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6月9日投稿。アーダーン首相の言葉に全てが集約。「ありがとう、ニュージーランド」後は国境の開放のみ!

ニュージーランド南島のダニーデンから内田泉です。

本日6月8日に開かれたジャシンダ ・アーダーン首相とアシュリー・ブルームフィールド保健省長官の記者会見で、とうとうNZ国内からコロナ感染者がいなくなったことが発表されました!

昨日まで療養をしている人が1人いたのですが、その最後の方が回復したのです。ニュージーランドが目標としてきた「排除(elimination)」が達成したことになります。

ジャシンダ ・アーダーン首相は、このニュースを聞いたときのことを記者に聞かれ「小躍りしてしまいました! 娘(2才)はなぜ私が居間で踊り出したのか全然分からなかったでしょうけど、一緒に踊って楽しんでくれました」と答えています。さすがに嬉しかったんですね!

また、今日まで新感染者も17日間ゼロが続いており、本日の閣議で、今日をもって警戒レベル2を終え、明日から警戒レベル1にすることも発表されました。

つまり、もうほぼ普通通りの生活が送れるということです。

社会的距離も取らなくていいし、集会なども人数制限なしにできるようになったのです。とはいえ、国境はまだ封鎖中。今後、開いていくと、どうしてもまたウィルスも入ってくるでしょう。

その時に備えて「ちゃんと手洗いはしてください。そして自分が行った場所、会った人について記録してください(QRコードベースのアプリもある)」というのが、警戒レベル1なのです。
ジャシンダ ・アーダーン首相は、今日の記者会見の終わりにこう言っています。

「シンプルに、こう言わせてください。ありがとう、ニュージーランド」

こちらこそ、首相に、保健省長官に、医療関係者のみなさんに、そして5百万人のチーム(国民)全員に、ありがとうという気持ちと、そして同じチームの一員として誇らしい気持ちでいっぱいです! 


内田泉
自然科学を中心とした番組コーディネイター、ライター、写真家。ドイツ人の夫と高校生の娘の3人家族。ブログ(https://www.izumi.world)とTwitter(@KagiyaIzumi)でもニュージーランド現地の情報を詳しく発信中。

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