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『一喜一憂しなさんな』

今回は「自己肯定感」について書きたいと思います。

本日ご紹介する本は、

ダウンロード

です。

著者の中島輝さんは、とんでもない壮絶な人生を歩んできた方で、ご自身の経験をベースに独学でセラピー・カウンセリング・コーチングを24時間365日10年間実践され続けた方です。Jリーガーや上場企業の経営者など15,000名を超えるクライアントにカウンセリングを行ってこられた

自己肯定感の第一人者です。

この本に出会ったのは昨年冬に大阪出張の際に茶屋町の本屋で見つけました。丁度、「自己肯定感」についてアンテナを立てていた時だったので、即買いして、即読で、読破したことを覚えています。

こんな感じです(笑)

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「自己肯定感」という言葉は、みなさんも色々聞いたことがあると思うんですけど、この本の中では、

自己肯定感とは、「生きるエネルギー」そのもの

すなわち、私たちが生きるために重要な「心の状態」なわけです。

そして、どうやら自己肯定感を育むためには、2つの法則を知っておくことが大事みたいです。

①時と場合によって高くもなり、低くもなる
②強い人もいれば、弱い人もいる(総量が多い人、少ない人)

この言葉を聞いたとき、「なるほど!」と思ったのは、

無理に高める必要はない

ということです。

実際に本の中でも無理に高めようとすればするほど、潜在意識が反発して壁にぶつかってしまうそうです。

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じゃあ、どうすれば良いか?と言う話になるわけですが・・・

まずは、

自己肯定感が上下動するものだと知ること

そして、

自分の自己肯定感の状態に気づく

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■汝自身を知れ~ソクラテス~

やはり、自分を知ること、客観視することで、自覚することがカギのようです。いわゆる「自己認知」ですね。

セルフアウェアネスですね(参考まで)

ここで、一番納得したコメントがありました。

なぜ、自己認知が大切なのかというと、私たちの感情はマイナスの状態から一気にプラスに転じることがないからです。必ず一度、フラットな状態になってからプラスないし、マイナスに転じています。

ちなみに、ご存知の方も多いと思いますが、私のライフライン(社会人編)です。

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たしかに、一気にプラスには転じていないですね。特に24歳で支配人になり全くリーダーとして機能してない時代は毎日が本当に憂鬱でしたが、少しずつプラスに転じていきました。しかし、当時、自分を冷静に見れていたかというと毎日こんな心境でしたね・・・

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ただ、29歳から人事に異動しましたが、それ以降は自分でもコントロールできた感があります。丁度、「7つの習慣」を再読し始めたタイミングでもありましたが(※自分の傘をもつ=インサイドアウト)

この本の中で中島さんは心を一度、フラットな状態に戻すことが大事だと言っています。要するに、「高める」「あげる」とかは不要だと言っているわけですね。そこで、中島さんはこの言葉を日常から大切にすることを推奨しているようです。

一喜一憂しなさんな

これは、とても大事だな~と私も感じました。

この本では「書く」ことで客観視する方法を紹介していますが、私は読書もありだと思っています。私はどちらかというと本に助けられてきました。

たぶん、人間の言うことは素直に聴けないからなおさら良かったのかもしれません。本には、感情ぶつけませんからね。

あとは、ロールモデルの存在(代理学習)も大事だと思います。だれをベンチマークするかですね。

ただ、「書く」ことは、本当に大事です。

カリフォルニア・ドミニカン大学の心理学者マシュー教授が、「書くこと」と「目標を共有すること」の効果を科学的に証明していて、

目標を紙に書き、誰かに伝え、説明をし続けた人は、達成の可能性が33%も高いそうです。

わたしは、ある人を思い出しました。

そうです・・・

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会長です!!

たしかに、一喜一憂しないし、上記のアウトプットを確実に実践されていますね。同じことを繰り返し繰り返しお話されますが、まさに目標達成の「法則」に沿った行動だったんですね。

ちなみに、「手で書くこと」は脳が圧倒的に刺激されて、絶大な効果があるようです。私はよくスマホやPCでメモをとることもありますが、確かに、「手で書く」ことは結構拘っていますね。やっぱり、大事なんですね。

書くことを習慣化すれば脳が勝手に人生を変えてくれる

ちなみこれは、2007年4月に書いた当時の目標です(特別に公開します)

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結婚まで書いてましたね(笑)実際、本当の意味で人事責任者になったのは2019年なんで2年遅れですね。支配人は2008年4月なので、3か月前倒しです。入籍は2009年3月でしたね。披露宴は8月25日(どうでもよい話ですが)

私も色々ありましたが、確かに、すべては起こるべくして起こったことであり、本人にとって乗り越えられる壁しか見えないし、やってこないんだなと感じます。そもそも、最初から「壁」はなくて、自分自身の心がつくりだしたのかもしれません。

最後にこの本では、

自己肯定感は何歳からでも育むことができる!

と言い切っています。

アドラー心理学創設者アルフレッド・アドラーは、

「人間は自分の人生を描く画家である。あなたをつくったのはあなた。これからの人生を決めるものあなた」

と述べています。

■まとめ

結果、何が言いたかったかというと、

自分の人生自分でコントロールしようぜ!!

ってことです。そのためには「トレーニング」が必要なんですね。

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興味ある人は是非、読んでみてください!

繰り返します、

自己肯定感は何歳からでも育むことができる!

何か相談や質問があれば遠慮なくDMください。

では。