こつこつ投資経験者が語る:ビットコインでドルコスト平均法の投資をする方法
こんにちは。2024年、1月10日(日本時間では1月11日)にビットコインのスポットETFが米国証券取引委員会(SEC)に承認されて以来、価格高騰が続いています。
今から投資しても大丈夫だろうか?なんだか怪しそうだけど、リスクの取れる範囲で少し触ってみたい。
そんな方には、価格の上下が激しい、つまりボラティリティの高いビットコインを個別株式のように投資するよりは、個人のリスクの取れる範囲内の少ない金額で毎月少しずつ投資する方法、いわゆるドルコスト平均法による投資が良いと考えています。
この記事は投資を推奨する目的ではなく、投資のやり方を紹介するものです。もし投資をする場合はリスクを取れる範囲内で自己責任でおねがいします。
個人的には、ローリスクミドルリターンのNISAによるインデックス投信の積立をメインにして、ある程度の余裕資金(全体の5〜10%)の方でビットコイン(以下BTC)に投資するスタイルが無難かと考えております。この戦略を、作家ナシム・ニコラス・タレブによると「バーベル戦略」と言われています。
◾️「金持ち父さん、貧乏父さん」の作者ロバート・キヨサキも推奨するビットコインに投資する理由とは
「金持ち父さん、貧乏父さん」の作者ロバート・キヨサキさんがこちらのYoutubeでインタビューに答えています。
英語ですが、なぜBTCに投資しているのか、ポイントを引用したのが以下です。
BTCのスポットETFが承認されたことの意味についてはこちらの記事を参照して下さい。
◾️ドルコスト平均方とは?メリットデメリットと、BTCに投資した場合のシミュレーションの例
ここでドルコスト平均法について、簡単に解説しておきます。
ドルコスト平均法とは、毎月一定金額の暗号資産を定期購入することです。2024年から新型NISAがスタートしましたが、投資信託を積立NISAで購入するのと同じイメージです。
BTCをドルコスト平均法で積立投資するメリット・デメリットは以下です。
【メリット】
① 暗号資産が変動して下がった時のリスク分散になる
②初心者でも始めやすい
③少額から始めることができる
【デメリット】
①リターンが低くなる可能性がある
②元本割れのリスクがある
ドルコスト平均法による定期積立投資は短期的な利益は狙うのではなく、長期的な投資手法であり、十分な利益を得られるまでに時間がかかります。
短期的に稼げる運用方法を探している方には、仮想通貨の積立投資はあまりおすすめできません。
一つの参考例として、コインチェックで2023年の1月から12月まで、毎月3万円をドルコスト平均法の定期積立投資で実施した場合の試算のグラフがこちらです。
2023年は上昇傾向にあったこともありますが、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)より好成績だったとは驚きです。
以下、ドルコスト平均法によるBTCの積立方法とそれぞれの特徴について解説します。
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