ディープインパクト記念 弥生賞 ~たまにバグるディープ記念でグロース馬を探す!~
みなさまおつかれさまです。
グラスワンダーの子孫でPrix de L'arc de triomphe、ぐらそんです。
さあ、弥生賞ディープインパクト記念。ディープ記念の季節が来ると、本当春を感じますね。町に出ると卒業式を終えた学生たちがあふれていたり活気のある季節です。
今日もドライブにでかけてたんですが、隣に免許取り立ての学生っぽいのがいたりTiktokをとったりしていて、青春だなーと思っていました。
本命は◎リューベックと◎アスクビクターモア
今年の朝日杯は無敗の2歳馬が勢ぞろいしたレースでかなりレベルが高かったと言われている。ドウドゥースはその中で圧倒的成長力を見せて勝利してみせた。だが、3~5着のダノンスコーピオン、アルナシーム、ジオグリフが次走でそれほどふるわなかったので怪しさを見せている。
実際JRAマイニングでもランキングが7位。3連勝のGI馬に異常事態である。
1.5倍くらいを想定していたのだが、アスクビクターモアに100万円レベルでつぎこまれたこともあり、2.2倍に収まっている。
馬単、馬連、3連単はもちろんドウドゥースから売れている。
だから、馬連系でドウドゥースを外す選択肢があってもいいのではないか。
弥生賞はもう何十年分もデータがあるし、中山2000mというコース形態がまるで変っていないので、すべてのデータが通用するレース。晴れ。
1995年からの弥生賞の人気別成績を見ると1,2番人気が圧倒している。わかりやすく勝っている。
しかし、これを近10年にすると成績がまるで変わる。
1人気の成績がふるわず。2人気と変わらない内容になっていて、6,8,9人気が勝利している現象が起きている。
この原因を考えていくと、この10年というのは皐月賞へのステップとしての弥生賞の性質が変わってきていて、近代競馬はスピード勝負のため1800mの共同通信杯やスプリングS組の優勢がみてとれるようになってきたこと、また外厩制度が優秀になってきたおかげで直行組の不利がなくなってきたことがあげられる。
近年の年末GI組は直行が増えてきたのも事実だが、3連勝のドウドゥースがここで弥生賞を選んだというのはクラシックの先々、つまりダービーを見据えた距離延長だろう。
さて、前走GI馬が皐月賞にでてきたのは過去25年で8頭。
3-1-3-1と馬券内は確保しているが、3着が多く、思ったほどふるわない成績となっている。ここはマジで3着と狙ってみる。
勝った3頭に共通していたのはGI勝ちの前走でOPクラスを勝利していたこと。これはドウドゥースにも共通している。
セイウンワンダーの年以外は前走GI馬が出てきた年は前走GI好走馬かあがり最速で勝ってきた(できればOP)馬しか来ていない。
6,8,9番人気のメイショウテンゲンとかが来る年とは違うパターンと想定される。
今回のメンバーでこれに当てはまりそうなのは8頭。
結構、精鋭が揃っているということだ。とても良い。
■前走GI組
・ドウドゥース 朝日杯 あがり最速(34.5)勝ち
・ラーグルフ ホープフル3着
・ボーンディスウェイ ホープフル5着
■前走あがり最速勝ち
・ジャスティンロック 京都2歳S あがり最速(35.3)勝ち
・リューベック 若駒S あがり最速(35.0)勝ち
・マテンロウレオ きさらぎ賞 あがり最速(35.0)勝ち
・インダストリア ジュニアC あがり最速(34.3)勝ち
・アスクビクターモア 1勝クラス あがり最速(34.1)勝ち
ほとんどのメンバーじゃないかと言われそうだが、今年はレベルが高いというところである。
その中でドウドゥースを倒せるとしたら、という観点で見ていかなければならない。
まず、近代弥生賞の脚質別成績を見ていこう
先行有利な印象もあって逃げ切った馬もいるのだが、前走で逃げていた馬はいなかった。これは下級条件で逃げるような馬は厳しいということだろう。
ただ、過去25年をさかのぼるとコスモバルク、メイショウボーラー、セイウンスカイ、サニーブライアン、サイレンススズカらが前走逃げて2000mのOPを勝ちきったうえで出てきて好走しているうえ、その後全部GIを勝っている。
■今年の該当
・リューベック 若駒S あがり最速(35.0)勝ち
また、前走先行馬も優秀な成績ということで調べていくとOP以上での先行好走馬というのが活躍している。
■前走先行好走馬
・ラーグルフ ホープフル3着
・ボーンディスウェイ ホープフル5着
・インダストリア ジュニアC あがり最速(34.3)勝ち
・アスクビクターモア 1勝クラス あがり最速(34.1)勝ち
馬体重
ディープインパクト記念は馬体重も重要な要素で、競走馬として完成形に近い460~490kgの馬体重の馬が優秀な成績を納めている。
黙って買っても回収率が100%オーバーは凄い。あとは500kg以上の馬は買いづらく、ダノンザキッドも負けている。
■前走馬体重460~490kgの馬(ピックアップ馬のうち)
・ジャスティンロック 京都2歳S あがり最速(35.3)勝ち 488
・リューベック 若駒S あがり最速(35.0)勝ち 490
・マテンロウレオ きさらぎ賞 あがり最速(35.0)勝ち 476
・アスクビクターモア 1勝クラス あがり最速(34.1)勝ち 478
■500kg以上のロジハービンは買いづらい。
大分、絞れてきましたね。
さあ、ここからがディープインパクト記念の最強データです。
■種牡馬
ディープインパクト記念は弥生賞ではなく、ディープインパクト記念であり、ディープインパクト産駒の独壇場である。出走がなかった2021年を除き、2016年のマカヒキから2020年のサトノフラッグまで5連勝。2013年にもカミノタサハラが6番人気で1着になっている。
ハーツクライが2着ばかりなのも面白い。
つまり、弥生賞ではなくディープインパクト記念なのだ。
2020年にディープインパクト記念になったところ唯一のディープインパクト産駒サトノフラッグが勝ち、昨年は不出走。
今年もアスクビクターモア1頭のみ。来年は数が少ないのでこの回収率300%超の理論もラストチャンスかもしれません。
本命は◎リューベック
先に書いたようにOPクラスを逃げて勝ってきた馬が弥生賞に出てくるとその成績は1-1-1-3で460~490kgに限ると1-1-1-1になる。馬券になった3頭の内訳はコスモバルク、セイウンスカイ、サニーブライアン。つまり勝ちきれないとしてものちにGIを制覇することになる快速逃げ馬ということなのだ。
リューベックの若駒Sは完璧だった。
パドックでリューベックを見ていたが結構いい馬体をしていて、抜群のスタート。リアドがペースを落とそうとしたところを池添騎手が頭を叩いて自然に先頭へ、この流れがよかった。
のびのびと抜ける馬体。
グランディアが何度も競りかけたがそれを競り落としての勝ちきって0.2差。あがりも最速でこれは着差以上に強い競馬だった。
俺はクラウンドマジックが好きで追いかけているのでクラウンドマジックから買ってしまったが、リューベックはいい馬だった。
ここで権利を取れなければたぶんボーダー2000万円の皐月賞には出られない。リューベックはおそらく皐月、ダービーがベストのはず。
ダブル本命は◎アスクビクターモア
この馬は新馬戦でジオグリフ(札幌2歳1着、共同通信2着)、アサヒ(東スポ2歳2着)と対戦して3着に入ったのち、中山1800mの未勝利を圧勝。
アイビーSでは1倍台の1番人気になったが、道中入れ込み気味で直線もあかずの3着。ちょっとキレないタイプのディープかなあと思ったが、次走で一変。先行勢でほとんど脚色が一緒になるレースを突き抜けた。
粘り強いディープという種類だろう。
そういう意味で弥生賞を勝ってきたディープとも似ている。
単穴は▲インダストリア
この流れだと先行で速いあがりを使える馬が有利な流れとみている。リオンディーズは黙って買えば優秀なシーザリオ系で、というかシーザリオは種牡馬です。もはや。
エピファネイアもリオンディーズもサートゥルナーリアもシーザリオ系でスペシャルウィーク系ということでOK?
ジュニアCは時計も優秀で古馬2勝クラスと同レベル。
中山のマイルで0.4差つけたのは価値ある一発で、この馬も勝たなければおそらく皐月賞に出れない。
ということでドウドゥースは3着と予想しました。
マテンロウレオも強いとは思いますが、脚質的に届く展開になるか。
予想
◎リューベック
◎アスクビクターモア
▲インダストリア
△ドウドゥース
△マテンロウレオ
単勝◎
馬連5頭BOX
馬単◎→流し
3連複5頭BOX
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