定刻通りボルドーへ到着。

ターンテーブルに荷物が出てこない。コロナやウクライナでごたごたする中、欧州は人の移動が活発化してきててそれに航空会社や空港の人員が追い付けていないことは知っていた。なので荷物の1つや2つのロストは覚悟していた。が、8個の内の1つも流れてこない。

税関で別送荷物の申告もしたかったのに、荷物の問い合わせ窓口はゲートの外だと言われ、結局どこで申告するのかもよくわからないまま荷物エリアを出た。

夫がオフィスみたいなところで手続きに1時間弱。その間、日本とは異世界のボルドーの空港内で義母と娘とぼーっと。人々が、マスクをしていないのが不思議でならない。なんていうか裸で公の場を歩いている不安感・笑。慣れってすごい。

玄関先までの配達に歓喜したものの最後は徒歩運搬の修行

義母の車は普通の5人乗りなので、でっかい荷物のために大きなバンをレンタルしてくれていた。たぶんそれでも乗り切らないので娘と私が義母カーで移動し、夫は車からあぶれた荷物を持って電車で家に向かう予定だった。が、荷物が何もないので、大きな車でとりあえず快適に帰宅。

けがの功名。自分たちで大変な思いして運ばなくても玄関前まででかい荷物8個運んでもらえるなんて、まあロストもある意味ラッキー、と思っていた。しばらく義母宅滞在だから洋服と下着2セットリュックの中にあったし余裕。

と思ったら予定していた3日後(金曜到着だったので週末挟み、週末は配達がない)に全然届かず結局私たちがボルドーに到着した5日後にスーツケースと段ボールとHONEY BEEが届いた。自転車は別便らしい。

したら、その2日後に自転車2台の配達の不在届が。フランスは不在届入っていると再配達してくれない。取りに行かなきゃいけない、という苦行システム。よりによって自転車2台。義母の車にも乗らん。幸いにも徒歩5分くらいの場所が引き取り場所なので、夫がえっちらおっちら、肩にあざ作りながら特大ボックス持って帰って来た。

船便が思ったより早く届いて嬉しかった

5月中旬に発送した船便24個。なんと7月中旬には「フランス国内に到着しましたよ」とか「tax払ってください」とかのメールがちょこちょこ着始めた。24個まとめて届くわけもなくバラバラと。5個の日もあれば3個の日もあれば1個のひも。結局7月中にはだいたいの荷物を受け取った(まだ1個引き取り終わってないけど)。

届いた段ボールは案の定ぼっこぼこ。食器も一部割れていた。タオルで巻きまくったけどそれでもダメだった。。まあ、船便ってコンテナで送るからたくさん上に積むんだよねきっと。しょうがない。

受け取った荷物には謎の手数料がかかっていた。関税もかかっていたけどそれだけではないっぽい。7月から新しいルールになったとかで、贈り物であろうが30ユーロ?40ユーロ?以上の価値があるものは、書類作成料だかなんだかの手数料がかかるんだと。マジ勘弁。
それにしても関税がかからないように自分から自分宛にしてラベルにもmoving, personal useって書いたのに、関税やはり取られた。でも24個全部じゃなくて15個分くらい。1つあたり10ユーロくらい。関税かかってるのとかかってないのがあるのが謎。

ちなみにこれ、先にメールでお知らせが来るんだけどそのままオンラインで払えば3ユーロ割引になる。でも中にはオンラインで支払い不可の荷物もあって、結局フルで払ったやつもあった。オンラインで支払えなかったやつとできたやつの違いも謎。謎が多い。システムの全容を調べる気力もない。

とにかく荷物が届いて嬉しい。
カオスな状況でパッキングしたから記憶が薄くて、開梱して「あ!これも送ったんだったーーーあーーー嬉しい」みたいな時間を過ごした。

まとめ:自前海外引越の教訓

もう海外引越なんてそうそうするもんではないと思うけど自分自身への教訓。

めんどうでも、エクセルみたいなのを用意して、それぞれの輸送手段ごと(国内宅急便、空港、新幹線の特大荷物、海外船便、海外航空便など)の規定サイズ、送れるもの、その他ルールをまとめて、荷物1個ずつ丁寧に条件を確認すべし。

今回、やったつもりでも1つの荷物が2つの条件をクリアしなきゃいけなかったりで(例えばヤマト国内&フライト、とか新幹線特大荷物&フライトとか)そこまで1つ1つ「はいこの荷物全条件クリア!」とかやってなかったので。


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