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『武則天 -The Empress-』

『武則天 -The Empress-』
原題:武媚娘傳奇 〈2015年〉

全82話は、長い!!  長すぎて、途中休憩期間をはさみつつ、なんとか完走した(^~^;)ゞ
つまらなかったわけでもないが、長すぎてこう…さすがに疲れを感じてしまったんだな。

武則天は、中国三大悪女のお一人、中国唯一の女帝になった女性である。病気の高宗の背後で政治手腕を発揮、息子が帝位についても権力は手放さず、とうとう自分が女帝になったというバイタリティある人。呂后や西太后は、皇后·皇太后の地位でとどまっていたのに…皇帝にまで上り詰めるって、相当なやり手であろう。


そんな悪女と言われる武則天だが、このドラマのなかでは、純粋に太宗や高宗を愛し、国のため良かれと思って知恵をしぼり、病がちになった高宗のために政治に介入せざるおえなくなった女性として描かれている。権力欲に取り憑かれたわけでもなく、むしろ好きになった皇帝のために行動していたら、政治を乱す悪女だと周りの役人たちが騒いでしまった、という印象だ。

そしてこのドラマ、セクシーなお衣装に物言いがつき、本国では一時配信停止になってしまったことでも有名である。セクシーさを抜きにしても、華やかで大変目の保養になる衣装の数々。高宗との婚礼衣装にも似た白と赤のお衣装では、ヘッドドレスに日本のつまみ細工も使われている。盛り盛りに飾られているから、せっかくのつまみ細工の簪が若干、埋もれ気味ではあるが(笑)


主演の范冰冰(ファン·ビンビン)は、入宮する10代前半から晩年までの武則天を一人で演じているが、どんどん衣装が豪華になっていくのを見るのも、楽しかった。立場、と言うか寵愛度?によって身につけるものが変わっていくのが、如実に現れている。

太宗(李世民)を演じた張豊毅(チャン・フォンイー)は、映画のレッドクリフにも出演している有名な俳優さん。渋いイケオジだ。

高宗(李治·雉奴)を演じる李治廷(アーリフ・リー)は、アラブ系の血も入った香港拠点の俳優さん。音楽の才能のあり、ドラマのエンディング曲を作曲もしている。
雉奴はちょっと身体が弱い設定なので、このドラマではあまりアクションの印象がなかったが、本当はめっちゃバリバリにスタント無しでアクションをこなす俳優らしい。
じゃあ、雉奴はどういう人だったかってねぇ……まぁ、もう武則天を「僕も愛してくれ〜」と追いかけ回していた人だ(-_-;)・・・  父親が寵愛した妃を、息子も妃にむかえて皇后にまでしてしまうとは、スゴイ世界だ。


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