資料の選び方の話

資料選びは難しいですよね
失敗した買い物も数知れず…失敗の数だけ当たりもある…

ありがとうございます~
全くもってまだまだ未熟者でありますがお言葉受け止めさせていただきます…

どんな本を選ぶか

知識に関しては正直自信がないのでとにかく読める範囲の知識くらいは入れておこう。みたいな取っ掛かりで読み始めています。「漫画」を描くという行為は「物語る」行為です。一歩間違えれば誰かを傷つける可能性もあるので慎重を期して取り扱う必要のある題材を自分が描く場合どれだけ「表現の自由」があっても「責任」までは無くなりません。

「必要最低限のリテラシー」は担保する必要があるだろうと思うのでそれに纏わるものは読める範囲で読む感じです。いきなり真面目な回答になってしまった

(twstの二次創作の場合ラギーの過去を取り扱う時はやっぱり「貧困」や「スラム」に関する事を必要最低限知識として入れてから描いてました。ここからはスタンスの話ですが、「twstにおけるリアリティーライン」を越えた二次創作をするのかしないのか…つまり現実のスラムの現状に対してどれくらいフィクションである「スラム」にアプローチしていくのかについては各々の価値観が反映されますし私も知っていて「ここまで」と決めた「ライン」で創作している感じです。この「社会問題」をフィクションを通してではありますが「娯楽」として扱ってしまう行為そのものの責任を私は負いきる自信がなかった共言えます…)

資料を選ぶコツ

いきなりすごく真面目な話から入ってしまったのでここからは実際に私が買った本から3冊紹介しつつ実用している感想と選んだ決めてとかを書き連ねますね。絵の描き方の書籍から2冊と物語を作る時にお世話になっている書籍から1冊です

1冊目 スカルプターのための美術解剖学

言わずと知れた超有名解剖学の書
最早説明不要な気がする

実用例 (ヤバい部屋)

これが実際にこの本を日常使いしている狂い部屋です。
これをやり始めたのはスカルプターを毎日のように広げては作業していた為本が壊れてしまいばらばらになったことが原因でした。
「もう壁に貼った方が早い」そう思ったときには貼っていました。特にいつも混乱する部位を中心に貼っています。
毎日目にすることで自ずと私のような覚えの悪い人間でも目に焼き付いてくれました
まだ満足いっていないので精進したいと思います。

2冊目 ペルシャ絨毯文様事典

中古で買ったので現状手に入る書籍なのかわからない…

これは「模様に対する引き出しが全然ない」と気づいて買った本
文様を作るときの人々の生活と文化や宗教まで密接に説明されていて架空の模様を作るときの一助となりました~実際にこの本参考にした絵がこちら

まだこの1枚でしか実践できていませんが必要なときに取り出していつでも眺めることができることと大判書籍なので写真が大きくて見やすくてそれでいて収録されている点数も豊富でそれも購入の決め手でした。
余談ですが絨毯の模様は特に細かく刺繍してありますので電子書籍には向かないなと思ったのでもし購入検討される場合は参考になればと思います。

3冊目「感情」から書く脚本術

これは漫画を描く人も小説を描く人にもオススメできる書籍です。
翻訳文がまだるっこしいので一気読みには向いてないですね
私はプロットやネームに躓いた時になんとなく開いてみる…みたいな使い方をしているので読破とかはしていないゆるゆるした感じで読んでます。
この本は電子書籍で購入しました。脚本術の本はシド・フィールドの「映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと」もこの本と合わせてオススメです。
注意点としては2冊とも「映画の脚本について」の本なので「名作」と呼ばれる映画を解体してテクニックを説きます。ですのでそれらのネタバレを知っている前提で話が進む点です。
自分のメインストリームに合わせてこういった書籍を手に取るのもおもしろいと思います

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