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『京の冬の旅』特別拝観

家族の趣味の付き添いでよく寺社仏閣に行きます。
特別信仰心があるというわけではないですが、話を聞いてみるとなかなか面白いものです。

https://www.kyokanko.or.jp/huyu2018/

京都では、季節によって特別公開があり、普段非公開・信者檀家に対してのみ開かれているものを拝観することができます。
期間中に3つ巡ると指定の喫茶店で一杯無料orA5クリアファイルがもらえるというのもあり、これをベースに観光ルートをつくるのも面白いかもしれません。

特別拝観は各¥600-なのでなかなかふつうの観光客にはハードルが高いのではと思いますが、その代わり博物館とは比べ物にならないくらい静かに、少人数で、ゆっくり楽しめるというところがいいな~と思います。

今回特別拝観巡り中、特に面白いと思ったのが、転法輪寺です。
転法輪寺は仁和寺の近くにある浄土宗の寺で「御室の大仏」とよばれる7mの阿弥陀如来像があります。

ここは三月中旬までに京都に来る予定がある方にはぜひおすすめしたい場所でした!

理由はまず特別拝観のなかでも大仏はとっつきやすいから!
そして人垣を押し退けて見る必要がなく、鑑賞が簡単だから。
あとはデカいというとそれだけで面白いからです。

もうひとつ転法輪寺が絶対におすすめできる理由はこれです。

ここ、なんと写真撮影OKでした。
そんなことある??

寺社仏閣の撮影は建物全体と庭がせいぜいで、建物内部も完全に撮影(とスケッチ)が自由なところはほぼ出くわしたことがありません(あったら普通に知りたいので教えてください)。

ガイドの方いわく住職の方が寛容なのだそうです。寛容すぎる
いつも見かけない一眼レフを抱えたタイプの観光客がたくさんいてかなりビビりましたが、撮影OKもあって拝観客が増えているようでしたしアリなのかも…

グッときた涅槃図の一部です。仏の涅槃に際して天の母から投げ入れられた万能薬が木にかかってしまい、ネズミが取りに上がる使命をうけたものの猫に睨まれて動くことができなくなっている様子です。このことから(?)、涅槃後の仏教画から猫は排除されているそう。

特別拝観は3/18までです。よかったら観光のひとつにどうぞ。私は毎度記念クリアファイルコレクターと化しています。

早咲きの梅もきれいです。

思い付いたことは全部やる、が目標です。