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シンデレラヒストリー前に予習しておきたい琴歌の過去とか

おそらく状況を見るかぎり近日公開となることが予想される。

[西園寺琴歌のシンデレラヒストリー]

毎回各アイドルの過去の姿などが垣間見れるお話の西園寺琴歌編になります。

 より事前に知識があった方が楽しめると思われるので、簡単に現在公開されているアイドルになる以前の西園寺琴歌の話やアイドルを目指した理由、理想について時々考察を交えながら私が見てきた彼女の姿をお話します。

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 ✿琴歌周辺の重要人物

 シンデレラヒストリーでは、アイドル達の身内との関係が掘り下げられることが多いので、ストーリーに登場しそうな西園寺琴歌と関係が深い人物について振り返っておきます。

・親友で同い年のメイド

アイドルになったことで、それまで知らなかった世界を知り、魅力的なお友だちがたくさんできましたの!(デレステ-ススメ!シンデレラロード)

 アイドルになってからたくさんの友だちができて、知らない世界をたくさん経験している琴歌。

 大役を果たした空想公演や天冥公演などでも、"友達"が重要なキーワードとして描かれるなど、今では大事なワードの1つです。

 そんな彼女にはただ一人"親友"と表現した人物が居ます。

 それは”同い年のメイドさん”、アルバイトに来た経緯は不明ですが話し方から親密さが伺えます。

じつは家に、私と同じ年のメイドさんがいるのです。アルバイトで来てもらっているのですけれど(モバマス-アイプロ イタリアン編)
家にいるメイドの子、私の親友なんですよ♪たまに…(プロデューサー)様のことも話せるほどに…(モバマス-アイプロ イタリアン編)

 また、メイドや友人に該当する人物は複数居るため、彼女の事かどうかは不明ですが、こんな発言も存在しています。

ふふ…髪は毎晩、メイドが梳かしてくれるんです(デレステ-[R])
可愛いはこの世の真理。友人の言葉なのですが、納得の言葉ですわ(デレステ-[ピュア・ユーフォリア])

・西園寺琴歌の父親

勝利の極意は父に聞きました。多くを勝ち抜いた人ですから(モバマス-[ココロ晴れ模様])

 琴歌は父親の事を心から尊敬しており、父の言葉をいつも大事にしています。 彼女の前向きで礼儀正しいところはそのおかげかもしれません。

父から教えられています。「気持ちには乗り物も必要だ」と。ですから私の気持ちを乗せて…これを贈らせていただきますね♪  (モバマス-アイプロ イタリアン編)
昔から父に言われておりましたわ。不可能なことなど、やってみなければわからないと。
アイドルというのも、他の方ができるならば、きっと私でもできることなのでしょう。そう思います。(モバマス-ぷちデレラ)

 この言葉からは、人との交流を大事にし、常に新しいことに挑戦していく人柄がうかがえますね。

 また、西園寺の家風として、人を大事にする文化があることは次のセリフからもわかります。

西園寺家は運がいいのです。誰かに助けられて、栄えてきました。(プロデューサー)様との出会いもきっと…語り継がれますわ(モバマス-[ココロ晴れ模様])

 基本的には躾や西園寺としての振る舞いに厳格なようですが、娘の誕生日には毎年大きなパーティーを開いたり、娘が仕事仲間を連れてきた時には、はりきって歓迎の用意をしたりと親バカで可愛らしいところも。

琴歌のはりきってしまう性格は父親譲りかもしれません。

 琴歌と母の仲も、両親2人の夫婦の仲も良いようで、彼女は誇らしげにこう語ります。

理想の夫婦は、私の両親ですわ!(モバマス-[マリッジコレクション])

・西園寺琴歌の弟

父の跡は、弟がしっかりやってくれそうです。私は私の道を行くだけですわ、(プロデューサー)様(モバマス-アイプロ イタリアン編)

 17歳の琴歌の弟なので、10~16歳だと思われます。

 跡を任せる事ができたり、姉の活躍を素直に喜んだりと、とてもできた弟なようですね。

弟に言われました。私の活躍が、自分のことのように嬉しいと(デレステ-[ピュア・ユーフォリア])

他には家の専属シェフや執事、学友や学校の[可愛らしいもの愛好会]の部員達、社交界の友人達、それぞれ持ち場を持つメイド達の存在も確認されています。

 ✿お屋敷や学校の往復だけの、閉じた世界の住人

 アイドルになる前の琴歌の生活はどのようなものだったのでしょうか?

家族と使用人、学友、それといくらかの社交界の方々。それだけの、けして広くない世界で生きてまいりました。つまらないと感じたことはありませんしたよ。だって、それが私の世界の全てでしたから。比べることもできませんでした。だから、満足できていたのだと、今は思います。(デレステ-[R])

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 琴歌はずっと、お屋敷や学校の往復だけの、狭い世界で生きていた女の子でした。

 それは決して、体が弱かったからとか、外に出るのに抵抗があったわけでは無く、西園寺の令嬢として習い事や行事に追われ、それに加えて家にお店が来てくれるため、世界がそこだけで回っていたのです。

 幼い頃から西園寺の家の長女としてふさわしい振る舞いを身に着けさせられていましたが、彼女自身も家の躾を当然のものとして受け入れていて、そうした閉じた世界での生活に少しも疑問を持っていませんでした。

 アイドルになるまでは。

歌うのは、ようやく少し慣れてきた、といったところですわ。プロデューサー様が聞いて、おかしくはないでしょうか?
私、普通のアイドルソングなどはあまり聞いたことがありませんから……。自分と他の方を比べられないのです。
そうですね……普段はクラシックなどをたしなむ程度で……。このような私がアイドルになるのは、おかしかったでしょうか?(モバマス-ぷちデレラ)

 今までアイドルというものにまったく縁の無かった琴歌。

 アイドルソングも知らなければ、大きな声を出したこともない。リズミカルに踊ることも、色んな表情をすることも.....。

アイドルになっていなかったら…もしかしたらこんな体験はできなかったかもしれません(モバマス-ぷちデレラ)

 アイドルとしてのレッスンや仕事を通して、西園寺琴歌の世界はどんどん広がっていったのです。

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レッスンではたくさんの学びがありますし、いろいろな現場で人に出会って……。世界が広がっていくのを感じるのです。それは毎日が驚きで溢れていて、とても刺激的です。次はどんなものを見られるのかと、毎日ワクワクが止まりませんっ!これからも、もっともっと、広い世界を見せてくれますか。プロデューサー様。(デレステ-[R])

 ✿西園寺の教育

 アイドルになる前の琴歌は今とは少し変わっています。

 西園寺としての教えに従い、少し硬くておとなしい女の子でした。

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西園寺の娘として、相応の振る舞いをするよう求められてきましたが、それを窮屈だとは思いませんわ。私にとってはごく普通のことですから。(デレステ-[ピュア・ユーフォリア])
はぁ……難しいですわね、いろいろな表情をするというのは……だからこそレッスンするのでしょうけれど……。
父から、泣いたり怒ったりするなとよく言われたせいですわ。西園寺家の娘なのだから、いつも冷静であれ……と。(モバマス-ぷちデレラ)

 行儀よく、おっとりとして、はしゃいだりしない、お淑やかな女の子。

 でも、それは本人の本来のパーソナリティとは違ったようで......

そう、昔から、おっとりしているとよく言われます。のんびりした性格とも。ですが、自分ではそうは思いませんわ。
父が好むような、おっとりした娘を演じていたのだと思います。本当は、楽しくはしゃぐのも、活動的なのも好きですの(モバマス-ぷちデレラ)

 ただそれでも、西園寺家の教える体制が整っているせいか、それとも本人の才能か、それはわかりませんが、"できない"と壁にぶつかったり、上手くいかずに閉じこもる事は無かったようです。

私……できないことや知らないことがこんなにたくさんあるとは知りませんでしたわ。とっても驚いて、それからだんだんと苦しくなっていって……。あの気持ちは何と呼ぶものなのでしょうか? あれが、悔しさ……レッスンをこなす他のアイドルを見ているのが苦しくて、奥歯を噛み締めていましたわ……。(デレステ-メモリアル2話)
閉じこもるなんて、新鮮です!(モバマス-[ソリチュードプリンセス])

 そんな彼女も、アイドルとなった今ではすっかり家でもおてんばな素の自分をさらけ出せているようですが。

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父にお転婆娘と言われてしまって。でも笑っていらっしゃいました…♪(デレステ-[おてんばスタートレイン])

 ✿自分の進路への不安 

 西園寺の家に生まれた彼女にはもともとの人生にレールがあります。

 弟と自分どちらが跡を継ぐのか、家業の心配もありました。

 ただ、父親を尊敬し、いつもその挑戦的な背中を見ていた琴歌には、なにかが足りないという思いがあったのかもしれません。

 はりきりお嬢様を経て、本格的にアイドルとして歩み始めたアイドルプロデュースではこんな事を語っています。

ただ、なにかにならなければとボンヤリ思っていました。最初に見つけたのがアイドルだったんです(モバマス-アイプロ イタリアン編)
今日あらためて感じました。夢は、きっと自分にはなかったんだって。でも…(モバマス-アイプロ イタリアン編)

 弟に跡を任せることになって家業の心配からも解放されたようです。

家業の心配をせずに、こうして好きなことに挑めるのはありがたいですわ。私は恵まれています(モバマス-アイプロ イタリアン編)

 西園寺の家の未来、重い荷物を背負っていた彼女ですが、家業と将来の進路に悩む17歳の等身大の女の子らしい悩みとも言えます。

 セリフからは自分の進むべき道を見つけれた喜びが感じられますね。

アイドルになって、よかったですわ。私、(プロデューサー)様に夢中にさせられてしまいました(モバマス-アイプロ イタリアン編)

 ✿自分の力で挑戦したい!

 デレステ版の琴歌は、メモリアルコミュ1で、父親に事務所に入れられた事になっていますが、Mobage版の琴歌は自分の意志で、アイドルを選び取った事になっています。

 「私は…挑戦するために、アイドルになったのです!」(モバマス-アイプロ イタリアン編)
私は、父に言われた通りの道を歩くのではなく、自分で歩いてみたいと思ってアイドルになったのです。だから……。
だからこそ、プロデューサー様の思うようなアイドルらしいアイドルになりたいのです。それが、私の目指す先なのですから……♪(デレステ-メモリアル4話)

 詳細な経緯は不明ですが、彼女はなぜこのようにアイドルの世界に挑戦することにこだわるのでしょうか?

 それは、挑戦することを信条とする父の言葉自分の力で挑戦できない環境との間で葛藤があったからではないかと思います。

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 西園寺の家に生まれた彼女は、どこにいっても本人の意志とは関係なく、西園寺の家の娘として丁重にもてなされ、自分の力でやり遂げる前に必要なものが用意されてしまう。 その事で挑戦する自由が失われていたのでしょう。

 琴歌がアイドルの世界に魅了されて、夢を見つけたのはそうした背景があっての事かもしれません。

アイドルは、なんでもできなければいけないのですね。目指す価値のある、すばらしい仕事ですわ(モバマス-アイプロ イタリアン編)

 しかし、アイドルの世界に来ても、彼女が西園寺である事とは切り離せることではありません。

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 ただそれでも、アイドルを見に来た人達には西園寺の名前は関係なく、自分の事を見て、評価されて、そして実力次第では笑顔になってくれます。

 そうした人々に向かって、はりきって挑戦できる世界、それがアイドルだったのかもしれませんね。

プロデューサー様、ご覧になってくださいましたよねっ!私の歌で、みなさん喜んでくれましたわ!みなさんのあの笑顔……うふふっ♪一生の思い出になるほど嬉しかったですわ♪(デレステ-メモリアル4話)

 ✿花として咲きたい!

 最後に、琴歌の大切な趣味であり、アイドルとしてのイメージになくてはならない花との関係について振り返ります。

まず、琴歌は押し花が趣味で、アイドルになってからは思い出の花をスクラップブックに綴っているようです。

押し花ではありませんけれど、このイチョウを1枚持って帰ろうと思います。今日の思い出に…(モバマス-アイプロ イタリアン編)
プロデューサー様との思い出を1枚1枚…大切にスクラップブックにつづっていきたいですわ(モバマス-アイプロ イタリアン編)


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 アイドルサバイバルinフラワーガーデンの報酬、「花園の春風」では花を愛する彼女が、花に憧れていたことがわかるセリフがあります。

昔、花に生まれたいと思いましたわ。今は、咲けるのが嬉しくて(モバマス-[花園の春風])
私も優しく咲きたいのです(モバマス-[花園の春風])

  これを移植したデレステ版の「花園の春風」では、より花への思いが多く語られています。その中から一部を紹介します。

野に咲く花がこんなに美しいなんて、知りませんでした…(デレステ-[花園の春風])

 花瓶に飾られたお花が一番きれいなのだと思っていた琴歌は、野に咲く花の美しさに魅了され、思いを馳せます。

アイドルは花のようなものかもしれませんわね…。それでも、私は…(デレステ-[花園の春風])
このお花のように、私もたくましく美しく咲きたいのです…(デレステ-[花園の春風])

 アイドルと花と私― この3つが結びつき、アイドルとしての理想となっていくのがわかります。

 そして次の「ピュア・ユーフォリア」では、花として咲いた姿を見せてくれます。

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種を撒かれ、芽吹き、そして今、花開くことができました、プロデューサーが育てたアイドル・西園寺琴歌をどうぞご覧になってください(デレステ-[ピュア・ユーフォリア])

 二枚目のSSR[おてんばスタートレイン]でも、花のような女性になりたいと語るなど、彼女にとって[花]というイメージが自身の理想であることがわかります。

可愛らしいだけでなく、強さを持った花のような女性を目指していますの(デレステ-[おてんばスタートレイン])

 さて、ここからは考察になるのですが、花園の春風にはこのようなセリフもあります。

(プロデューサー)様が一番美しいと思う花を知りたいのです(デレステ-[花園の春風])

 一見普通のセリフなのですが、前に紹介したセリフをもう一度思い出してみましょう。

プロデューサー様の思うようなアイドルらしいアイドルになりたいのです。それが、私の目指す先なのですから……♪(モバマス-ぷちデレラ)

 彼女はPの思うようなアイドルも目指しています。

 そのため、プロデューサーが野に咲いていた花達の中で1番美しいと答えた花こそ、彼女の目指す理想の姿なのかも知れません。

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次回の更新が西園寺琴歌かどうか、100%そうかはわかりませんが、その可能性が非常に高いと言えます。

もし、次回更新が琴歌でなくとも、そのうち順番は回ってくると思いますので、その時を楽しみに待ちましょう。

そして次回更新が琴歌なら、是非読んだシンデレラヒストリーの感想をTwitterなどに書いてみてください。最後まで読んでいただきまして、誠にありがとうございました


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