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#2/24 非の打ち所がない高級キーボード Keychron Q2 Max


初めに結論

めっちゃいい。Qシリーズ最高。
技適マークはなく、PCに使いやすいUSBの穴があったので有線接続で使っています。
■3/2追記
コメントを参考に調べてみたところ、Q2maxは技適取得済みでした。
総務省が言ってるので間違いありません。そして2.4Ghz通信は有線通信と同じように使うことができました。

https://www.tele.soumu.go.jp/giteki/SearchServlet?pageID=jk01&NUM=&NAM=&FOM=%82p%82Q%81%40%82l%82%81%82%98&PC=&YAR_FROM=&MON_FROM=&DAY_FROM=&YAR_TO=&MON_TO=&DAY_TO=&RAD=00-00-00-00&TEC=1&TEC=2&TEC=3&TEC=4&TEC=5&TEC=6&TEC=7&SK=0&DC=0&SC=1&as_fid=bf0ec23a24dbe5e53152b4b613cbc77f0d417aa4#searchlist

正直有線接続であれば無印のQ2やVシリーズなどの安いキーボードがたくさんあります。しかし無線以外にも打鍵感を上げるための仕組みがQ2maxには詰め込まれております。この打鍵感・ビジュのよさをお金で解決できるのはQ2maxだけなんだ!と酸っぱいブドウ理論で買ったことを後悔しないことにします。無敵の理論です。

Qシリーズの違い:https://green-keys.info/keyboard/keychron-q2-max/

打鍵感はいらないし技適マークついた無線が使いたいというのであれば、別の物を探したほうが良いです。正直Q2maxは日本で使うには少し割高かなと思います。

ちなみに下記サイトはKeychron選びにとてもお世話になりました。Keychronのキーボードを探しているのであれば必読です。

届くまでと外観など

Keychron Q2 Maxがやっと届きました。
PUDOボックスを初めて使ったのですが、暗証番号・サインを入力すると自動で扉が開くのがとても面白かったです。ガコンッと急に扉が開き、隠された扉が開いたような感覚になりました。実際自分しか知らないのでその通りなのですが。

どのキーボードも同じような箱なんだね

箱をあけて上面のスポンジを外すとこんな感じ。

御開帳

フィルムを外してキースイッチをWINDOWSに付け替えると…

キーボード

かっこい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ビジュアルだけでも十分買ってよかったなと思えます。

技適マークはついてない

海外産なので技適マークがついていないのはしょうがない。ちゃんと有線接続しましょう。PCの裏側にUSBついてるのに気づかなかったら普通に2.4GHzで接続していたと思います。無線接続するのであれば、罰を受ける覚悟も一緒に接続しましょう。
■3/2追記
同上ですが、コメントを参考に調べてみたところ、Q2maxは技適取得済みでした。そして2.4Ghz通信は有線通信と同じように使うことができました。

打鍵感

GateronJupiterバナナ軸

買ったスイッチはGateron Jupiterバナナ軸。茶軸とあまり差はないという噂だったので、おそらく茶軸でもいいんじゃないのかなと思います。タクタイルのスイッチはこれが初めてだったので正直違いはわかりません。

Gateron Jupiterスイッチについて

カコカコとハッキリと独立した音が鳴り、永遠に打っていたいです。打鍵感やスイッチの沼にハマる人の気持ちがわかったような気がします。スペースキーだけすこしカチャカチャしたクリッキーな音がしました。スタビライザー周辺が原因な気がしますが、全く詳しくないのでいったん放置することにします。
電機屋さんなどでスイッチを体験できるものがありますが、体験したスイッチたちよりも断然気持ちよく打つことができて、正直大満足です。

キーキャップ

キーキャップは奥にあるキーは奥側が盛り上がっており、手前にあるキーは手前側が盛り上がっている形です。いつものキーキャップと形が違うと違和感がありますが、少し打っていたら慣れてきました。指のおさまりがとても良いです。

イメージ図、KSAのやつ

上記の説明を見てみると、耐油性があるそうです。この高級キーボードを汗をかいた時やポテチを食べている時に触りたくないですが、そんなときも耐久してくれそうですね。さすが高級キーボード。

QMK/VIA

QMK/VIAは下記サイトを参考に行います。サリチル酸さんには本当にお世話になりました。。。。。

しかしQ2maxのjsonプロファイルが見当たらない。検索やホームページも見たのですがそれっぽいページはない…
と探しておりまして、商品紹介ページに見つけることができました。。

jsonプロファイル置き場

https://keychron.co.jp/products/keychron-q2-max-qmk-via-wireless-custom-mechanical-keyboard-us-ansi-layout?variant=43336974336171

jsonプロファイルを読み込んだら後は設定するだけです。

VIAの設定画面

こんな感じで繋がって、レイヤーごとにキーの設定をすることができます。
レイヤーは0~4までの5種類あり、そんなに使わないのですが多くて困ることはありません。
レイヤー0はとみすけ配列(上記画面)
レイヤー1はTKLキーボードのみぎっかわのキーたち。画面操作系
レイヤー2,3は一旦保留
レイヤー4はテンキー配列
としました。

VIAについてよく知らなかったのですが、やはりキーボードに覚えさせることができ端末を変えても設定は維持されます。すげ~~~~~~。

いくつか設定を行ったのですが、2つほどわからない箇所があったので備忘録的にメモしておきます。

KC_MS_WH_UP

有線接続では機能するのですが、無線接続をしたとたんに反応しなくなりました。レイヤーは0番で間違いなかったのですが、マウスホイール系だけ接続方式によって機能しないときがありました。謎です。

半角/全角キー

VIAには半角/全角キーに対応するキーがないのでしょうか?
押すと半角英数、もう一度押すと日本語入力になるキーなのですが、いくつか試したのですが見当たりませんでした。仕方がないのでCapslockを割り当てています。

接続方式:2.4GHzって?

自分はBluetooth接続しか知らず、Wi-Fiで接続???と思っていたのですが、意外と高性能でした。
下記のドングルみたいなレシーバーがついてきて、これをPCに刺すとキーボードとレシーバーが接続されます。

ドングルみたいなやつ

Bluetoothと違って何が嬉しいのということなのですが、ペアリングの必要がないことと、遅延が少ないことが上げられます。

ペアリングの必要がない

ペアリングが必要なくBIOS画面でもPCと接続することができます。また、ペアリングの設定が起動するたびに初期化されるようなシンクラ端末などでも設定せずに使うことが可能です。超うれしいじゃん。

遅延が少ない

遅延が少ないことに関しては、公式で「有線接続と同じ1000Hzのポーリングレート」と書いてあります。ポーリングレートとは、PCと1秒間に何回交信を行うかの回数を表します。振動数の逆数を取った値が周期なので、0.001秒周期で交信を行います。つまり遅延は1ミリ秒です。これが有線接続でも無線接続でも変わらないってそんなことあるんだって気持ちですが…技術の進歩はすごいですね。
ちなみにBluetooth接続をすると90Hzだそうです。同様に計算すると遅延は11ミリ秒となり、およそ11倍速い・滑らかと言えそうです。

おわりに

総評や結論は一番最初に書いた通りです。
無線を使わないのであれば他のほうが良い気もしますが、打鍵感やビジュアルは最高です。
この高性能なキーボードが一つあれば自分でカスタマイズするとなった時も十分な部品があるので楽に進めることができそうです。
もうキーボードは買うつもりはなく、めちゃくちゃ満足しています。

とはいえスイッチは買うかもしれず、ホーリーパンダや純粋な赤茶の軸も触ったことがないので買ってみたいなあと思っております。

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