訪問看護師としての気づき

こんにちは!SYです。

僕は週2回訪問看護師としてアルバイトをしています。最近は、梅雨も明けご覧の天気の為リュックに2Lの水を忍ばせています笑

今回は、昨日アルバイトを通して感じた気づきをシェアしようと思います。


1.フィジカルアセスメントの重要性

昨日は、人生初の救急搬送を行いました。

簡単に概要説明

夫婦の2人暮らし

・奥さん(パーキンソン病 要介護4 1日2回訪問 1日の中でNIBP60~200mgの変動がありoff症状頻回)

・旦那さん(脳梗塞 ADL自立 2週に1回の訪問)

家族からは施設への打診もありましたが、色々話し合って在宅で過ごしていくこととなっています。


僕は、奥さんのケアのために訪問をしていました。そしたら旦那さんの調子が悪いと。奥さんから話を聴くと昨晩より発熱を呈していると。

僕は、旦那さんと話すことはあっても実際にケアを行ったわけではなく、情報がないまま旦那さんに問診をする事に。症状を聞くと「息が苦しい」と。

はい、コロナ疑い。。。パルスオキシメーターと体温計を手渡しソーシャルディスタンス。

KT38.4 SpO289% HR97  RR22 

深呼吸を促し91%まで上昇。敗血症スコア3点あるしコロナか感染系が濃厚。脱水や心不全もあるかもなーと。

とりあえず奥さんの15時の内服介助(パーキンソンだから時間厳守!)を行い、ガウンを装着しなんやらかんやら行い結果的に救急搬送することとなりました。


ここで感じたことはフィジカルアセスメントの重要性。

訪問看護は病院と違いヒト・モノが限られているため、不測の事態に対して血圧計・パルスオキシメーター・聴診器・体温計・身体所見である程度の予測をしないといけません。ましてや昨日は祝日でかかりつけ医は休み。

病院では、何かあれば診断できる医師やそれを補助するモノがありますが訪問看護ではそうはいきません。また、コロナ禍も相まって利用者さんは病院に行きたがりませんし、不要な救急搬送は医療資源の無駄遣い。

そういう意味では、訪問看護師には、測定値と問診とフィジカルアセスメントから本人が置かれている状況と緊急性の把握が必要となります。


僕は、コロナ・尿路感染・心膜炎を疑いましたが、結果的には肺炎だったよう。。。心雑音はあったけど、呼吸音はクリアだったぞー。。んー。まだまだですね。

というわけで、フィジカルアセスメントの重要性を学びました。勉強します。救急外来などでトレーニングするのもいいかもしれませんね。


2.これでいいのかはエゴなのか

独居 ADL全介助 意識レベルクリア 

念願の自宅に帰れても自分でやりたいことができない人。

天井ばかりをみている状況。

お家の匂いや居心地は唯一だけど、病院のように人の往来が限られている環境下で幸せなのか?社会から分断されているのではないか?

勿論、その中でできること(シャワー浴や散歩など)で彩りを飾ることはできるけど「この人は幸せなのかなーとか。豊かさとは。。」などと思う。


だいぶポエムみないになってきましたのでこの辺で!


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