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大人って何?

私は現在大学4年生の22歳だ。
このまま順調に行けば3月に大学を卒業して、4月から社会人になる。

幼い頃私は、
"22歳は立派な大人"だと思っていた。

しかし、実際に自分が22歳になってみると全くそんなことはなかった。

私は今だに大人になりきれていない。というか大人ってどこからが大人なんだろうか。"大人の定義"って何なんだろうか。お酒が飲めたら大人?タバコが吸えたら大人?結婚したら大人?

法律的には、20歳になれば成人を迎えて大人と認定される。ハタチを超えたらお酒も飲めるし、結婚だって当たり前にできる。何かあれば全て自分の責任だ。自由にできることも多い。じゃあ世の中の20歳を迎えた人は全員大人ってこと??私もその中の1人?いやそんなことはない気がする。

成人してから2年目、世の中でいう大人になって2年目、まだまだ私は子供だ。

もちろん私の周りには、もう社会人なんじゃないかと思うほどテキパキ物事をこなしている人や、未来について・これからの仕事のビジョンについてしっかり考えられている人もいる。その人達はきっと、私が小さい頃漠然と思い描いていた"立派な大人"としてこれから生きていくんだろうなと思う。

一方私はどうだろう。何かあれば友人や家族に泣きながら相談したりするほど自分で物事を決められない。アルバイトは好きだけど、テキパキ仕事はこなせない。それよりも笑顔で周りの人と楽しく働くことの方が大切だと感じてしまう。難しい話題が大嫌いで目を背けたくなってしまう。実際卒論の題材に関しても、同じゼミ生のように世の中の役に立つような難しい題材を選ぶことも、そのような題材に興味を持つことも出来なかった。

よく周りの人に、
「〇〇は〇〇らしくいればいいんだよ」
と言ってもらえることがある。

でもそれは大人になっても、社会人になっても通用することなのだろうか。

大人になるって何なんだろう。

話は少し変わるが、私は精神年齢が同い年の人よりだいぶ低い。そのことに気付いたのは、割と最近の話だ。就活で趣味について話している時、ゼミでみんなと違う視点から物事を捉えてしまう時、その他にも沢山ある。思い返せば、高校1年生の頃まで「将来絶対お城に住みたい!」と周りの人に宣言するほど、私は幼稚な考えをしていた。その頃からだろうか、精神年齢が実年齢に追いつけなくなったのは。

少女漫画や高校生の恋愛リアリティーショーが大好きで、周りの友達にお手紙やアルバムを作るのが好きで、家事もほとんど出来ないからママに頼りっぱなしで、3つ離れた妹の方がいつからかしっかりしていて、お酒よりもアイスやケーキが好きで、量産型大学生みたいな大人びた服装よりもTシャツにデニムみたいな格好が好きで、難しい話題が大嫌いで、仕事が出来る人が全てっていう社会人の考え方が嫌いで、こんな私でも大人って言えるのかな。

この1年、いやここ最近、色んなことを考えて知りたくなかった色んな感情を知ったりして。まとまらないこの想いを今日から色々綴っていこうと思います。

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