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『蒼穹の昴』

『蒼穹の昴』
原作 : 「蒼穹の昴」浅田次郎 作   〈2010年〉

日本の小説が原作で、日中合作のドラマです。西太后が日本の女優、田中裕子が演じていることに、まずビックリです。でも、西太后のお姿がとてもお似合いでした。


原作を3分の2ほど読み終えたところで、ドラマを見ました。最初の方で、春児と文秀の関係性の設定から変わっていることにまず驚き、でも見続けていくと、原作から変更されている部分は、ドラマとして登場人物をある程度絞らなければならないと思うと、上手くまとめるための変更であり、結果として良かったかなーっと思いました。無理やり感が一切ない。
文秀を演じていた俳優さん…周一囲(ジョウ・イーウェイ)はとても目力のありますね。純真無垢な春児の余少群(ユィ・シャオチュン)も良かった。
このドラマは10以上前のものです。今となっては日中合作なんて無理な話だろうなぁ、と思えてきますので、貴重なドラマですね。


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