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トレードで勝てる手法とは

巷ではよく「手法」という言葉が使用され、
常勝、勝率○○%等の謳い文句でFXで悩める羊たちを集めている。

今日はそこについて考察するのではなく、
そもそもトレードに手法があるかどうか?
ここについて考察する。

結論から言うと、トレードでの手法は
「資金管理と感情管理」
これだけだと思っている。

そもそも手法とは何か?
物を作ったり事を行ったりする際のやり方。特に、芸術作品の表現技法。
出典:広辞苑
ということは、手法とは具体的に、且つ物事に沿って行動する事とも解釈できる。

インジケーターでシグナルが出たらエントリー
水平線にタッチしたらエントリー
GC,DCが出たらエントリー

等など教科書に書いてあるが、これらが手法に該当すると思います。

フラクタルな世界のマーケット。
チャートひとつにしても縦軸が価格、横軸が時間、そこに時間軸や出来高が入ってきて3D、4Dでチャートを捉えなくてはいけません。
そこに政界情勢、地政学、相関関係等圧力があらゆる所から掛かります。
現状把握をし、舵取りをするのに手法、いわゆるこれがこうなったらこうする、的な決まったルーティンで行動していたら、確実に狩られます。

ではトレードで様々な根拠を持つためには何が必要なんだよ?と思いますよね。
トレードを行うに必要な事は概念だと思っています。

正解のない世界を歩き渡るには、常に軸となる概念を多く持ち、必要に応じて物差しのように図り、少し先を読む。
ファンダメンタル分析で経済の舵取りをする。その概念があれば、現状把握から柔軟な戦略を練ることが出来る。
MTF分析でチャートの現状把握をし、大衆がどのように考動するかを普遍的に観察する。
よって自分が信じれる多くの概念を常にインストールし、ブラッシュアップする事が本当に大事なのだ。

では、私の考える手法は何か?
上記に挙げたように、資金管理と感情管理だけです。
これだけはどのようなトレードを行っても同じ内容で実行できるからです。

例えば資金管理は
ロスカットの許容額を常に固定する。
資金の○%をロスカット分として使用している。
RRRは1:2にしている。
利確○○Pips、損切○○Pips。

感情管理なら
利確したらすぐにチャートを閉じる
3回負けが続いたらトレード終了
資金〇%分をドローダウンしてしまったら明日までトレードしない
無駄なトレードを減らす為にSNSでアウトプット

等だ。

常勝トレーダーはここを自らルールを作り、徹底している。
私は常勝チームではないが、ここに意識が行くことで大負けがなくなってきた。

初心者の頃は確かにテクニカルスキルに全力を注ぐ。
なぜなら軸がないが故に、テクニカルの知識とスキルがあれば勝てる!と信じているから。
聖杯はテクニカルにあり!とも言い切るかもしれい。
だが、それは完全なる幻想だと早く気づくべきで、
早ければ早いほど多くの概念が蓄積され、発揮されるスピードが速くなる。

私は残念ながら今常勝はこれからだが、自分を信じて突き進んでいる。

勝てる手法は自分自身なのだから。


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