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俺がNMB48を好きになるまでvol.7~自分はこれからもずっとNMB48を好きであり続けると思う~

タイトルを「好きになるまで」として書いてたから、前回で最終回なんですよね、ほんとは。とはいえ中途半端なところで終わったから、たぶんこれが最終回。

「NMB48 げいにん!」を見て以来、どんどん好きになっていくNMB48。

大阪を拠点にしている彼女らの情報は東京にいてはなかなか入りにくいことはあったけど、当時はAKBを見ていれば姉妹グループの情報も入ってくるようになっていたし、そもそもAKB48という存在自体が、いわゆる秋葉原で活動している「本店」ではなく、地方各支店も含めたトータルの概念のようになってきた時代。渡辺美優紀に続き、小笠原茉由、渋谷凪咲、矢倉楓子、小谷里歩、白間美瑠らがAKBと兼任し、山田菜々はSKEと兼任。逆に、市川美織、梅田彩佳、藤江れいなが完全移籍、柏木由紀、高柳明音、村重杏奈らが兼任でやってくるなど、48グループ大組閣が行なわれているときでした。

2013年春に『NMB48 げいにん!!2』、2014年夏に『NMB48 げいにん!!!3』放送。
いまでは渋谷凪咲が、さんまさんと一緒にバラエティ番組に出てわちゃわちゃやってるけど、げいにん2最終回のシークレットゲストとしてさんまさんが理事長役として出たときには、メンバーのもう半パニック状態で。懐かしい。

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ちなみに推しメンは、ずっと白間美瑠でした。やはりげいにんで出演したとき、こんなに普通にかわいい子おるんや、って思ったのがきっかけ。まぁ当時はまだ1期生の中の末っ子でだいぶ猫かぶってた時代で、そこから変態性がどんどん出ていったわけだけど。

ただ、基本的には箱推しで、美瑠だけを応援していたわけではなく。みんなそれぞれが個性的だから、どんな場面を見ていても面白い。そして、推しはどんどん増えていくっていう。

2016年1月、ドキュメンタリー映画『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』が公開。NMBをまったく知らなかったという船橋監督が描いたNMBの姿はすごく新鮮に感じた記憶があります。また、この映画では沖田彩華という1期生で実力がありながら、選抜に入れないメンバーを中心の一人として描いていました。この映画終盤で彼女が選抜入りが決まったシーンがあったのですが、そこで金子支配人から「男関係は、大丈夫なんやな。信用するぞ。大丈夫なら、選抜入れます」と、結成当初から男関係のスキャンダルが多かったNMBの内情を実感することになったのも印象的。

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2018年秋、グループを引っ張ってきた山本彩が卒業。
万博記念公園で卒業ライブ「SAYAKA SONIC ~さやか、ささやか、さよなら、さやか~」が行われたんだけど、実は、自分はNMBのライブ現場にいったのはあれが初めてであり、あれっきり。

2020年4月頃。
コロナ禍でさまざまな活動が制限になるなか、その企画の一つとして、雑誌のオンラインインタビューを公開するというものを実施。その対象が、白間美瑠と、原かれんでした。

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美瑠はともかく、原かれんに関してはこのときはまだ特に何かを感じていたわけではなく、不思議でおもろい子やなとは思っていたのですが、このインタビューが抜群に面白かった。不思議キャラだけどものすごくいろんなことを考えていて、根っこにアツイものを持っていて。逆に美瑠は、「美瑠はそう答えるよね」っていう回答ばかりで、自分が編集という仕事もしていることからその視点で2人のインタビューを見てると、美瑠は原稿にするのは面白いけど、あまり面白くならない。かれんたんは、どう料理してもおもしろくなる、そう感じたことで、このときから原かれんが自分のなかでの推しになっていきました。

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NMBは正直、多くの問題を抱えているグループだと思います。特にスキャンダルは後を絶たないし、2021年は特に、横野すみれをはじめ、ネガティブな理由で卒業が多かった1年でした。

他のグループと比較してどうとうかは、他をちゃんとは見てないからわかりません。

でも、特にコロナ禍の2020年、どのグループよりも早く、オンラインお話し会の開催に着手し、また、「難波自宅警備隊」と称してメンバーによる配信を、自粛期間にYouTubeで無料で行ったり。劇場での無観客ライブ配信も早くから始めていたと思います。他には、人狼ゲームをNMBの人気コンテンツの1つに引き上げたり、アホな企画を躊躇なく行ったり……。

さまざまな制限がある中でもファンのために次々とコンテンツを提供し、そして開催が懸念された10周年ライブもなんとか開催。思っていた形ではなかったけど、いろいろな楽しみが奪われた2020年という年に、むしろ多くの楽しみを得られたのは、メンバー、そして運営の方々の努力の成果であり、NMB48というグループの素晴らしさであったと思います。

昨年の紅白歌合戦でAKB48の出場がついに途切れ、一つの時代が終わりました。とはいえ、入れ替わるように伸びてきた坂道グループの人気もすでにピークは越え、ゆっくりと下り始めているようにも思います。長年にわたって世間の注目を浴び続けるアイドルなんてのは、おそらく存在しません。どこかでピークを迎え、少しずつ下っていく。NMBも、そんな流れのなかにいるのかもしれません。

でも、NMBはそういうなかでも生まれ変わろうとしているところです。
昨年加入した7期、今年加入した8期もまだまだポテンシャルのあるメンバーがたくさんいるし、どんなふうに変化していうか、楽しみしかありません。NMB魂というか、関西のグループらしく、面白さにこだわり、かつパフォーマンスの質も落とさない。そういう伝統も、しっかりと引き継がれていっていると思います。

世間の注目がどうなるかなんて、知ったこっちゃありません。でも、そうやってNMBが続いていく限り、自分はずっと好きであり続けると思います。まだまだこれからが楽しみ。もっといろんな人とこの気持ちを共有できるようになることを願って、この独り言シリーズは終わりにしたいと思います。

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