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[きまぐれポケカ解説]ユレイドルは滅びぬ、何度でもよみがえるさ

この記事は執筆者のグレイとハバタクカミのカミちゃんの間の
対話形式でポケカを紹介するゆっくり実況風の記事となっております

グレイ「殿堂レギュレーションの時間だぜ
今回はこのユレイドルを不死身にするデッキを使っていく」

カミちゃん「ドレインドレインは草エネルギー1個で使えて、このワザの30ダメージで相手をきぜつさせたならユレイドルのHPを全回復、
30ダメージは相手のベンチポケモンを選んでバトルポケモンと入れ替えてから与えても良い、
結構面白いというか長い文章が書いてありますが、
そもそも30ダメージで相手を倒すのも、HP120のユレイドルが今の環境で生き残るのもだいぶ厳しいのではないですか?」

「まず耐久面だが、草タイプの2進化ということで、ゴージャスマントでHP+100、コロトックのみなぎるせんりつでHP+40、トレーニングセンターでHP+30ができるため、
最大HPは290になり、普通に高耐久にできる。」

ACE SPECはダウジングマシンに割きたいので
ゴージャスマント推奨

「とはいえドレインドレインで相手をきぜつさせることは現実的に厳しいのでは…
そんな都合よく相手のバトルポケモンあるいはベンチポケモンの残りHPを30にする方法なんてあるわけ…」


「あるんだねえ」

「そんな…バカな…」

「というわけで今回のデッキはこちら」

fVF55f-liaQDA-kf1FVV

「そもそも2進化2ラインが重すぎるので、まずはΩ連打ホルビーのエヴォリューションを使えるよう頑張ることになる」

ちなみにアマージョexが草タイプだったら
きんしをばらまくパラセクトを使いたかった

「Ω連打エヴォリューション、この手の変なデッキ組む際には重宝するんですよね、
特に立てたいポケモンがシステムポケモンか、無限に耐久できるポケモンであれば、エヴォリューションが序盤にしか使う余裕がないとしても十分戦えるので」

「とにかく素早くΩ連打エヴォリューションが決まるよう、ネストボールやレベルボールは多めに採用している
ただし、リリーラの進化前のねっこの化石はボールで持って来れないので、引きやすくするため3枚と多めの採用をしている」

「ちなみに復元リリーラを使う選択肢はなかったのでしょうか?」
「ユレイドルだけを呼び出すなら復元もありだが、同じく2進化のアマージョexも呼び出すなら同時にエヴォリューションした方が効率が良いので。一応2匹ともふしぎなアメを使えるメリットもある
ただしDPシリーズのユレイドルにするためには、DPシリーズの化石に対してふしぎなアメを使わないといけない裁定があるっぽいので、構築する時は気をつけよう(これカード揃う人存在するのか?)

そしてアマージョexとユレイドルの召喚ができたら、アイシクルソールとドレインドレインを繰り返し、無敵化ループを始めていく。」

「いや、ちょっと待ってくださいトレーナーさん、これだとアイシクルソールを使った次の番にアマージョexが攻撃を受けるのでループにはなりませんよ?」

「そこでアマージョexにつけるのはパニックマスク。これにより、残りHPが30になった相手のポケモンはアマージョに触れなくなる。
アイシクルソールを使ったアマージョexはパニックマスクの効果でダメージを受けず、
その後ドレインドレインを使ったユレイドルはHP290を活かして次の番攻撃されても生き残る、
という芸当が可能になるわけだ」

「しかしアマージョexはパニックマスク、ユレイドルはゴージャスマントでポケモンのどうぐが固定、すると今度は自由ににげることができないのではないでしょうか?」

「そこで採用しているのがダークライEX。アマージョ、ユレイドルの2匹は草エネルギーが1枚あればワザが使えるので、草エネルギー且つにげる効果が得られるタイプのエネルギーとしてはたらく特殊エネルギーを付けることで、にげる問題を解決している。

具体的にはポケモンにつければ草・炎・超・悪タイプとしてはたらくブレンドエネルギー草炎超悪、1枚だけ付けるぶんには全色のエネルギーになるルミナスエネルギーである。
ただしアマージョexはたまにエネルギー2枚付けてトロピカルキックを使いたい場面があるので、なるべくルミナスエネルギーはアマージョexに付けないように立ち回ろう。」

ユニットエネルギー草炎水を使ってマナフィEXを採用することも可能(ただしマナフィはHPが低い)

「しかしアマージョ+ユレイドルのループ、パニックマスクを付けたいかりのまえばラッタ+ヨガループチャーレムVでも可能ですよね?あっちを使えば1進化+たねポケモンで簡単に揃いますし…」

何気にエク殿にはまったきっかけの1匹な気がする

「もちろん立てるのは簡単じゃないのだが、アマージョex+ユレイドルの最大の魅力は攻撃対象のポケモンを自由に選択できるところで、
ラッタのいかりのまえばは相手のバトルポケモンにしかダメカンを乗せられないので、交代されるだけで普通に対処されてしまうのだが、
アマージョexを使う場合は、ワザを使ってきそうなポケモンに優先的にアイシクルソールを使っていけば相手は動けなくなり、
その後ドレインドレインで相手のベンチの嫌なやつから優先的に倒したいけるので、
相手の盤面に対応しやすいのは割と魅力となっている。
アマージョもユレイドルも、常時ボスの指令を使えるポケモンである、と考えると結構凄いポケモンだと分かってもらえるかと思う」

「常時ボスはたしかに強いというか、ラッタのデッキだったらこちらがグズマを打てない番に相手がアタッカーをベンチに温存、パニックマスクを透かしてこちらのデッキに攻撃という展開もあり得るわけですが、このデッキはそれを許さないと…。
そしてグズマを1枚も採用していないから、デッキを回すカードにある程度リソースを割けるようになるんですね…!」

「アマージョユレイドルの魅力をある程度語ったところで、ここからはこのデッキの弱いところをいくつか解説していく。
まず問題は明らかに始動が遅いのはもちろんなんだが、それはずっと倒されなければまあ良いとして、
どちらかと言うと問題は、根本的にコンセプトが決まらない可能性があることで、
このデッキ、アマージョのアイシクルソール+ユレイドルの30ダメージで倒せない場面を作られると普通に困るんだよね」

「あー、例えばアイシクルソールを使った次の番にトランス+まんたんのくすりとか、なんらかの形でHPを回復されるとドレインドレインで倒せなくなってしまいますね」

「HP回復はレベルボールでサーチできるいやしジャマーミミッキュで止められるからまだ許容、

ベンチだけなので注意

逆に厳しいのは受けるワザのダメージを減らしてくるパターン、かたいおまもり等のポケモンのどうぐ1枚付けられて、30ダメージで倒せない状態を作られる方が割と困る。同じ理由で草に-30抵抗力を持っている鋼タイプは本当に厳しい。アマージョexも鋼に弱点をつかれるので真っ向勝負を挑んでも勝ち目はかなり薄い。」

「ここら辺、チャーレムVならダメカンを乗せる効果なので無視できるんですが、ユレイドルだとどうにもならないですね…」

「どうにかして毎番10ダメージ補えるようにしてチャーレムV使った方が実用性は高いと思うけど、
アマージョexとユレイドルの2匹だけいれば毎番ループできる、というのは結構見映えが良いし、殿堂の記事として紹介したかったので、今回はユレイドルを軸にさせてもらった。
殿堂レギュレーションでは、普遍的な強さまでは保証できないにしても大体の好きなポケカでデッキを組んで十分に楽しむことができるので、
こういうデッキを組んでみたいと思った人はぜひ殿堂レギュレーションの考察などやってみると良いんじゃないかな」


「といったところで今回の記事はここまでとなります。最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回の記事も期待しない程度にお待ちいただけると嬉しいです。
それではみなさん、良いポケカライフをお過ごしください。」