(21)「…やがて夜がやってきて、辺りは静寂に包まれていた。風の音も、生き物の気配もしない、深い深い静寂だ。さすがに焚き火をする訳にもいかない。さっきのやつらに見つかってしまうかもしれないからね」「じゃあ、真っ暗闇の中にずっと居たの?」「いいや、そんな時はこれを使うのさ」
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