2022.9.6~10
完全に不定期更新になってしまった。
仕事が忙しい週なので粛々と仕事をしていました。
誕生日までにはなんか作る、とか言っていたけどできそうもありません。一応もがくけど。
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RHYMESTERのMummy-Dが、安倍晋三の献花に行っていたことが話題になっている。別に献花に行っただけだとしたら「まあ、献花ねぇ…」で終わらせられるんだけど、「涙が止まらなかった」だの「保守政治家、為政者として覚悟を持ってやるべきところはやった点、一方で国民とは距離を置かずに気さくに接したところ」を「偉大」だと言っていたり、結構きつい。さらには「ライムスターはグループ内でも思想っていうかポリシー真逆ってほど違うの。でももう10年以上前に互いの違いを受け容れることにしたんよ」ともコメントへの返信で明らかにしていて、それはかなり決定的じゃねぇか、と思った。
スタンスも極端にウヨっているわけでもなく、「オレもモリカケだのなんだの完全に検証すべきだと思ってるし、正直「国葬」は違うと思ってる。やるなら功罪を明らかにしてからだよね!」と、あくまでも「フラットに見てます」って感じのスタンスで、これはこれでもっともらしく聞こえるが、ちょうど一番気持ち悪いおっさんって感じで、「ちょうどいい」んじゃないですか。
そうなってくると彼が椎名林檎と何度か共演してることとか、「歴史が好き」と公言していることとか、いろいろ腑に落ちてきてしまうんだけど!?!?
RHYMESTERって僕にとってはかなり大事なアーティストで、彼らを聴かなかったら今の自分はないとはっきり言いきれる(学部の卒業論文の冒頭にMummy-Dのリリックを引用したくらいだ)。でもこれからどうするかわからない。同じように聴けるだろうか。好きなだけに「完全アウト」の線引きはかなり緩めになっていて、これからも聴くんだろうなとはぼんやりと思っている。
大好きだった曲ももう聞こえ方が変わってくるのは避けられないが…
というわけでもう信じられるのは宇多丸だけになってしまった。
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ニューヨークの主催ライブ「シン・りょう 24 それぞれの逆襲」を観た。
これまでいろんな芸人間のいざこざに首を突っ込んでは茶化し倒してきたニューヨークが、今回はNSC東京24期の同期間の仲違いに首を突っ込み、YouTubeで計11本に渡るシリーズを展開。その総決算的な場として今回のライブが開かれた。
作家の奥田泰が語っているように、脚本家がはいってるんじゃないかというくらい「役者」が揃いまくっている。特に最後の最後に投下された田中風汰は、このライブとは全く関係なく3年間「潜入捜査」をしていたという狂人っぷり。
そんな役者が揃っているんだから面白くないわけがなく、ゲラゲラ笑いながら見た。
「自分が見せたい自分」と「人から見られている自分」と「本当の自分」の乖離がコミュニケーション不全を起こすことは芸人に限らず色んな所で見られるケースで、時にはその摩擦こそが面白かったりするのだけれど、その摩擦が芸人的に「笑えない」方向に行ってしまっている、というこの事態をエンタメに昇華しようというライブだったと思う。
「せっかく性格悪いんだから」というセリフがよかったな。
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インド系シンガー/ダンサー、Asha Puthliのキャリアを網羅したコンピレーション。とにかくジャンルが雑多ですごい。この曲はめっちゃ変なアカペラ/ドゥーワップ。
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いいビート・アルバムだった。
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アトランタのイケてるニューカマー。
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絶対にみんな幸せになろうぜ!!!!!!!!!!!!
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DJ Khaledのアルバム、この曲だけストリートのにおいがしてよかった。
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