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[きまぐれポケカ解説]プラズマ団のディアルガEXとパルキアEXを使ってみた

この記事は執筆者のグレイとハバタクカミのカミちゃんの間の対話形式でポケカを紹介する
ゆっくり実況風の記事となっております

グレイ「殿堂レギュレーションの時間だぜ
ということで今回はデッキ二本立て、
プラズマ団のディアルガEXとパルキアEXを紹介していく」

カミちゃん「どちらもプラズマエネルギー絡みの特徴的なワザを持っていて、何かしら遊べそうな雰囲気はあるものの
10年以上前のカードであり、さすがに今使うには数値は低めとなっていますが、
一体どのように使っていくのでしょうか?」

「まずパルキアEXだが、ワザ:ひるがえす が案外強い。
素のダメージが50でそのまま交代できるワザはたねポケモンの中ではかなり良い方で、
例えばれんげきウーラオスVやイオルブVは1エネ20〜30程度、セレビィVなら2エネ60、シャワーズVは3エネ90という数値に達する一方、逆にモルペコVやグソクムシャexなど、ダメージが大きいものは自身のエネルギーをトラッシュしないと交代ができず、単体では扱いづらい。」

「たしかに、原作ゲームではとんぼがえりやボルトチェンジ等攻撃しながらの交代に伴うサイクル戦が盛んですが、ポケカでは大ダメージ+即座に交代という動きは許容されていない調整になってますよね
主にバトル場に出た瞬間特性でロックをしてくるポケモンがいるからでしょうが」

「そんな中パルキアEXはプラズマ団かつドラゴンポケモンということで、デオキシスEXのパワーコネクトとチルタリスのたたかいのうた、両方の恩恵を受けることができ、
100越えのダメージ+交代ができる貴重なポケモンとなってくる。」

「さらにワザエネルギーが無色3つであるため、
ダブル無色エネルギー手貼り+アクロママシーンにより、後攻最初の番からひるがえすで70程度狙っていくことが可能である。」

なんか効果付けてほしかった感

「後攻最初の番の70ダメージ、少し前なら微妙な評価でしたが、今は進化形のexが盛んになってきている都合、進化前のたねポケモンを即座に倒してサイド優位を狙えるのは大きいですね」

「といったところで今回のデッキはこちら」


「基本的にパルキアEXにエネルギーを付け、ひるがえすで攻撃しながら交代、グズマを使われないようディアンシーで守っていく、というのが基本的な流れ。」

「序盤から最終盤までディアンシーが必要になるため、2枚のレスキュータンカを使ったり、サバイブギプスでディアンシーが倒れないように立ち回っていく。」

「サイド2枚のパルキアEXが攻撃した直後なのに、サバイブギプスディアンシーを出されるとサイドを1枚も取れない番が発生するのはなかなか強力ですね」

「いのちのしずくでも良いが、ディアンシーの枚数的なリソースで考えるとサバイブギプスは良いカードなのである
また、このデッキではダブルドラゴンエネルギーではなくダブル無色エネルギーを使っているけど、
その理由は、素のダメージが30大きいディメンションヒール択を狙うよりはディアンシーやチルタリスのにげエネになるダブル無色エネルギーの方が使いやすかったからである

ちなみにこのデッキはチルットチルタリス4-4で採用して火力を上げまくりたい形にしているけど、実際使う際はもう少しドローカード増やした方が安定すると思う」

「ところでパルキアEX+デオキシスEX+チルタリスの動き、完全にBW当時の環境で実現できたはずですが、強くなかったのでしょうか?」

「当時環境はそこまで詳しくないので想像も含むが、調べてみるとポケモンカードwikiにはXY期に行われた竜王戦等での結果が述べられている。(チルタリスは不採用でパルキアEX+デオキシスEX+カビゴン型)

竜王戦はドラゴン必ず採用という都合、こちらは相手のドラゴンの弱点を付けるけど、ひるがえすでベンチに戻れば相手はパルキアEXの弱点を付けない、みたいな盤面になるのが偉そうなところだね

また、XY期での成果というところで、BW当時はグッズとしてコイン無しでポケモンキャッチャーが使えた、というのが明らかに向かい風だったのだろうという感じはする
なんならパルキアEX収録のメガロキャノンにも相手のベンチを呼び出す特性持ちのゲノセクトEXとかがいるわけだし
あとそもそもスカイフィールドが出せないのでそこまで火力が大きくならないという話はある」

「一応エネルギーを付けたポケモンが攻撃しながらベンチに下がる動きはミュウツーEXのエックスボール等を意識しているような雰囲気があるので、実際使ってみたら案外面白いかもしれませんよね
BWレギュを嗜んでいる方などは試してみると面白いのではないでしょうか」




「続いてのデッキに行くぜ
ディアルガEXはやはりタイムプログレスを使っていきたいよね
(ディメンションヒールは無理だよ…)

「自分についているプラズマエネルギーの数ぶん相手の山札を上からトラッシュする効果ですが、
プラズマエネルギーは最大4枚までの採用可能なのに対して、ついているエネルギーぶん相手の山札をトラッシュするならマルヤクデやナマズンの方がたくさんエネルギーを付けられるから良いということになりそうですが」

「そこで差別化方法はディアルガEXはHPが高いので耐久をさせられる、
90ダメージを与えられるために攻撃役としても使える、この2点になってくる。
ポケモンEXでも最大HPを100増やせるヒーローマントが出たのでこれを付けて、プラズマエネルギーを付けたディアルガEXが倒されないように立ち回っていく。」

「とはいえそもそもプラズマエネルギーをたくさん付けるのも、攻撃を受けたディアルガが何ターンも生き延びるのも難しいのではないでしょうか?」

「ということで使うのはルギアVSTAR軸。
こんな感じのデッキになった。」

「あ~無難にアーケオス2匹並べてプライマルターボを使えばプラズマエネルギーは4枚溜まりますね」

「いや、アーケオスは1匹しか出さない。
なぜならプライマルターボ1回、手貼り1回、アクロママシーン1回で4エネ付けられるから。
そしてアッセンブルスターで出すもう1匹の無色ポケモンは、」

「あ~~~~~プラズマエネルギーのみトランスできるポリゴンZ…
基本的に特殊エネルギートランスができるヨノワールの下位互換ですが、
無色タイプなのでアッセンブルスターで直接出せる点で差別化できる……!」

「そういうこと
ポリゴンZを出せばディアルガEXに対してトランス+まんたんのくすりを繰り返し、タイムプログレスを何度も打っていくことができる。

このデッキがなかなか面白いのは、ルギアVSTARを見てなるべく早く盤面を完成させようと山札を掘りすぎるとタイムプログレスが刺さり、
逆にタイムプログレス警戒で山札を掘らず盤面を整えないとルギアに一掃されるところで、
上手い具合に前門の虎後門の狼状態を作れているのである」

「露骨な山札削りデッキにせず、ルギアに山札削り機能を付けると確かに相手は対応しづらいですね…
ちなみにこれ、ルギアVSTARにプラズマエネルギー加速、ヒーローマントでHP増強、トランスまんたんのくすりで何度も再生するとかいう最強のルギアが爆誕しますよね」

「そう、意外にもこのデッキは倒せないルギアで攻撃しているだけでも強かったりする(ルギアって何なんだ)

またディアルガEXのタイムプログレスを使えてHPが90大きいポケモンとしてミュウツー&ミュウGXを採用、
トランス+まんたんでの回復に加えて追加ミラクルツインGXでも全回復できるロマン要素を入れてみたけど、
正直タイムプログレス特化するよりはバランスよく色々なアタッカーを入れた方が多分強いので、自分好みのルギアに改造していってもらえればと思う。」

「プラズマエネルギーが付いていれば〇〇系で行くと、
サイド追加が可能なルギアEX、
確定マヒ効果があるフリーザーEX、
相手のダメカンを利用してダメージが爆増するヒードランEXなど
意外に尖ったカードが多いですからね
開拓し甲斐がありそうです」

「ただしプラズマ団系のデッキ、賞味期限が間近な可能性が高いので、使うならお早めに
というのも相手のトラッシュの「アクロマ」とつくカードに反応するキュレムが登場したことで、アクロママシーンを使ってしまうと相手の非エクが1エネ110×3を飛ばしてくるという大災害が起こるので…」

「エク殿でもキュワワー+アクロマの実験を使う構築はあるし、
ルギアVSTAR軸やレジドラゴVSTARデッキならアンチプラズマの発動なしでもトライフロストを放てるから、実際このキュレムがそこそこ採用されそうなのが困るところである
(本当はこの記事は7月頃に出そうと思っていたがキュレムが出てしまったので早めに投稿することとなった(間に合ってはない))」


「といったところで今回の記事はここまでとなります
最後までお読みいただきありがとうございました
BWのカードを懐かしみつつ、まだまだなんか面白いことができそうだと伝われば幸いです

それではまた次回の記事でお会いいたしましょう
皆様、良いポケカライフをお過ごしください」