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5月22日投稿。警戒レベル2になったNZ。感染者もほとんどなく、学校も再開。通常に近い生活ですが、観光業は厳しい状況が続きます。

ニュージーランド南島のダニーデンから内田泉です。

ニュージーランドは先週の5月13日23時59分(実質14日木曜日)から、警戒レベル3から警戒レベル2へ下りました。

これで学校、一般店舗、ショッピングモール、レストラン・カフェ、美容院やスポーツジムなど、ほとんどのビジネスが再開しました。ただし、社会的距離を取ること、除菌を徹底すること、お客さんとあとで連絡取れるようにすること(接触追跡可能にするため)などの条件があります(詳しくはこちらでどうぞ→「ニュージーランド、コロナ対策の警戒レベルを引き下げ、ほぼ全面的にビジネス再開可能に!」https://izumi.world/2599/)。

我が家でも、高校2年生の娘が学校に戻ったので、朝9時起きから6時起きに戻りました。友人のレストランにも行きましたが、スペースをあけたテーブルで着席して食べることが条件になっています。店も通りも、まだかなり静かでしたが、デリバリーピックアップの人たちが次々に来ていて、生活スタイルがまだ「おうち中心」になっていることが感じられます。

警戒レベル2に戻ってからも、ほぼ毎日のように、ジャシンダ ・アーダーン首相およびアシュリー・ブルームフィールド保健省長官の記者会見があります。

感染者に関しては、レベル2の8日間で、新感染者が出たのは2日だけ。それぞれクラスターに関係する人が1名ずつでした。ここ4日間はゼロ感染者が続いており、回復者も97%、療養中の人は30名のみとなっています。これは、毎日平均5千件の検査をしての結果なので、これ以上信頼のおけるデータを提示することはできないのではないか、と思います。

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コロナウィルスを「本当にコントロールできた」と、ニュージーランドに住んでいる私たちは、とても安心しています! 

しかし、海外からの旅行客に大きく依存していた観光業は壊滅的で、これをしばらくは「国内旅行」でサポートできるかどうか、という瀬戸際です。

次回は地元エコツアーに実際に参加してみたことをご報告したいと思います。

内田泉
自然科学を中心とした番組コーディネイター、ライター、写真家。ドイツ人の夫と高校生の娘の3人家族。ブログ(https://www.izumi.world)とTwitter(@KagiyaIzumi)でもニュージーランド現地の情報を詳しく発信中。

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