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M1, 2020 MacBook AirとGlyph Thunderbolt 3 Dock を使ってみた


M1, 2021 MacBook Airを入手
Glyph Thunderbolt 3 Dock
当然のプラグアンドプレイ
懐かし?のApple Thunderbolt (2) ディスプレイ繋がった
USB-PD給電 87W
電源アダプタ

M1 Macbook Air は一昨日(2020/12)届いたばかり。移行アシスタントを使って旧MacBook Pro Late 2016から、Thunderbolt Bridge 経由であっさりデータや設定を引き継ぎに成功した。MB Late 2016も新しいM1 MacBook AirもNVMe SSDを搭載しており、前のMBPに600GBぐらいあったデータが、Thunderbolt経由でのP to P コピーで非常に快適だった

M1,2020 MacBook AirでAbout Systemを確認


Glyph Thunderbolt 3 Dock
メーカー商品ページ:https://www.glyphtech.com/product/thunderbolt-3-dock-docking-station

アメリカのニューヨーク州拠点で、メディア制作のプロ向けに、RaidやSSDのストレージを作っている老舗。日本ではあまり知られてい無い


今回のThunderbolt 3 Dockは、一見はストレージ関係ないように見えるが、実は、裏側に蓋があってネジを開けるとNVMe SSDを追加できる仕様となっている。これが実は他社製品と比較して一番ユニークな点かもしれない。ストレージメーカーなのに、好きにストレージを追加できる自由度は良い。自分で買ってくるSSDを使うのだからメーカーより帯域保証などはないので注意すべし。Time Machineでのバックアップなどにも便利だ


System ReportのThunderbolt Busに「TB3 SSD Dock」と表示される。無論、ドライバのインストールなども一切なく、接続すればあっさりデバイスが認識される


ちょっと古いモニタだが、懐かし?のApple Thunderbolt Display 27"をつなげて見た。古いのでApple純正のThunderbolt 2 からThunderbolt3変換アダプタを利用する。全く問題なく使用できている。Display Port 1.2も付属


Glyphのリアにある2つのTB3ポートのうち1つは、USB-PDの出力が最大87WもありMacBook Airへの給電に対応。System Reportを見ても87Wの出力を認識している(Glyph付属のTB3ケーブルを使用した)

これだけの出力があれば、大抵のiPad、Laptop PCやMacBook Proも15インチまでは全く問題ない。MBP16インチとの使用だと付属の100Wの純正の方が充電は速いし、TB3端子は元々4つもあるので、お得感はやや少ない

MacBook AirはThunderbolt 3 がx2ポートしかないのでDockが欲しい人は多いと思う。Thunderbolt 3 Dockをオフィスや自宅の机位に置いておけば、電源アダプタをカバンから出さなくて済む。電源を出すのもめんどくさい人には動作が減るので非常に楽


フロントのType-CやUSB 3.0 Type-A コネクタは、USBタイプのヘッドセットでテレワーク時の取り回しが容易。SDカードリーダーや、通常のヘッドホン出力端子やMic入力もオマケ?でついている


最後にちょっと残念なのが、電源アダプタが想像より大きいことだった。PD-USBが87Wもあるので仕方ないのだろうか?

ただ、電源を別にすること(バスパワーで動作するタイプの製品では無い)で、給電のでき無いFiberオプティカルケーブルタイプのThunderbolt 3ケーブルを使うことができる。自宅では必要ないが、サーバールームにMac Pro 2019を置いて、作業机に最低限のペリフェラルやモニタを配置しすっきりレイタウトしたい場合などにも良さそうだ


M1 MacBook Airにちょうど良いDock、GlyphのThunderbolt 3 Dock は個人的にもなかなか良い。市場価格は税抜36,000円ぐらい。メーカー保証はこの手の商品では珍しく3年もあるので業務用途、法人での購入には特にお勧めしたい

アスクから購入すれば、国内修理サポートも提供してくれている模様
https://www.ask-corp.jp/news/2020/10/glyph-production-technologies.html