2022.12.18〜21

M-1の結果に怒り、失望しすぎて更新が滞ってしまいました。

半分嘘で半分本当。

今年のM-1はさや香が優勝するべきだった。これは多分10年後も言っていると思う。決まった優勝者に対して気持ちがここまで離れているのは、これまでで初めて。これまでは別に自分が1番だと思った組以外の優勝でも「まあ確かに」と思える部分があったが、今回は100%の異議がある。

「人を傷つける笑いの復権」という風潮も最悪だし(これは彼らのネタが悪いのではなく審査員の思考フレームがダサいだけ)、別にネタも面白いと思えなかった。しゃべくりとしての完成度や技術もさや香が上だったと感じた。となるとやはり審査員たちはあの「拙い悪意」に優勝を上げたということになり、やはり許せない。

全体で見ると全然マイノリティ側ではないのに「マイノリティ面」をして、その復権を喜ぶ、という構図がいわゆる「弱者男性」や「普通の日本人」にまつわる論議と重なる部分があって、本当にキツイ。「こういうネタがアト3本くらいあるんで(笑)」と語っていた井口の笑顔ににじむ幼稚な悪意の発露に、身の毛がよだつ思いだった。あー気持ち悪い。

あと志らく、「女版ランジャタイ」て言ったのぜってー許さないからな。

いつからかお笑いに「露悪」をあまり求めなくなった、という自分の変化には気づいていたのだけれど、それが結構思ったより自分の中で大きくなっていたんだな、というのは3日たった今になって、冷静に振り返っての弁。

ハードコアなお笑いは今でも好きでいる自信があるが、そのベクトルが変わってきたんだと思う。

もう1本観たかったのは男性ブランコ。

もっと面白いネタがあるのになと思ったのはダイアモンドとキュウ。

もはや来年は優勝筆頭候補じゃないかとおもったのは真空ジェシカ。

もういいんじゃない、と思ったのはオズワルド。

敗者復活で面白かったのはハイツ友の会、令和ロマン、かもめんたる。令和ロマンがミキより上位に来ていたのは、新時代が来てる感じがありますね。

実はM-1の後にW杯の決勝も見た。後半からだけど。

こんなにもエンタメを摂取しておきながら、月曜・火曜は全然気分が上がらず、今日に至ってはしっかり目の寝坊をしてしまった。今年はあと10日しかないというのに、こんな体たらくである。

この日記、「体たらく」という単語の出現頻度が高い気がする。自分を的確に表している単語のような気がしてよく使ってしまう。体たらく。

みんな大好きハイピッチサンプリング。

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