思考の階層

思考の階層

思考には階層があり、それ故に理解度が異なる
そもそも上位階層があることが分からない人、知らない人に
物事を伝えても伝わらない

抽象度のことであるがそれをわかりやすく伝える

ある工場で
A、B、Cのチームがあり
A→B→Cの順にラインでものが流れてきて
それぞれの工程で作業をし次工程に渡す

ここでBチームが 仕事の生産性をあげて
どんなに頑張っても早く作ったとしても
Aからものが流れてこなければ作れない
Cに渡しても、作業が追っつかないので製品は完成できず、
ラインがストップしてしまう。

ここで必要なことは、ABCのラインを見渡し効率よく作業をしないと
製品の生産性は上がらない
どんなにBチームだけが頑張っても意味がない
一つ上の視点でライン全体を見渡す必要がある
工場が一つのフロアで脚立などで高い位置で全体を見渡すことが出来れば
その様子が判断できる
これが出来ない場合、情報で判断するしかない
これが、情報空間の視点の高さをあげることである

現代社会のほとんどの人が
この簡単なあたりまえと思われる思考ができない。
Bチームのことだけしかみえない
しかも、チームどころか自分の作業のことしか分からない
全体の流れ、自分の作っている部品が最終的になにになるのかすら
分からないで作業をしている機械的な人間が非常に多い

思考には上位階層があるのだよ
と言うが分からないと
なぜこんなに簡単なことが分からないのだと思ってしまう

どちらかというと伝える側がこの思考の階層を理解していないと
なにも伝えられないと言う話

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