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6月7日投稿。支持率65%のアーダーン首相が率いるNZ!保険省の見解「マスクは正しく使わないとかえってリスクもある」そういう見解も!

ニュージーランド南島のダニーデンから内田泉です。

ニュージーランドは6月5日の段階で、新感染者ゼロが14日連続して続いています。
 
5月14日から警戒レベル2という、ほぼ全てのビジネスが再開できる状態になりましたが、最初のうちはこわごわというか、社会的距離もバッチリとって、スーパーや食料品店、美容院などでは店員はマスクをしていました。

しかし、現在、そうした店での店員さんのマスク率も、ほぼゼロになっています。もちろん、街を行く人、買い物をする人のマスク率も、ほぼゼロです。ここは、海外の多くの国とは異なる政策ですが、保健省は「マスクは正しく使わないとかえってリスクになる可能性もある」と、現在のところ着用は特に奨励されていないのです。

各店では、感染者が出た場合に備え、入店時に連絡先を記入したり、QRコードを読み込んだり(政府が開発)、また社会的距離をとらなくてはいけない、という制限はありますが、気分的には全国的に「もう大丈夫」感がいっぱいです。
 
学校も再開し、高校生の娘の生活も通常通りになりました(違うところは、教室を移動するごとに手などを除菌することくらい)。

新感染者が収まっていることをうけ、予定より早く警戒レベルを下げる閣議が来週月曜日に行われ、来週中には警戒レベル1になるのではないかと思われます。

警戒レベル1になると、社会的距離をとる必要もなく、集会の人数制限もなく、本当に国内は「普通の生活」です。

しかし、国境封鎖は相変わらず続いています。今後、まずはオーストラリアとの間で再開し、続いて同じくコロナ被害のすくない太平洋の国々、それから中国・韓国・台湾あたりからの旅行者を受け入れるようになるのではないか、と思います。

まだまだ、世界中で感染の嵐は吹き荒れているので、ニュージーランドは慎重に、安全第一で行くと思います。

ロックダウン等により経済的に困窮する人が多かったり、国境封鎖もしていますが、それでもジャシンダ ・アーダーン首相の支持率は、なんと65%! 国民の信頼度は高く、団結感も高い国内となっています。


内田泉
自然科学を中心とした番組コーディネイター、ライター、写真家。ドイツ人の夫と高校生の娘の3人家族。ブログ(https://www.izumi.world)とTwitter(@KagiyaIzumi)でもニュージーランド現地の情報を詳しく発信中。

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