見出し画像

7月4日投稿。EU議会が入国を許可している国も、各国判断では入国許可の対象とはなりません。ご注意下さい!

Tuttlingen(ドイツ)から、長谷川友美です。

6月15日の国境開放から、2週間あまり。自宅からさほど遠くない高原リゾート地でも、オランダやフランスのナンバープレートを付けた車をみかけるようになりました。

7月1日付けでEU諸国および、シェンゲン協定国以外からドイツへ入国可能となる国が発表されました。(ドイツ政府発表)
1) オーストラリア
2) ウルグアイ
3) カナダ
4) ジョージア
5) タイ
6) チュニジア
7) ニュージランド
8) モンテネグロ 
以上、8カ国。これらの国の居住者は、7月2日よりドイツ入国が可能となりました。
 
ドイツ政府に先立ち6月30日EU議会は、14カ国をEU域への入域緩和対象国として選定しました。この14カ国には、日本も含まれています。しかし実際の運営は、EU議会の発表を受けて各国が協議し最終的な決定を行います。ドイツ入国が可能となる国の選定について、「過去2週間の新規感染者数が、EU平均と同等以下である国」と発表されていました。日本、韓国等も可能になると予想されていましたが、発表されたリストには入っていませんでした。入国、入域緩和は、段階的に行われます。また、今回のリストに含まれている国でも、感染状況に変化があれば再び規制がかけられることもあるとのことです。
緩和対象国は2週間おきに見直されますので、EU域内への渡航を検討されている方は、該当国の大使館ホームページなどで確認されることをお勧めします。

7月に入り、友人達とのメッセージのやりとりは、「夏の休暇どうする?」という話題。毎年短くても3週間の夏休みをとるドイツの人々にとっては、一大イベントなのですが、今年は「夏休みをとらない」という声も。そんななか人気なのが、キャンピングカーでの旅行です。キャンピングサイトも充実しているヨーロッパでは、キャンピングカー旅行が手軽に楽しめるとのこと。レンタカー店の広告も、キャンピンカー一色です。
あと一ヶ月もすれば秋風を感じ始めてしまう黒い森地方。コロナ小康状態の今、夏休みの過ごし方に楽しく頭を悩ませている人が大勢います。


長谷川友美
夫の駐在に帯同して2015年よりドイツ在住。タイ語から日本語への翻訳、日本人向けPRなどを可能な範囲でお受けしています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?