【蟹工船】小林多喜二の命日に考えたい思想弾圧の歴史と資本主義の限界
☆警察に拷問されて殺された小林多喜二
今日2月20日は、プロレタリア文学の代表作である『蟹工船』の作者、小林多喜二の命日です。
小林多喜二は1933年2月20日、日本共産青年同盟中央委員会に潜入していた特高警察のスパイ三船留吉に唆され、人と待ち合せますが、その場所には特高警察が待ち伏せしていました。小林多喜二は逮捕され、東京都中央区の築地警察署に連行されます。(築地警察署は現在もなお同じ場所にあります。)
そして、その日のうちに警察による拷問で殺されてしまいます。享年29