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5月4日投稿。マレーシアは州毎に判断が分かれるMCOの解除。まだまだお茶を飲みながらお喋りをする日は遠そうです!

マレーシア・キャメロンハイランドから説田ゆかです。

5月12日のMCO(活動制限令)延長期限を待たずに、5月4日からほぼ全ての業種再開を条件付きとはいえ許可すると発表があったのが5月1日でした。
確かに、1日は、新規感染者も2桁で、治癒率も70%という数字でしたが、5月3日には新規感染者が3ケタに逆戻りしました。

突然の再開にまだ早いのではないかという心配の声が巻き起こり、マレーシア13州のちペナン、パハン、サバ、サラワク、クダ、セランゴールの6州は再開を認めない方針を発表しました。キャメロンハイランドは認めないパハン州に属します。

「今、一番不便している、不便だなと思う事」 いつもこの山の上の小さな町で、ある意味「隔離生活」をしているため、生活面で特段不便に感じていることは無いのですが、ちょっと寂しいな、と思うのは、地元の子どもたちにピアノを教えていて、その前後に送り迎えの際に、親御さんが手作りのお菓子を持ってきてくださって、一緒にお茶を入れておしゃべりを楽しんだり、そこからまた他の話題になって、次の予定が決まったり、というような、対面でこその楽しみが完全になくなってしまったことですね。 マレーシアは、今、日本に帰国する場合には、まず在マレーシア日本国大使館からそれを証明するレターを受け取り(メールのやりとりで可能)、その後、地元の警察署に、州を跨いで空港まで行く理由(帰国)を航空券とそのレターとともに説明して許可を取る必要があり(場所によって多少異なるようなので、とにかく警察署に行って相談)、それは不便です。さらに、外国人ですから出国はできますが、いつ戻ってきて入国できるかわからないので、出国しない、という選択肢になっています。

説田友佳
人事管理コンサルタント。最初の3年半は、マレーシアのジョホールバル、その後、1500メートルの同国の高地キャメロンハイランドに引っ越して、3年経ちました。

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