その瞬間を大切に

どうもどうも齊前です。写真は友達からおくられきた登山の風景。うらやましい。。

先週の訪問看護にて。

利用者さんは認知症と診断された方。糖尿病を呈しておられ、インスリン投与・内服介助のため、毎日訪問。（ほんとうに）つい話したことも忘れられるような人で、当然毎日訪問するたびに「あんたは誰や」と言われる。訪問看護師との認識も乏しい印象。元々、カラオケ屋を経営されていて本人曰く日本でも先駆けとのこと。（年齢や創業年からするにどうやらほんとうそう。）訪問時は、「何しに来たんや」「こうやってお金とるんやろ」と言われることが多い。訪問時には不在のことも多い。

ところが、先日の訪問時に「俺はどうしたらいいんかな」と。そこからの５分程度は何となくわかり合えた感覚を得れた気がする。記録上、最近血糖が400-500mg/dlを推移しており、昨日外来受診をした様子。入院を勧められたのか、疾患に対する厳しい話をされたのかと推測をしつつ、垣間見れるその人が覗けてよかったなと思った瞬間でした。