■ＧＫＴ幸福論について

■なぜこのプロジェクトを始めようとしたのかを語ります。

■幼少期からの疑問

「私は何のために生きるのか？」
「人間って何のために生きているのかな」
「人生の目的って何なんだろう」

これは小学生の頃から、心にこびりついて

離れない問いかけでした。

きっかけは祖母の逝去です。

小学生のころに祖母が亡くなり、人生には避けられない終着地点

があることを知り、生きることへの空しさが深まっていった

のです。

火葬場で、生まれて初めて見た白骨、やさしかった祖母の

体が小さな骨壷に入ってしまったので見て、何とも言えない

寂しさ、不安を感じたのです。

私が死んだらどうなるんだろう。

この肉体は灰になるんだろうけど、その後、

この私自身はどうなるんだろう。

つきつめて考えていくと、暗い心に身震いしました。

結局最後は死んでいく。それを考えると、一切が空しく、

つまらなく思えました。

しかし、真剣に考えたのはその日だけで、悔いを残さない

ように精一杯生きようと決意しました。

大好きだった三国志の英雄の生き様に憧れ、何か歴史に

名を残すような壮大なことを成し遂げたいと思ったのです。

周りの大人は、

「彼女を作れ」

「スポーツにうちこめ」

「何でも良いから夢を追いかけよう」

と言います。

高校時代は野球にあけくれ、彼女も作り、順風満帆とまで

は言いませんが、人並みの人生だったと思います。

将来は官僚になって、世界を舞台に活躍するんだと

ひたすら夢を追い続けていました。

でも、やはり、時折、

何のためにこれをやっているのかな

最終的には全て終わるのにな

とふと思う心がこみ上げてくるのです。

三国志の英雄も、必ず最後はこの世を去る。

その後の歴史はどうなるかなど誰にも分かりません。

そういう空しい心を抑えつつ、大阪大学法学部に

入学したのです。

■仏教、親鸞聖人の教えとの出会い

大学で仏教、親鸞聖人の教えに出会いました。

高校では日本史も選択していたので、誰なのかは

分かりましたが、その教えは知りませんでした。

もともと宗教偏見が強くて、話はよく分かる、

でもこれも結局は突き詰めれば論理破綻する

新興宗教なんじゃないかと思って斜めに見ていました。
。
しかし、どうしても気になって、話を続けて聞いていくうち、

これまで、ずっと感じていた、むなしさの正体と、

その解決の方法まで、はっきりと明快に教えられていること

を知ったのです。

ある日、苦しみの元は「死んだらどうなるか分からない心」

無明の闇であると聞き、衝撃が走りました。

小学生の時に、悩んで封印した記憶が蘇り、自分が死んだら

どうなるのかと考えた時の暗い心が、私の人生を空しさに

染めているのか、そうだ、その通りだと心で叫んでいたのです。

自分が知りたかった答えがあり、どうすればそこにたどり

つけるのかも明確に示されていて、どれだけ質問しても

的確な返答をする先輩の凄さにも圧倒されました。

人生をかける価値がある思い、先輩のすごい熱意にも惹かれ、

これが私の生きる道と確信にやがて変わっていきました。

■ＧＫＴ幸福論について

浄土真宗親鸞会で仏教、親鸞聖人の教えを学ぶ人を

親鸞学徒(しんらんがくと)と言います。

私は親鸞学徒です。

でも、あまり馴染みのない言葉なので、通称である学徒の

ローマ字表記ＧＡＫＵＴＯを略してＧＫＴとしました。

このＧＫＴ幸福論において仏教で教えられている内容、

生きる上での本当の幸せと、その他素晴らしい充実した

人生になる秘訣をお届けします。

「何をやっても、むなしい」という人生がガラリと

１８０度変わり、明日からでも実践できる仏教の知恵が

沢山詰まっています。

しかも、これは、心を前向きに変える、ポジティブ思考

ように心を仕向けるといった、思い込みや、考え方の

テクニックではなく、むなしさ の根本原因を知ることで、

生きる目的がはっきりし、生きる気力が自然と湧き

上がってくるものです。

そうなれば、もう虚しい人生ではありません。

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