満足した映画のパンフレットを読むときにハードルを上げすぎないこと。

どうも。映画のパンフレットが好きな成人男性です。

良いですよね、パンフレット。俳優さんや声優さん、監督から美術スタッフさんなど作品に関わったいろいろな人のいろいろな視点から話が聞けるところが好きです。
こんな意図があってこの方を起用しましたとか、こんなイメージからこの音楽を選びました、などなど。

だからまあ変な話、少しでも需要があればなと思って単独ライブ「青二才が木に登る」の転換中の音楽についてダラダラと書き連ねていこうと思います。


1.「GALAXY」RIP SLYME

インベーダーゲーム

OPコントとOP映像を終えて、1本目のネタに入るまでの音楽はRIP SLYMEの「GALAXY」
実はこの曲とても思い入れがあって、僕が大学時代に所属してた東京学芸大学お笑いサークルGOCのOPMC中に流れる音楽なんです。軽快なイントロからメロディで幕が開く感じ。やっぱりこれを聴くと気合いが入るし楽しもうって思えたな。


2.「文化祭の夜」Base Ball Bear

ひっくり返したソフトクリーム

次の曲はBase Ball Bearの「文化祭の夜」
一本目のコント「前日準備」を受けてのこの曲。あの頃の感覚が甦るといった感じの歌詞ですが、あのネタの女子たちが思い返す文化祭の夜は全然ネタのあの日かもしれません。文化祭の夜となんら変わらない情熱を注いでいますから。なぜか。
グツグツと火をつけてくれるメロディが好きです。


3.「Tank!」シートベルツ

ぶちまけた一味唐辛子

お次はシートベルツの「Tank!」
この曲はアニソンらしいんですが、ホンマでっかTVのテーマソングだったこともあり選んだんですよ。二本目「潜入捜査」のテーマである雑学の関連性もありつつ、なにより曲がカッコいい。序盤だからって単に盛り上がる曲じゃなくて、序盤こそこういう痺れさせてくれる曲が良いなって個人的に思います。


4.「ナイショの話」ClariS

2人して幼馴染の男子を勘違いさせている

前半戦のラストはClariSの「ナイショの話」
この曲が発売された当時は中学生。朝練で6時に家を出て、22時に塾から帰って、なんか空が暗い時間帯によく移動してました。三本目のコント「残業」の女の子の生きづらさを見てもらった後には、この曲のポップだけど少しもどかしい感じが気持ち良いかなと選曲。「ナイショの話」を少しもどかしいって思うのは、変な話、当時の空模様と重ねてるのかも。


5.「太陽とビキニ」RIP SLYME

二つ折りでケチャップとマスタード出るあれの擬人化

中盤戦の初めはRIP SLYMEの「太陽とビキニ」
これも一曲目の「GALAXY」と同じくGOC思い出の楽曲。中MCをこの曲を流しながらやってました。
折り返し地点で熱を上げすぎず、かつ、ダレさせることもしない。絶妙な塩梅をオールウェイズ提供してくれるこのグループは本当にすごい。


6.「走れ!」ももいろクローバー

下手くそな背の順

四本目のコント「卒論ダッシュ」の後はももいろクローバーの「走れ!」
そのまんま!それ以上もそれ以下も無し!!
すごい前向きになれる良い曲なのに面白おかしく使ってしまい申し訳ない。それにしても「走れ!」ってももクロのデビューシングルに入ってる曲なんですよね。いつの時代の彼女らが歌っても重みがある生きてる曲という感じ。ずっと走り続けてるからこそ歌えるんだな。


7.「マンピーのG★SPOT」サザンオールスターズ

THE FINAL SLAM DUNK

続きましてはサザンオールスターズの「マンピーのG★SPOT」
五本目のコント「お進歩」でどれだけ好き勝手やってもこの曲1つでまとまりが生まれる気がしています。さすがサザン。さすが桑田佳祐。
次のコントまでの着替えや準備が多く、少し長めに流れる想定だったので、サザンの持つ色気とロックンロールを同世代のお客さんに特に聞いてもらおうというエゴから選びました。他にもサザンなら「匂艶 THE NIGHT CLUB」なども聞いて欲しいです。


8.「同担⭐︎拒否」HoneyWorks

モバイルバッテリー3個持ち

中盤戦ラストはHoneyWorksの「同担⭐︎拒否」
本当に中盤戦のコント3つの後の音楽は一瞬で決まりました。六本目のコント「定食屋にて」のバイオレンスな部分とHoneyWorksのもつキラキラな部分のミスマッチが好きです。ネタ終わり、裏で着替えながらこの曲に少しトキめいてる自分がいて怖くなりました。ああいうネタは危険です。またやりたいです。


9.「銀河鉄道999」ゴダイゴ

街灯とハエ

幕間映像を挟んで次はゴダイゴの「銀河鉄道999」
ラストコント「感情線」にはいくらか銀河鉄道999という作品のエッセンスもありつつ、なにより少し聞いただけでワクワクするイントロをバックに舞台に板付きたかった。これまたエゴです。
余談ですが、「感情線」という電車そのままに、アニメ銀河鉄道999のように、途中色々な駅で降りてその場所で様々な感情の人と触れ合うみたいなショートストーリーのオムニバスみたいな感じでやれたら楽しいだろうなと思ってます。


10.「ブルーオレンジ」NECOKICKS

イマドキからかさお化けの下駄箱

ラストに流れるのが、この単独ライブ全編を通してテーマソングとさせていただいてるNECOKICKSの「ブルーオレンジ」
このバンドは相方・土屋の地元で活動されてて今は解散をしてしまってるんですが、本当に素敵な楽曲で単独準備期間ものすごい聴きました。ライブのどの場面で流しても合うんですが、ネタの終わり際、この曲がかかったら自分の理想を達成できるなと確信してこのタイミングでかけることにしました。
先ほどの銀河鉄道999同様、「感情線」はこの曲からもインスピレーションを得ていて、ブルーとオレンジ、青と橙、青と木登、とタイトルにもかけてたりします。たまたま漫才衣装も僕が青で土屋がオレンジだったりの縁もあるのが面白い。すいません、色の話してる時にややこしい漢字を使ってしまいました。
ただ、それだけこの曲は掘っていける魅力が敷き詰まっています。YouTubeからでもApple Musicからでも聴けるから、是非とも聞いて欲しいです。そうしたら少しネタとの繋がりを感じ取っていただけるかも。



長々と書き連ねましたが、以上になります!
前述の通り、パンフレットが好きなんですけど、映画のパンフレットを買うのってよほど作品に魅力を感じたときだと思うんです。ただ本編が凄すぎてそのクオリティをパンフレットに求めて、こんなもんか、もっと聞きたかった!と残念がることもしばしばあったり。

だからハードルを下げて読んでいただくか、少し単独の熱が冷めたときに読んでいただくかしてもらえればいいなって思います。ま、今さら言っても遅いんですけど。
また近いうちに各ネタのことについてnote書くかもしれませんので、そうなったらそちらも是非!
そして、どの曲もサブスクで聴けるので聴いてみてください!!ではまた〜〜

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