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老年看護エキスパートナースのお話し

院生K23のやる気スイッチがいつ入るのかを横目でみつつ、今日の学部の講義では、素晴らしい特別講義を楽しんだ。講師は、当研究室の招聘教員でもあり、老人看護専門看護師であり、診療看護師(NP)でもある長瀬亜岐先生だ。
本当に現場のあらゆる多様な高齢者の方々は、長瀬先生に出会えて良かったと思っているだろう。先生は高齢者の力、組織の力を強く信じており、どんなときもその人の良い状態を追究し、実現することに努力を惜しまない。
徹底した身体面のアセスメント。解剖生理からの各部位の機能と、身体全体の調和に焦点化させ、そこに個人の好みや意思や体験を織り交ぜたうっとりするアセスメント。淡々とご自分の実践を語る先生も昔素晴らしいエキスパートナースに出会って感化されたそうだ。そして、また長瀬先生に出会って老年看護を追究する学生が出てくるかもしれない。そうやって学問は引き継がれていく。先行研究を読み込んで次の研究に向かうのと同じだなと思った。
アカデミックスタッフ 山川みやえ

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