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cocot46plusをつくる!

 前回の記事にて注文していた材料たちが揃ったので……。今回はcocot46plusのビルドログ(というか日記)です。組み立て方は公式のビルドガイドを見ましょう。

材料

 ボトムプレートは結局クリアをセレクト。

 ミドルプレートは蛍光ピンクをセレクト。蛍光ピンクアクリルには抗えません。

 #PHAGE_SKELをクリアブルーで注文。クリアには抗えません。

 ProMicroがマイクロUSBなので、他のキーボードと同じケーブルで使用する+モゲマイクロ防止のために変換コネクタを購入。なんでもいいと思います。2個も要らないんですが、単価が安すぎるからか2個入りばかりです。

 ここで青を買ったことをのちにめちゃくちゃ後悔します。色自体はロイヤルなブルーでとても好みなんですが、いかんせん色が強すぎて合わせづらかった……。そして黒(なぜかAmazonには黒がなく、楽天の公式ショップで購入したらそれが最後の一つだったよう)を買い直したら今度はなんかいやに地味で……。水晶玉の動作に問題がないならずっとそれでいこうかとも思うのですが。

日記

 まずPCBやスイッチプレートの断面を塗っていきます。

マジックの溶剤の臭いにやられる

 印刷が好きなので、こういう断面を見ると……。箔押ししたら綺麗だろうなって……。

耐水性のホログラムインク

 思ったので、ひとまず塗ってみることに。

溶けてるし垂れてるし大惨事

 マジックの溶剤と同じだったのか溶けてきたし、断面に塗るには緩すぎて垂れてくる始末。除光液でふき取って何もなかったことにしました。

ノリで貼る箔ならあるいは……

 ……いや、もう余計なことを考えるのはよしましょう。

 ビルドガイドの順番的には最初はProMicroなんですが、はんだ付けのための心の準備をするため、工作チックなところから先にやっていくことに。
 ミドルプレートを挟むので、その準備から。

保護シートはがすの楽しいです

 そして埃&指紋との闘いが始まります。

ぷちぷち

 シリコンシートの穴を抜いていくのも楽しいです。
 このような直線オンパレードのものをカットするときは、グランツが優秀です。マジで。定規を当ててるのに定規に沿って切れない!という方はぜひお試しください。なんの広告?

シリコンシートの型紙を接着剤のパレットにするズボラさよ

 ボールケースにセラミックボールをつけていきます。そして接着剤の溶液の臭いにやられる。

この時点で力尽きかけている

 もげマイクロを防止するため、接着剤で補強する……時に端子の穴がふさがらないようにマステで養生します。もう既に疲れてきています。

接着剤に溺れさせています

 モゲナイデクロ……。

 いよいよ恐れていたパートです。cocot46plusをつくるためだけにはんだ付けセットを揃えたんです……やるしかありません。そういえば注文していたフラックスがまだ届いてないなと思い出しましたが、何とかなるでしょう(なった)。

中学の授業以来のはんだ付け……

 ProMicroをコンスルーとはんだ付けしていきます。中学時代は予備はんだをつけてやる方法しか経験してない気がするんですが、スルーホールて初めてやったんでしょうか。知らんけど難しいです。はんだを持っている手が震えまくっています。
 そしてこの後他のパーツもはんだ付けしていくんですが、こてをあっためたままだったのとあまりに集中していて写真が全くありません。なのでいきなり動作確認まで飛びます。

 ProMicroを基盤に差し込むんですが、基盤の穴がコンスル—の足より多いんですね。どっちに合わせて差し込めばいいのか、どっかの記事で読んだ気がするのですが……。間違ってたら挿し直せばいいだけなのでひとまず挿します。

インジケータ?が点灯しました

 この状態ではファームウエアの書き込みができず、エラーに。つまり、間違っています。

マウスセンサー用のLEDが点灯しました

 正解!

 無事にファームウェアを書き込めたら、無心でキーテストをしていきます。

金属製のピンセットも買いましたからね!

 裏面からソケットの足にピンセットを当てて、キーの導通を確認していきます。そういえばテスターもニッパーもはんだ吸い取り線もはんだ吸い取り器も(届いてないフラックスも)買ったのにまったく出番がなかったな……。はんだ付けを壊滅的に失敗しなかったのは喜ばしい限りですが。

ピカーン

 OLEDも点灯しました。

 動作確認がすべて済んだところで、組立に入っていきます。
 スイッチをはめるのは楽しいが、スイッチを引っこ抜くのは楽しくないし二度とやりたくないため、スイッチをはめたかったら永遠に新しいキーボードを組み立て続ける羽目になると気づいて戦慄しています。

どっちにしようかな

 OLEDカバー、どうする。

重ねたら……

 重ねたらすごくかわいいと思ったんですが、ネジの長さが足りず断念。

あれ?

 アクリル一枚でも足りませんでした。長いネジをゲットしたら付け替えたいが、長いネジをゲットする予定がない。

片持ちスラブばりのOLED

 OLEDの接地が片側だけでとても不安な気持ちになるので、

よく出てくるこいつら

 家にあったゴムシートと両面シールで即席の足をつくることにします。

まぁいいでしょう

 両面シール積層足。

ボールに部屋中が写っており……

 というわけで完成しました!

 したんですけど……実は……トラックボールが……全く反応しません! 何が原因かよくわかりませんが、何が原因なのかよくわからないのでひとまず今回は終わりです。
 青とピンクの組み合わせが好きなのでボールを青にしたんですが、これまた使いたかったエメラルドグリーンのキーキャップと見事に喧嘩している気がしますっていうか、どう見ても浮いています。おとなしく黒球にすべきだったか……。もしくは、Bbox60のキーキャップを引っぺがしてきてオールピンクにするか……。

 というわけで今回の記事はcocot46plusで書きました! 慣れてないせいで普段の三倍ほど時間がかかっている気がします。慣れたい……。

 追記。

配色って難しい……

 キーキャップを替えて若干マシになりましたが、やはりボールの色が浮いてる……。これperixxのピンクって合うかな~~合わないだろうな……おとなしく黒を買おうな。トラックボールの商品画像、ことごとく実写がなくて本当に困るんですけど、まぁめちゃくちゃ映り込むから仕方ないわな……。私の部屋も映り込みまくっているのでモザイクかけてます。
 ボールの色に合わせてノブもクリアブルーにしたんですけど、これって蛍光ピンクで塗装したらいい感じに紫になりませんかね。いや蛍光ピンクになってもいいんですけど。

 さらなる追記。
 どうもProMicroのはんだ付けを2ヶ所ほどミスっていたようです。隣の足とジャンプしてしまっていたところを直したら無事にトラックボールが動くようになりました! 感動だ……。

吸い取り線切ったら飛散した悲惨な状況

 ところでフラックスを塗ったら洗浄しなきゃいけないというのをさっき初めて知って、正直めちゃくちゃ嫌だ……とおもいました。何とか洗浄を回避できないか?と思うも、はんだもヤニ入り、はんだ吸い取り線にもフラックスが入ってるし、フラックスを塗らずに頑張ったって無駄なんじゃん……と思い知ってしまったため大人しくアルコールで拭きました。どのくらい拭けばいいのかどこにも書いてない(探し方が悪い説)。劣化を遅らせる手立て、やったほうがいいのはわかるが同じ条件で比較対象でもない限り意味あるのかすらわかんなくて気休めにしかならないの、やめてくれ。
 とうわけでトラックボールが動くようになったcocot46plusで書きました。やったね!

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