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台風10号猛進中〜

今年も台風シーズンに入りました。只今、台風10号が九州の鹿児島辺りを直撃中。
猛威をTVが伝えている。今日はもうこの話題ばかりで。
この影響で、岩手などにまで天候不良で大雨になってるみたい。
静岡では新幹線が計画運休、大荒れ天候となっているが。。。
2019年の台風をモロ経験してる私にとっては、こんな気楽に書いてる場合ではないが、気楽でも無い。
強風で飛ばされたり、冠水で水没したり、本当に他人事ではない。
被害総額だって、台風が去ってから拡大するもので。民家の屋根瓦が飛んだり電信柱が折れたり看板が飛ばされたり落ちたり。突風も竜巻もある。
あと、その影響による停電とかあるわけで。そんな毎年恒例の(?)災害である訳だが、それから自身の命を護るのは早目の的確な対処と非難であって。
最近は大地震の予兆というか余震もちょこちょこ発生していて、もしも同時に事が発生したら?その時の対応、はどうしたら良いのだろう?と誰しも思う事。
あと、昔から不思議というか、解らなくも無いが、どうして、農家の人は、この豪雨や台風で、田んぼを観に行ってしまうのだろう?
私も幼少期、周りが田んぼであったし、祖父母も農家だったので、雨の中、祖父が軽トラで田んぼに出て行く姿を覚えてる。あの頃、幼いながらも「どうして土砂降りの中に田んぼまで行くの?」って思ってたけど。山岳地帯に祖父母の実家があるんだけど、母屋の裏が崖だったり比較的柔らかい土だったりいつも危険と隣合わせな土地である。そういう状況を目の当たりにしてるからこそ、何故このタイミングで、「見回り」を田んぼに行くのか?と思ってる、今でも。TVで、必ず、川に流された農家の人の事故を聞くことがあるけど、ほぼ「雨の中、畑や田んぼに観に行ったまま行方不明」と出る。いつも「ほら、言わんこっちゃない」って思ってしまう、不謹慎かも知れないが。あくまでも経験上の理由からである。
そう、「経験値」があるから、言えるのだ。思うのだ。
逆に経験が上廻って、「これくらい慣れてるから大丈夫だろう」と豪雨の中出て行ってしまうのが行方不明になってしまう方の「傲り」なのだろうか、、、と思ってしまう。死者を愚弄する訳では無い。その人達の犠牲、体験、経験が今に至るのであるから。TVでも警戒注意報を出す際にアナウンサーが「雨の中、川や畑を観に行かないでください」と注意喚起する時もある。全くのその通りである。
それに耳を貸さない、聞かないのは、「自己責任」なんだろうか?雨で溢れた河、又は用水路は、道路の高さと一体化して境界線が分からなくなる。その状態、姿、有様を見たら、たとえ車でも普段通ってる、通って使っている道でも、怖いものだと思う。
私なら、引き返す、見に行かない選択肢を、選ぶ。自然の脅威には人間の力なんてちっぽけで、対抗なんて出来ないし、「想定外」なんて言葉すら通じない出来事が起きているのだから、思いも寄らないのは当たり前。
仮に水浸しになった田んぼを目の当たりにしても、何も出来ない、ただ、その有り様を受け入れるしか方法が無いのではないか?
今年も大型台風が、各地に被害を出すのだろう、

これらの事が現実にならない様に思うばかりである。
たとえ、畑が駄目になっても、やり直せる、けれど生命は「やり直せない」のだから。1つしか、一度しか無い大切なものを、どうか正確に判断して欲しい。

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