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さよならポエジーについて

さよならポエジーってご存知ですか?バンドです。

高校一年の頃にYouTubeで「二月の中を」のMVを見つけ、遅ればせながらようやく今年、ボーカルのオサキアユさんがすごいということに気づきました。2年も経ってしまった。
ただMVを見つけた頃から何かが他のバンドと違うぞ?なんだ?と不思議に感じていました。

正直YouTubeで音楽聴くのってめんどくさい。広告待たなきゃいけないし、違うバンドのも勝手に再生されたりするし。
だから気に入ったらすぐCD買ったりTSUTAYAで借りたりしてiPodに入れて聞きたい、とずっと思っています。それは変わらない。今も。
でもさよならポエジーのそのMVだけは、2ヶ月くらいは毎日毎日YouTubeで聴いてた。執念。

近くのCDショップは全然近くじゃないし、
なんなら置いてないし、近くのTSUTAYAにもないし。ということ理由でCDが長らく手に入らなかった。
なんと買ったの今年ですよ。遠いからそんな来れないなと思って2枚買いました。それがヘッダー?の写真です。それをちゃんとiPodに入れて聴きまくったから今年凄さに気づけたのかもしれないですね。

何を置いても歌詞歌詞歌詞!という評価に間違いはないと思う。最近はありがちな歌詞にポップでアップテンポっていうのがお決まりみたいな勝手なイメージを持っているけど、さよならポエジーは綺麗なアルペジオに純文学みたいな歌詞が一語ずつちゃんと乗って伝わってくる。それだけじゃなくて、サビはちゃんと力があって。どの曲も一辺倒では終わらない。

ちょっと脱線。ありがちな歌詞で思い出しました。
「心が痛い」と「一緒にいたい」を掛けるの一旦落ち着いたんじゃないですか?
私はたくさん掛かってる歌詞も好きだけど流石にもういいかなって思ってきてました。
そういうのは掛詞の天才尾崎世界観のクリープハイプと多忙の天才川谷絵音と椎木さんのソロだけ聞いてれば満たされるなって。
偏見だけどこれ以降のは同じことの繰り返し、二番煎じのような気がして。

話をさよならポエジーに戻して、何回読んでもわからないような歌詞もやっぱり魅力がある。

いい意味で自分勝手に解釈して自分の好きな曲にできちゃうっていうのもあるし。謎は謎のままの方が惹かれるんですよねえ。例えばサカナクションの「フクロウ」はめちゃめちゃ好きです。さよならポエジーも多くの曲がそういう感じなんですよね。深みがあるというか、一旦書いたものを違う言い方でわざと回り道するみたいな。大好きですそういう歌詞。

長々と書いてしまったけれど感性は人それぞれですから何も否定しません。ただ共感してくれる人がいたらいいなと思います。皆さよならポエジー聞こう!という話でした。

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