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#31 グレーゾーン

おはようございます!☀️

いつもありがとうございます!!

今日は#31 グレーゾーンについてお話したいと思います。

グレーゾーンとは

グレーゾーンとは、誰しもがひとりひとり持っている許容範囲、『幅』のことです。

ある人にとっては絶対に許せないようなことも、

他の人にとっては許せることってありますよね。

例えば、

信号無視をするなんてありえない。

そう思う人がいれば、

車が来ていなければ信号無視しても問題ない。

と思っている人もいます。

この誰かにとっては許せないことでも、他の誰かにとっては許せることがグレーゾーンだということです。

もちろん「白」や「黒」も世の中にはあります。

白の例としては、

『美味しいものが食べたい。』

というのは全員に共通した価値観として当てはまるかもしれません。

黒の例としては、

『人の物を盗んではいけない。』

とか当たり前にダメだよねってことです。

この「黒」と「白」だけで物事を捉えていると頭が固くなってしまいます。

あの人は良い人だ、

この人は悪い人だ、

と決めつけて生きていると生きにくいと思いませんか。

そこで大切なのが今回のテーマであるグレーゾーンという考え方です。

仏教用語では『恕』といったりします。

『恕』とは「思いやり」です。

つまり、相手を許すということです。

『白か黒かでいうと自分の価値観から見れば黒だけど、相手を思って許してあげる。』

そんな経験したことありませんか??

この幅は、人間としての器とも言い換えることができます。

ただ、ここで注意が必要なのが、

妥協ではないということです。

問題から目を背けて見なかったことにすることと『許す』ということは全く違います。

『許す』とは、相手を排除することではなく、受け入れるということです。

相手の良いところも悪いところも全部引っくるめて受け入れることがこのグレーゾーンという考え方における人間的な器量です。

グレーゾーンでの振る舞い方

グレーゾーンを意識した振る舞い方とはどんなものでしょうか。

それは『柔軟』に対応していくということです。

柔軟に対応していくためには自分の中でのルールを言語化しておかなければなりません。

何が絶対に許せないことなのか。

何を大切にして生きているのか。

そのことを明確にするからこそ『許す』という選択ができるようになります。

自分の大切にしている価値観の軸の外側で起こる出来事をあとは柔軟に、

その場に応じて対応していくということです。

これが『思いやり』です。

例えば、

自分は御礼のメールを送ることが正しいという価値観があったとします。

でも御礼のメールを送ることは相手の時間を奪ったりするので迷惑な行為だと思う価値観の人もいます。

その事実が良いか悪いかが問題なのではありません。

ある人にとっては御礼メールを送ることが正しいと思っている。

でも御礼メールがこない。

むしろ、御礼メールをしても返ってこない。

そんなことはよくあることです。

しかしそんな時に、あの人は御礼メールをしてこない人だ返さない人だ。

だから悪い人なんだ。

そのように決めつけてしまったらどうでしょうか。

なんだか人として器が小さいと思われてしまいそうですよね。

自分が正しいと思っている価値観に反する出来事が起きた時に、

それが許せるのか、許せないのか。

それがグレーゾーンでの考え方です。

そこの判断をした上で自分ができること、したいことを信じてするだけです。

御礼メールが正しいと思う人は御礼メールを自分から送るだけです。

返信をするかどうかは相手次第です。

ただ自分が正しいと思うことをするということ、それが柔軟な対応だということです。

相手の成長のために向き合うことも大切ですが、

相手を思いやることも同じように大切だというお話でした。

アクションプラン

その上で今回のアクションプランです。

大切にしている価値観を書き出して自分の軸を明確にする。

ということをやってみてほしいと思います。

そうすれば、自分が許せないこと、違和感を覚えることが見えてくるはずです。

その許せないこと、違和感を覚えることが起きた時にどのように柔軟に対応していくかを考えることこそが『思いやり』であり、グレーゾーンだということです。

是非、一度やってみてください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

今日も1日頑張りましょう!!

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