恥ずかしげも無く自分の動画の話をする -本田未央CP合作-
本日12月1日は三つ星アイドル本田未央の誕生日だ。ライブ楽しかった?
それを記念し「本田未央CP合作」という動画が投稿された。
誰とでも関係を築ける彼女だからこそできる最高の企画だ。すごいぞ!とりあえず見ろ!
単品でも投稿されているのでそっちも見てくれ!
というわけで本田未央と速水奏の組み合わせを投げたのだが、そもそもこの二人は公式での絡みは皆無である。デレパぐらいか?
じゃあなぜそんな二人を…?と思う人もいるかもしれないが、まぁ…ひとまず聞いてくれよ…
この二人の共通点を挙げるとするなら「演技」だろう。
お互い「他者から見た自分」を強く意識し、演じ、装い、仮面を被っている。
こんな奴らが一緒にいたら…もう…面白いはずじゃん……
以前から自分は「はやくみおっ!」という映画紹介シリーズを投稿している(と言ってもまだ3つだけだが…)
サイコーにキュートなイラストがかわいくて最高だ。映画紹介から半ばアイドル紹介になりつつあるが、紹介した映画はもう軒並み面白いので見てほしい。速水奏は名作映画を好む。
なぜそんな動画を作っているのかと言うと、「速水奏と本田未央が映画を紹介する」ことがこの二人にとっての救いにつながるのではと考えたからだ。
映画が、演技と素顔の間で揺れ動く少女たちの『ある種の結論』へ向ける糧になってくれれば、それこそが「娯楽」の在るべき形であるのではとも考えた。
今回の動画にもそんな思想が入り込みまくっている。振り返りながらお話ししていこう。
~0:24
ここで流れているのはサカナクションの「enough」のサビ(でいいのか?)。二人を結ぶ『嘘』を印象付けたかった。歌詞の正直さ、音楽性も素晴らしいのでぜひともフルで聞いてくれ。深夜に聞くと涙が出てくる。
ヒッチコックのこの言葉は個人的な映画観に根ざした重要な一文である。ちなみに構図というか文字色は某スペースオペラシリーズのお決まりのアレを意識していたりいなかったりする。
何はともあれエンドロールで沁み入らせる映画は最高である(T2トレインスポッティングは神)
~0:53
「どうして」パートだ。
前回の未央CP合作でもこういう文言を使った記憶があるので、おそらく「問い」の物語が好きなのだと思う。ピアノから始まる音楽はイントロだけで夢中になってしまうな…
細かいこだわりを言うと最初に映る速水奏は「エンドレスナイト」、映画館からの帰路の一枚である。
~1:20
サカナクションの「エンドレス」で作ろうと思って最初に思いついたシーン。
「スターウォーズEP8 最後のジェダイ」とか「市民ケーン」であったりをイメージした。
繰り返される問いを残すことは、"バラのつぼみ"なのかもね。
誰かを笑う人の後ろにもそれを笑う人
それをまた笑う人
と悲しむ人
達観したような歌詞が二人の持つどこか俯瞰な視点と被って気に入っている。
~1:50
椎名林檎と宮本浩次の「獣ゆく細道」PVからの着想。
鏡というモチーフの扱いやすさに気づいてしまったけど他に演出は思いつかない。(じゃあ扱いやすくないのでは?)
一つ一つのセリフは気に入っているもののリズムを気にしすぎて全く読めなくなってしまった。毎度やってしまう。
~2:19
珍しく作ってる最中に「やりすぎか…?」と思った箇所で(基本作ってる最中はテンションが上がっている)、原曲ではおそらくテレビの音声をサンプリングしたものが流れていて、その上に先述のはやくみおっ!で紹介した映画のセリフと ついでに個人的に好きな映画のセリフを重ねている。
字幕をつけたりしてみたけどそこまでやるとほんとにやりすぎだった。
引用元をバラすと「ベイビー・ドライバー」「桐島、部活やめるってよ」「地球に落ちてきた男」の3本、それから「ひそひそ星」「スターウォーズEP5 帝国の逆襲」「セッション」「T2トレインスポッティング」の4本から。
好みだけじゃなく彼女たちに引っかかっていてほしいセリフを選出したので、聞き取って答え合わせをしたりすると楽しいのかもしれない。
どれも最高の映画だから…見ろ!!!!!
~2:32
ちゃんとした形で二人を一緒に映すのはここが最初になるのか…(見返してて気づいた)
「月と星」ってモチーフの分かりやすさもこの二人の好きなところだ。
この曲の「世界に色をつける」という歌詞が好きで、このシーンでは少しづつ色調を濃くしている。
~2:45
大サビ。
カット数が多い映像が好きなのだが今回の前半はめちゃくちゃ少なかったように思う。ここからグワッと増えるので気持ちが良かった。
技術的な話をしろと言われていたのでちょっとすると、オブジェクトの明るさを落とした上にライトの逆光をかけるとこういう加工になる。最近のお気に入りだ。真っ暗になるギリギリまで暗くしても大丈夫。ジョルジュ・好きな画を…みんなも作ろう!!!
~2:48
「エンドレス」は自罰的な側面のある歌詞だ。
http://j-lyric.net/artist/a04d6c9/l0264b2.html
自分自身が取るに足らない存在であることに気付き、その上で そうであろうとも「指をさす」のだ、と。(個人的な解釈ではある)
演じている自分に気付き、そこに対する迷いに気付き、自らの進む道を見出し、似た者同士が互いに指をさす…美しくないですか?
ここはenoughのワンフレーズの引用。未央と奏の目指すスタンスと重なる。
~3:07
今回の企画は本来「2分程度」というレギュレーションだったのだが、めちゃくちゃな無理を言って伸ばさせてもらった。提出の2日前に30秒伸ばすな〜〜〜〜!!
遅刻までしているのでEMIONEM Pには足を向けて眠れない。最高の企画をありがとうございました。ほんと…ご迷惑をおかけして………
速水奏と本田未央は様々なドラマを秘めているのにも関わらず本当に絡まない。公演イベントに一緒に出たりしたらもう最高なのだが………
みんなで可能性を探して、どんどん広げていって、いつか公式に、、、しような、、、
はやくみおっ!は今後も続けていくので応援してもらえると嬉しいです。
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