2023.1.22

生活リズムが終わっている。今日は朝5時位に寝て14時くらいに起きた。そのあと20時くらいから24時位まで寝てしまって、いまもう朝の4時になっている。毎週月〜金でなんとか元に戻そうとしても戻らず、土日で悪化していく。これは大変だ。

ここ2か月くらい、まともに読書をしていなかった。さすがのぼくも人の子というべきか、部署異動が会ったり年末には体調を崩したり、どっしり腰を据えて読書をする暇がなかったと言うか、3月に控えているアパートの更新を前に、できるだけお金を使いたくないので家にいるしかなく、今になってそういう時間が降って来たと言うか…。

11月の文学フリマで買ったものすらまだ全然読めていなかった状態だったのだけれど、ようやく読み始めた。

「フェミサイドのない日本を実現する会」発起人である皆本夏樹さんと(ZINE『フェミサイドは、ある』の方も買って、読みました)、書籍編集者である黒木編集さんによるZINE。友人が寄稿しているとのことで購入したのだけれど、インタビュー記事もどれも面白かった。

読書会の座談も、本屋lighthouse店主・関口さんへのインタビューも、ハッシュタグ「DHCの代わりに使えるコスメ」発起人へのインタビューも、自分が履いている「下駄」への逡巡、ためらいのようなものを抱えたまま、それでも誠実な対話でより良い世界へもがき進んでいこうという意志が感じられて、奮い立たされた。

コロナ禍のマスク生活で生じた、「守られているような安心感」「断絶されたような不安」といった感情のゆらぎについて、「仮面」と「覆面」をテーマに縦軸横軸さまざまなジャンルから見つめる本です。

コロナ禍と「仮面」をテーマにしたこのZINEも面白かった。品田遊も寄稿している。

国立民族学博物館の館長や仮面専門店の店主へのインタビューも面白かったのだけれど、「おわりに」に書かれているエピソードにすべて持っていかれた。笑いながらも泣きそうになった。素敵すぎるエピソードだ。

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