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一皮剥けた話(物理的)

チャオ!無眠です。

久しぶりに執筆活動。

それでは最近の私的オモロ話をどうぞ。




先日、ついに全身脱毛を契約した。
しかも医療。(マウント)

医療は金額が高い分、効果がとても高いと思っていただきたい。

しかし効果に伴い痛みが半端ないのだ。

某有名クリニックにて契約を結んだのだが、なぜ今更というと、脱毛サロンも今では多岐にわたっている為悩み抜いた末このタイミングになってしまったのだ。脱毛サロンも多様化の時代、ダイバーシティの波紋がすぐそこに。


決して脱毛へ行くお金がなかったわけでは無い。
お金はあった。うん十万という金額を脱毛に賭ける度胸がなかっただけなのだ。同世代と比べると手を出したのは確かに遅い方だったと思う。


遺伝子的になんなら薄い方だとさえ思う。
これが私を迷わせた1番の理由。

一度逃したキャンペーンが再度始まったので勢いのままに契約へ急いだ。

…とまあ、契約するまでにも私の中の葛藤は色々とあったことを察していただきたい。

いざ契約へ行くと、構えていた金額より3万円ほど安い。ラッキー!結果的に私は通常ならうん十万する医療脱毛を半額ほどで契約できたのだ。

気分はルンルン。だが、契約後そのまま1回目の施術を予約していたため、緊張でドキドキ。


いざ施術室へ通される。
それぞれ区切られ、個室のようになっていて施術者と本人である私の2人きりの空間になるのだ。

ただでさえ勝手がわからずドキがムネムネな上に、綺麗なお姉さんの前で素っ裸なのだ。
素っ裸ならまだ良いのかもしれない。
意味のないペラッペラスッケスケの紙パンツなんか履くのだ。細かな説明もない為、どちらが前後かもわからずフィーリング。羞恥で死ぬかと思った。

いざ脱毛が始まろうとする直前で医者のチェックが入る。一応医療脱毛な為、医師は在住している。

「女性の先生がいない場合、男性の先生が来ますが大丈夫ですか」


大丈夫なわけがないので苦笑いしといた。


「胸の中までは見ませんので」


見たらおかしいだろうが。


それでもこちとら紙パンツ同様ペラペラスケスケブラ?をつけてはいる。中を覗かれまいがもはやその姿を見られることが精神的NGなのだ。


アーメン…。


女性医師登場。


ワーイ。(無)


医者は肌の状況をチェックする。ひどい場合火傷のように荒れることがあるから。


無事に医者からのGOサインをもらい、施術が開始する。


大人の女としての第一歩を進み始めるのだ。
このキレーで優しいお姉さんと共に。


お姉さんがとても優しかったことが孤独と羞恥でたたかう私の唯一の救いだった。


あまりにも眩しい光が出るので私は真っ黒なゴーグルをつける。完全にマイワールド。


全身脱毛の勝手がわからず友人に聞いたことはあるが聞いていた話は全く持って参考にならないものばかり。


開始してすぐの私の頭のなかは「聞いていた話と違う」でプチパニック。

みんな「大丈夫大丈夫」とか「余裕だよ」なんて言葉で私の健気な気持ちを片付けやがって…絶望が止まらない。そこで少しでも初めての誰かに安心を与えられればと執筆することを決めたのだ。


試練1
マーカーで印付け

身体中にマーカーで印をつけられる。
つん、つん、つんと点を書かれる。
とにかくこしょぐったい。

試練2
シェービング

照射前に優しく毛を剃ってくれる。
シェービングがとにかくこしょぐったい。

試練3
ジェルを塗られる

照射前に冷たいジェルを塗られる。
私は全裸。空調はきいている。
とても寒くて震え上がる。鳥肌が立つ。

試練4
照射

熱い。痛い。熱い。痛い。熱い。熱い。熱い。
よく輪ゴムで弾かれる感じなんて言う。

試練5
ずっと恥ずかしい


短時間の中でこれらの感情が渦巻く。
精神的疲労感を感じた。


しかし、全身脱毛後のなんたる、開放感。

私は重たい腰をあげ、行動し、羞恥心とは決別し、
一皮剥けたのだ。(物理的に)


心も身体も軽くなり快適ライフを送り始めた。

つまり、全身脱毛サイコー!

きっとこれは毛を気にしなくて良くなったというストレスからの解放だけでなく、
長年迷っていたものに対して決断し行動できたと言うことへの達成感なのだと私は思う。

大袈裟かもしれないが全身脱毛が私の人生を変えた。


ちなみに照射はメラニンに反応するので、ホクロが消えることもあるそう。消えろ消えろ!消えちまえ〜!私のアイデンティティたちよ〜!


自分磨きはええもんやで〜。チャオ!



p.s.脱毛のPRじゃないです。

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