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LibreOffice 7.6 が出てたので、更新点をチェックしてみた。

どうも、おうちのオフィス系データ作成は MS系使わず、もっぱら LibreOfficeGoogle さんにお世話になっている Gizmon です。
LibreOffice 7.5系からのちょっと大きめ更新バージョンである 7.6 が出ましたね。ということで、更新点の全容はリリースノート見ればわかりますが、(個人的に)重要そうなものを適当にピックアップしてログりたいと思います。

全般

メイン画面でタッチパッドからのズームジェスチャーのサポートが追加。

📒タッチパネル使ってるので嬉しい対応です。

PDF周り

📒色々良くなってる。日本語文字周りの改善もあり。

  • PDFへエクスポート時に、最終印刷時刻が更新される。

  • デフォルトでPDFバージョン1.7がエクスポートされます。

  • タグ付きPDFがデフォルトで生成されるようになり、アクセシビリティが向上しました。

  • ハイブリッドPDFとしてエクスポートする際、元のODFドキュメントをPDF互換ファイルの添付情報として保存します。

  • 可変フォントの印刷時に、グリフのサイズの不一致と重なりを修正しました。

  • PDFへのエクスポート時

    • 上線の色が欠落したり不正確に表示される問題を修正。

    • CJK(中国語、日本語、韓国語)の強調記号の位置を修正。

    • CFF2可変フォントの標準インスタンスのテキストが空白になる問題を修正。

    • Liberationフォントの下線の位置を修正。

マルチカラーグラデーションがサポートされた。

📒アンニュイなグラデが作れる!

図形のグループ編集時に、グループに含まれていない図形が薄く表示されるようになりました。

📒編集してるのがわかりやすくなったので良いっすね。

句読点の圧縮が有効になっている場合、全角のCJK(中国語、日本語、韓国語)句読点を圧縮します。

📒文章表示の違和感が減るので良いっすね。


Writer(MS Word みたいなやつ)

「挿入」メニューにページ番号ウィザードを追加し、ヘッダー/フッターにページ番号を簡単に挿入するためのワンステップ操作を実現。

📒面倒だったのがちょい楽になった。

DOCXの段落マーカーの文字プロパティは、ODTドキュメントでも保存されるようになった。

📒データ再現性の向上は歓迎。

図表の目次は、カテゴリやオブジェクト名だけでなく、段落スタイルに基づいてより柔軟に生成することができます。
参考文献項目は、参考文献表から直接編集することができるようになりました。
参考文献マークは、デフォルトで参考文献表の対応する行へのハイパーリンクになりました。

📒上記3つは Writer で長物・論文書く人にはわりと重要な更新だと思う。

Writerにおいて複数ページの浮動テーブルの実装が開始されました。

📒表のページ跨ぎが使いやすくなったかも。

アクセシビリティチェックは、ドキュメントの編集中により簡単に利用できるようにサイドバーに移動しました。

📒これは歓迎する内容。

使用されている段落スタイルと文字スタイルのハイライト表示が追加されました。また、テキスト内の直接書式設定された箇所もハイライト表示されるようになりました。

📒使い勝手的に重要。


Calc(MS Excel みたいなやつ)

ピボットテーブルにコンパクトレイアウトが追加されました。

📒個人的にはあまり使わないけど

ランダム数生成器にポアソン分布を追加しました。

📒これもあまり使わないけど

オートフィルターで色によるソートが可能になりました。

📒条件付き書式も有効っぽいですね。


Impress(パワポみたいなやつ)とDraw(Publisherみたいなやつ)はあまり使ってないので興味薄めですが以下の2点が影響大きそうな改善点かも。

  • プレゼンテーションを表示している間にスライドを切り替えるためのナビゲーションパネルが追加されました。

  • マルチイメージTIFFファイルを開くためのサポートが追加されました。

以上、LibreOffice 7.6 の更新点について個人的なピックアップログでした。
では。👋

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