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FP1級 実技 使用教材等と勉強メニュー(模擬面接・ノートまとめなし)

皆さまこんにちは!
2024.3にFP1級を取得したりりぃです。
今回は私がFP1級実技試験(金財)に合格するために、実際に使用した教材・アイテムと、勉強メニューについてご紹介します。
(ちなみに私の勉強期間は10月中旬~2月中旬の4ヶ月間です)

FP1級実技試験は勉強方法についての情報量が非常に少なく、私自身も”これで良いのだろうか?”と不安なまま当日を迎えました。
この記事を読んでくれた方々の不安が、少しでも解消されれば幸いです。
※私は模擬面接とノートまとめをしませんでした。

特に下記に当てはまる方は必見です!

  • 1回で合格したい!

  • 模擬面接はやりたくない!

  • 通勤時間も有効活用したい!

  • ノートまとめはやりたくない!


1.使用した教材・アイテム

①23-24 合格テキスト FP技能士1級実技対策精選問題集(TAC出版)

こちらはいわゆる茶色本です。
これを使用していない受験生はいないのではないでしょうか?
とにかく絶対に必要なテキストです。
ただ設例が20題しか掲載されていない点が残念…。
また回答例がえらく長い…。

②2023 FP1級実技試験 完全ガイド(くすもとFP事務所)

こちらは実技試験の概要や当日の流れ、さらには頻出テーマの解説や回答例が掲載されています。
茶色本の回答例よりも、こちらの回答例の方がリアルに近いです。

③過去問2年分

金財HPよりダウンロードできます。
茶色本だけだと設例数が少ないため、過去問で補強した方がよいです。

④1級FP過去問解説

こちらは過去問の解説が掲載されているHPです。
主に③過去問とセットで使用していました。
解説が非常に分かりやすいです。

⑤YouTube

主に上記2つをよく利用していました。
くすもとFP事務所さんのチャンネルは後述の勉強メニュー内で使用、円満相続チャンネルは相続分野で理解できていない点を単発的に観ていました。

また設例読解中のメモの取り方は、せいの先生のFPチャンネルを参考にしました。

⑥スマホアプリ”WordHolic"

これは単語帳アプリです。
模擬面接をしない場合、必ず必要となるアイテムだと思います。

⑦先輩方のnote

最も必要と言って過言ではありません。
試験日当日の面接官との会話のラリーが細かく記載されています。
前述④1級FP過去問解説のサイトにもリンクが貼られています。
たくさん読んで、面接の雰囲気をつかみましょう!

2.勉強メニュー

勉強は筋トレと同じです。
正しいメニューを継続実施することで、筋力ならぬ実力がついてきます。
”そんなに頑張ってないのにいつの間にかできるようになってたー”となる、勉強メニューをご紹介します。

①平日編

まずは下記の流れで勉強を進めて下さい。
この一連の流れ=1セットとします。

(1)設例読解タイム
茶色本の設例1つを15分で読解します。本番通りにマーカーを引いたり、メモを取ります。
※茶色本の設例が全て終わったら、次は過去問の設例に取り組みます。
過去問が全て終わったら、また茶色本に戻って…という感じでぐるぐる周回してください。

(2)1人面接 note編
設例を読み終わったら、次は先輩noteを使って1人面接を実施します。
「noteの質問を見る→口に出して回答する→noteの回答を見る」を1問ずつ繰り返します。
ただし先輩noteの回答が必ずしも正解とは限らないため、疑問に思った点は自分で調べて下さいね。
また設例によっては先輩noteが皆無の場合があります。
その場合は次の(3)のみを行います。

(3)1人面接 YouTube編
次はくすもとFP事務所さんのYouTubeを使って、再度1人面接を実施します。
「質問を聞く→一時停止→口に出して回答する→再生して回答を聞く」を1問ずつ繰り返します。

(4)解説を読む
次は茶色本と1級FP過去問解説の解説を読みます。
ここで登場するのが単語帳アプリ"WordHolic”です!
解説を読んでいて、説明できない単語や質問があった場合はどんどんこのアプリに登録して下さい。

<登録例>
・遺言の種類は?→自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言
・除外合意とは?→後継者が贈与を受けた株式等を遺留分算定基礎財産から除外すること

私は試験日までに約100個を登録しました。
個数は個人差があると思いますので、自分のレベルに合わせてオリジナルの単語帳を作っていきます。

(5)FP1級実技試験 完全ガイドを読む
毎日少しずつ読み進めていきます。
私は小項目を1~2つずつ読んでいました。
当日実施した設例で、出てきたテーマを読んでいる日もありました。

ここまでが1セットです。
最初はものすごく時間がかかるかもしれませんが、そこを乗り越えれば短時間でこなせるようになってきます。

②休日編

(1)セット数を増やす
休日は平日編のセット数を増やします。
繰り返していく内に短時間で出来るようになりますので、時の経過に応じてセット数を変えていきましょう。

<セット数目安>
・1ヶ月目→2セット
・2~3ヶ月目→3セット
・4ヶ月目→4セット

(2)スペシャルメニュー”シャッフルテスト”
休日なので、スペシャルメニューをご用意いたしました!笑
名付けてシャッフルテストです。
単語帳アプリにシャッフル機能がついていますので、自分で登録した全ての単語・質問をシャッフルし、口に出して回答していきます。
とにかく素早く回答する練習をします。
模擬面接をしない場合、質問に対する瞬発力が鍛えられないため、このシャッフルテストでその力を鍛えます。

休日はこんな感じです。
時間が取れる日はプラスでYouTubeを観ていました。

③通勤時間編

実技対策って通勤時間にできることが限られるんですよね…。
でもご安心下さい!
ここで登場するのがまたもや単語帳アプリです!!
通勤時間はテスト機能を使用します。
テスト機能は自分で問題数を調整できるので、ご自身の通勤時間に合わせて問題数を調整してください。
ちなみに私は往路30問、復路30問を毎日継続していました。

3.最後に

いかがでしたでしょうか?
勉強方法は様々ありますので、私の勉強方法が全ての人に合うとは限らないと思いますが、参考にして頂ければ嬉しいです。
また高得点合格を目指している方は、模擬面接をおすすめします。
模擬面接をしている方が、圧倒的に有利なのは間違いありませんので…。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました!


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