音楽とお金とウイルス

最近マスク無しで街をウロウロする事も増えたが、このスースー解放感はノーパンで出歩いている感覚に近い。
ノーパンで出歩いた事はあんまり無いけど(ちょっとはあるんかい)、今この時期にノーマスク&ノーパンで街へ繰り出せば、もはやそれは海水浴なんじゃないかと思っている。
普段よりも解放的になっている、浮ついた空気感とスースー感と、太陽。
きっと皆同じ事を考えながら過ごしているに違いないけど、物理的に息苦しく、生き苦しかった日々も少しずつ薄まってるかな。

しかしコロナ禍になってミュージシャンもライブハウスも苦しくなったけど、お金を貰う事に対して横柄になってる人が目に障るようにもなった。

元々、誰もミュージシャンを食わす為に音楽を聴いてるわけでも、ライブに行ってるわけでも無い。
好きやから好きな時に好きな方法で聴いてるだけで、ライブもそう。
そんな娯楽で生計を立てるという、自分で選んだ道で勝手に貧しくなってるくせに、音楽の価値とか時代とか、苦しくなったからと言って人のせいにするのはあまりにも勘違いをしている。
元々価値の無かったものに異常に高値が付いただけの話で、そこにすがったり、ましてや強要するなんてお門違いも甚だしい。

音楽を仕事として捉えるのは勝手やし、誰だって何かしら好きな事をやってお金を貰いたい。でも音楽を仕事にするのと、仕事として音楽をやるのとでは同じ稼ぐでも意味合いが違うし、向き合い方も変わってくる。

自分も給料貰って音楽をやってた時は、勿論ありがたい事でしか無かったけど、自分にとってプラスになる向き合い方が出来てるのか、常にモヤモヤしてた。
バイトしながらバンドやってる奴らにバカにされたりするとムカついたけど、自分もきっと立場が違えば確実にバカにしてるから反論は出来なかった。
少なくとも、今は週5で働きながら音楽やってるけど、むしろ自分は限られた時間の中で集中出来てるし、野心も向上心も損なうどころか増している。
メンバーやスタッフにはスケジュールの面で迷惑も掛けてるけど。
音楽だけで生計立てる人もそうじゃない人もステージ上では関係無いし、皆それぞれのやり方で思いっきりブチ鳴らせば良い。

ここからどうなるかは俺次第やから、後は黙ります。


では、色んなハードルを上げて好感度を下げたところで、次のライブの告知をします。

めちゃくちゃ久しぶりのレッドクロス。


ブレンダの初ライブが2014年5月1日のレッドクロスで、その企画をしてくれた二宮が今年も誘ってくれた、嬉しいイベント。

是非お越しを!

2023.5.1.Mon @新宿レッドクロス

【FAIRY BRENDA】

『ヒッピハッピシェイク』

◎出演
FAIRY BRENDA
ドンマツオGroup
THEWATTER with鈴木淳(Ba.)シンディー(Dr.)

Open/Start 18:30/19:00
Adv/Door ¥2800/¥3300 (+1D)

◎チケット

・TIGET

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