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令和のアカギニンフィア使ってみた

この記事は執筆者のグレイとハバタクカミのカミちゃんの間の対話形式で
ポケカを紹介するゆっくり実況風の記事となっております

グレイ「殿堂レギュレーションの時間だぜ
ということで久しぶりに投稿します。ここしばらくネタがなかったのでポケカデッキ組んでませんでしたが、新しくカードが出るので組んでみました」

カミちゃん「ネタ切れ、どう考えても10個のデッキをまとめて投稿したやつが悪い説」

「さて、今回使うのはニンフィアex。かつてのニンフィアGXのプリエールGXをなんと一般ワザに昇華させたエンジェライトが特徴的となっている」

「水雷超という重い要求になっているとはいえ、
エンジェライトは1試合に複数回使え得る、しかも相手のベンチポケモンを手札ではなく山札に戻すといくらかの点では上位互換であるように見えますが、実際どのように使うのでしょう?」

「今回はサンムーン時代にも人気があったアカギニンフィアを再現していくわけだが、
そもそもアカギニンフィアとは、アカギ♢の効果で相手のベンチポケモンを2匹にし、プリエールGXを使ってベンチポケモンを0に、バトルポケモンはどくなどのダメージで倒すことで、
1手で相手のポケモン消滅を試みる構築である」

「これを踏まえて今回使っていく構築はこちら」

「ニンフィアexの明確に強いポイント、それはカウンターエネルギーが対応することで、
フェアリーエネルギー+ダブル無色エネルギーで動けていたニンフィアGXとほぼ同じくらいのコスパでエンジェライトが放つことができる」

「アカギニンフィア、相手を倒してサイドを取ったりせずに盤面を整えていって一掃を狙う構築なので、必然的にサイド差が作られますからカウンターエネルギーと非常に相性が良いんですね」

「最もこれだけだとカウンターエネルギー+1枚のエネルギーで動く=ニンフィアGXと変わらないように見えるが
テラスタルのポケモンのワザエネルギーを1個減らすACE SPEC きらめく結晶があるので、
実質カウンターエネルギー1個で動ける」

「ニンフィアGXもカウンターゲイン付けてワザエネルギーを無色1個なら減らせますが、フェアリー+無色を1枚で満たせるエネルギーがなく、フェアリーエネルギー手貼り+カプ・コケコ♢などが現実的なところになってくるわけですから、エネルギーに関してはニンフィアexに分があるところとなりそうです。
また本当にACE SPEC枠をここに割くべきか、という話は少々ありますが、1ターンでエンジェライト起動はされないだろうと油断している相手にはとても刺さりそうな行動となっていますね」

「他に採用したいACE SPECを考えると
トラッシュのトレーナーズを拾ってワンショットキルパーツを揃えるダウジングマシン→(殿堂なら)時のパズルでOK

バトル場でどくで倒したいポケモンを呼び出す用にプライムキャッチャー→カウンターキャッチャーでOK
山札からカードを集めるパソコン通信、シークレットボックス→ふたごちゃんでOK
という感じになり
他のACE SPECはこの構築に入れても魅力的な感じがしないので、まあニンフィアexオンリーの性能を引き出すためにカウンターエネルギー+きらめく結晶というコンセプトで行くのが良いだろうという感想に至った

ではこのデッキで具体的に必要なパーツは、
まず相手のポケモンの残りHPを30にするためのロストリンクミュウ+アマージョex
折を見てアマージョexをロストミキサーかロストスイーパーでロストゾーンに送ることが必要になる」

「そして、エンジェライトを打つ前の下準備としては、ミュウでアイシクルソールを使うか、
ジラーチのリフレインでふたごちゃんを使い、必要パーツを集めまくるか、のどちらかとなってくる」

「ふたごちゃん、センパイとコウハイと異なり、サイド差さえあれば自分のポケモンがきぜつしていなくてもいつでも使えるため、この手の相手を倒さないデッキでは扱いやすいカードで、
それをジラーチの効果でもう一度使えるという最強行動…
しかもジラーチのポケパワーはきぜつしたら山札の好きなカードを手札に加える効果のさいごのねがい、放置しても倒しても厄介なことになってしまうのが恐ろしいポケモンなんですよね」

「具体的に揃えるパーツとしては、
ニンフィアexがワザを使うためのカウンターエネルギー+きらめく結晶(もしくはブレンドエネルギー1枚)、
相手のベンチを減らすアカギ♢、
残りHPが30のポケモンを倒すためのスカタンクG+タチワキシティジム、

結局アラブルタケはスカタンクほどの汎用性はなかったな

残りHPが30のポケモンをバトル場に呼ぶためのカウンターキャッチャー、
ターン管理が間に合わない場合はふたごちゃんを使いながらアカギ♢が使えるようにマチスの作戦を使う択も存在する」

「しかし必要パーツ多すぎますね…ふたごちゃんリフレインで1ターンで補える枚数じゃありませんし、手札を戻されるリスクなどを考えるとかなり難しいのではないでしょうか?」

「そこで鍵となるのがこのミロカロス、マリィ・ N・ナンジャモといった手札干渉サポートを対策でき、水タイプであるためかるいしを付けてアカギ♢起動役としても使うことができる」

「以前こちらに出したトリプルミロカロスのデッキでも使ってましたが、
アカギ♢起動役としてはかなり便利なポケモンとなっているわけですね」

「といった感じでパーツが揃ったらカウンターキャッチャーでバトルポケモンを残りHP30のポケモンにする、バトル場にジラーチかミロカロスがいる状態でアカギ♢を使用、ニンフィアexを出す、タチワキシティジムを出してスカタンクGのポイズンストラクチャー使用、エンジェライト使用、という感じでワンショットキルできる」

「この決まると相手視点どうにもならない感が凄いですが、対策方法はないのでしょうか?」

「早い話コンボを決められる前にサイドを取り切るのが強いが、下手にジラーチを倒すとポケパワー:さいごのねがいの効果でさらに山札から好きなカードを持ってくるのが厄介。
グズマでニンフィアexを呼び出して優先的に倒したいが、ニンフィアGXと比べてHPが270まで増えてるから倒すのが大変になっているため、
この点はさすがにニンフィアexが強いと感じられるところではある
やるなら、ベンチ狙撃絡めてジラーチやミュウをまとめて倒してサイドを多く取るのが理想的かもしれない
また、ミュウを倒したアイシクルソールを回避したり、アイシクルソールを受けないポケモンを並べたり、アイシクルソールを受けてもHPを戻したり回収できるようにすれば多少ターン稼ぎはできる

あとはカウンターエネルギーをザオボーなどで取り除く手段もあるが、
ニンフィアex視点ではエンジェライトを使う番までカウンターエネルギーときらめく結晶を温存しておけば相手は手を出せないので、構築とプレイングを極めるとかなり対策しづらいデッキになるかと思う

ちなみに余談だが、エンジェライトはプリエールGXと違って相手のポケモンを山札に戻す効果なので、相手の手札を事故らせてドロー特性持ちのポケモンを優先的にエンジェライトで退場させ続けていくと、仮にアカギ♢を上手く使えなかったとしても相手の盤面が崩壊しうるので、それはそれで強いムーブになったりする」

「ということで7年ぶりに現代によみがえり、いくらかパワーの増したニンフィアexですが、
少ないエネルギーコストでアカギ♢と合わせて簡単に相手を滅ぼせる唯一無二の個性を持っているカードとなっていましたので、興味を持った方はぜひ遊んでみると良いかと思います

それでは投稿頻度は不定ですが、また次回の記事も期待しない程度にお待ちいただけるとありがたいです。
それではみなさま、良いポケカライフをお過ごしください」