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4月22日投稿。シンガポールのサーキットブレイク延長で、ジョホールとSGのイミグレ通過が12時間に短縮。

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マレーシア・ジョホールから丸山幸子です。

完全ロックダウンに入っているマレーシアでは新規感染者が20日は過去最低の36名(死者ゼロ)を記録し、21日は57名(死者3名)と低い数値を維持し、治癒率も60%を超え、医療現場も落ち着いています。

昨今の話題の中心は、ラマダン(断食)とそれに続くハリラヤ(断食明けのお祭り)で、今年のラマダンは明日からの4月23日~5月23日の1ヶ月。太陽が高い時は飲食をしないイスラム教徒は、太陽が沈んだ後に許されている飲食を楽しむラマダンマーケットが通常です。しかし、今年は人の集まりを避けるため「E-ラマダンマーケット」となる事が発表されました。デリバリーやテイクアウトが賑わう事になるのでしょう!
デリバリースタッフからの感染が気になる政府は、デリバリースタッフのPCR検査を行う事を考えているようです。

ハリラヤの変更日程や4月28日迄行われているロックダウンの延長については現在政府で検討中。まもなく発表される事になりますが、ハリラヤの日程が変更となると過去にもない異例の措置という事になります。

ジョホールのお隣のシンガポールでは、サーキットブレイクという、マレーシアと少し異なるゆるやかな規制で対策を行っていましたが、外国人労働者が住むドミトリーで集団感染が発生した事などにより、5月4日迄とされていた期間が、一気に、6月1日まで延長されました。そして、買い物は代表一人で行く事。追加で理髪店、美容室、飲料やスナック菓子のみを販売するお店の営業停止、全てのスーパーやモールで検温と、来店できる日を身分証明書の末尾の番号にで決める等の規制が追加されました。

これにより、ジョホールとシンガポールの国境は24時間開放が中断され、通過時間が朝7時から夕方7時までの12時間に短縮されました。

丸山幸子
2014年から当地に移住し、日系企業のジョホールへの進出サポートと、日本語フリーペーパーに編集、インターナショナルスクールの正規エージェントとして子供向け長・短期英語留学サポートや現地でのスポーツ合宿やイベント企画運営等の会社を経営しています。
www.jb.saloon.jp

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