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5月5日投稿。ドイツでは昨日から美容室も再開されました。女性目線ではとても重要な事なのです!

Tuttlingen(ドイツ)から、長谷川友美です。

4月27日投稿の記事に、間違いがありましたので、訂正します。
4月27日からドイツ全土で、「店内や公共交通機関内でのマスク着用が義務化」されています。マスクを着用していなかった時のBaden-Württemberg州の罰金が50ユーロとお伝えしていましたが、30ユーロの間違いでした。この罰金、州によって定められているのですが、最も厳しいBayern州では、150ユーロが課せられるそうです。

日曜雑貨小売店、書店、自動車ディーラー、自転車販売店など営業再開が始まっているドイツですが、5月4日から美容室も再開します。私の周りでも伸びきった髪の取り扱いに困っている人が多かったようで、すでに予約を入れたり、電話をするけど予約がとれなかったりしているそうです。

ドイツが規制緩和のひとつの指標にしているのが、Reproduktionszahl(基本再生数:1人から生じる2次感染者数)です。現在Baden-Württemberg州では、1人から生じる2次感染が1.0を切り、0.7で推移しています。また、退院した人も増えてきて病院のコロナ感染者用のベッド、集中治療室、人工呼吸器に余裕が出てきたことも、規制緩和の背景にあります。

ドイツのメルケル首相は最初から、「感染者の増加を抑えながら、治療法の確立、ワクチンの開発、または集団免疫ができるのを待つしかなく、そのスピードを遅らせるのが大切」とスピーチされていました。まだ「終息」にはほど遠いのかもしれませんが、店鋪が営業を再開し、街に「コロナ前」の様子が少し戻ってきたのは、明るい光景に見えます。


長谷川友美:夫の駐在に帯同して2015年よりドイツ在住。タイ語から日本語への翻訳、日本人向けPRなどを可能な範囲でお受けしています。

GWAでは世界のグローバル女子の出会いと情報交換の場を提供しています。
http://www.753global.com


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