見出し画像

No Friends In VRChat

最近やりたい事が多くてあまりVRChatにログインできておらず、「僕は本当にVRChatterなのか?」と自問自答しているGNJと申します。

『やりたい事』と言っても大層なモノではなく、「漫画読みたい」とか「ゲームやりたい」とかそういうレベルです。自己研鑽みたいなこと、僕はやりませんっ!!


ということで、その日の『やりたい事』を終えた後にVRChatへログインすることになるので、そうなると必然と日付を越えてしまっております。

深夜12時とか1時だともうみんな「寝るわ〜」という雰囲気ですし、そもそも僕も夜になってから何か新しい交流やらをするのは疲れるし億劫でもあるのでどこにも行けません。他人の多いFriend+インスタンスなんて特に。

では、仲の良い(と、こちらから一方的に思っている)フレンドにでも挨拶しようかとソーシャル欄を開くが、みんなオレンジステータスUser is Online in a Private World。アホか!

……いや、アホなのは僕だ。会いたきゃもっと早くログインすればいい話。深夜はそうだよね、みんな親しき人と水入らずで過ごしたいんだよな。うん、分かります、理解してます。親しくない人が介入できる所なんてないんです。邪魔者なんて……。

こうして『会うタイミング』を逃し続けて、いつしか人々からGNJの存在は忘れ去られてしまう。VRChatの関係性というのは非常に流動的で脆く淡く、弱い繋がりなら数週間会わなかっただけでも忘れ去られてしまう。それは僕もそう。忘れてしまう。

改めてソーシャル欄を見る。名前"だけ"は知っている人達が並んでいる。僕から『会うタイミング』を逃し続けた結果、関係性がゼロになってしまった人達だ。果たしてこれらはフレンドなのだろうか。


急に虚しい気持ちになった。今の僕には本当にVRChatをやる意味はあるのだろうか。フレンド友人がいないならば、何のためにここにいる?

ログアウトしようとする。しかし、頭に装着した洗脳装置VR機器は外れない。疲れと酔いで瞼が重くなる。横になる。いつものように暗い寝室のようなワールドへ移動する。ワールドに設置されたベッドに移動する。天井に鏡を出す。慣れた操作で自身のアバターの体勢も横にする。

おやすみ。

こういう生活をしばらく続けている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?